ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

一心行の桜

2011年04月15日 | 日記(?)
先日、世界一周中にペルーのリマの宿で知り合った友人が来た。
彼とは、鹿児島で一度、名古屋で一度、毎年一回会っては飲んでいる。
 
今回は長崎から熊本佐賀を旅行ということで寄ってくれた。
熊本市内の居酒屋で久しぶりに会って、彼のスペイン旅行の話など聞いた翌日、
自分の車で阿蘇を案内した。
阿蘇山上は硫黄ガスが多く、火口見物ができないので諦め、南阿蘇の方に降りた。
 
丁度、テレビでもよく放映のある「一心行の桜」が満開だったので、そこに行った。
この桜は約450年ほどの古木で、山桜である。

日本の桜の銘木紹介では必ずと言っていいほど紹介される有名な桜なのだが、
自分はまだ見たことがなかった。
我が家から30分くらいのところにある気安さから、いつでも行けると高をくくって10数年、
それともう一つの理由は車の混雑が嫌いというのがある。
そんなこんなで初めての一心行の桜見物。
 
平日の月曜日にもかかわらず、雲一つ無い青空のせいか、多くの人が訪れていた。
この桜の木は数年前に台風だったか、災害で枝が折れ、立ち姿が今ひとつバランスが悪くなったが、
それでもびっしりと花をつけ、穏やかに咲き誇っている姿は見事だった。
友人もたいそう喜んでくれて、案内する方もホットしたものだ。
 
菜の花と桜と青空のコントラストが美しい。
 
その後時間があったので、高森の千本桜もついでに見てきた。
九十九曲がりという、つづら折りの道沿いに植えられた桜の木々はほぼ満開で、
なかなか風情のある景色だった。
 
昨年は、東京・名古屋・大阪・奈良・姫路・広島と桜を満喫してきたが、
今年は地元の桜を満喫することになった。
わざわざ阿蘇まで来てくれたOさんのおかげです。ありがとう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の高菜 | トップ | チェンライでの事件 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記(?)」カテゴリの最新記事