さて、入院生活で感じたこといろいろ。
30数年近い昔、目の手術で入院したことはあるが、入院はそれ以来である。
物珍しいことや初体験もいろいろとあった。
まず、ナースコールについて。
看護師さんは大変だなぁと思わずにはいられない。
ナースコールが多いのは、時間帯があって、食事の前後に集中する。
朝早いときは、5:30くらいから7:00くらいまで、ひっきりなしになっている。
阿蘇医療センターのナースコールは、2種類の音楽で、
多分東側と西側という風に病室の位置で音楽の種類が分けてあるのだろうと思う。
看護師の数は限られているので、対応しきれずに30秒ほど鳴り続けていることもある。
高齢者が多いのも関係があるのかもしれない。
歳を取ると、こらえじょうね(熊本弁で、辛抱する気持ち)が無くなるのだ。
ちょっと待てができない。
最近のナースコールは音楽もさりながら、看護師さんの持っている携帯機器で止めることができるのだ。
進んでるなぁ。
次に男子用尿器。昔は溲瓶と言っていた。
手術後は、先に書いたように各種チューブ等で繋がれているので、寝たままの状態。
ということは、尿は尿器で取らねばならない。
まずは下半身だけ横向きになって、細君に頼んで、先っぽから半分くらいを尿器に差し込んでもらい、
その状態で尿をするのだが、最初はなかなか出ない。
そういう姿勢で出したことがないので、上手く力が伝わらないのだ。
最初は失敗。多分もっと尿意が強くなれば出るだろうということで、
2時間後くらいにはうまくいった。
男の場合、自分のものは自分でつまんで用を足す、という習慣がついているので、
たとえ細君であってもひょいと摘まれて、尿器に誘導されるというのは微妙な感覚なのである。
それでも点滴をしているし、出るものは出る。諦めてお任せするしかないのだ。
こんなときは、俺は病人なんだからと開き直るのが精神的には一番いい。
次に看護師さん。
あんなによくしてくれたのに、もし辛口なところがあったらお許しを。悪気はありません。
看護師さんにもいろんな人がいて、そりゃあまあ、患者様もいろいろですから致し方ありません。
天使にも出会いましたが、もうちょいな天使もおりました。
寡黙で無愛想な天使(男ですけど)もいれば、饒舌でおしゃべり好きの天使もおります。
総体的に、旧中央病院の時よりは、病院の教育が行き届いたという感じで、
タメ口天使もほとんどいなくなって(時には勘違い屋さんが)います。
ただ入院して1日中病室で過ごしていると、看護師さんの仕事の大変さだけはよく分かります。
勤務時間もばらばらで、よく身体が保つなぁと感心してしまいます。
私なんぞは、気が弱いから、なるべくお手数かけまいと努力しておりましたが、
遠慮会釈無くお手数をかける患者様もいるのでして、
それでも小言一つ言わず、笑顔を絶やさず、対応してくれる(ない人も時にはおります)のです。
私の病状の進行状況も看護婦さんがいち早く先生に進言してくれて、おかげで早期の手術ができたのです。
感謝こそすれ、苦言を呈するようなことは何一つありません。
本当にお世話になりました。
これをもって、今回の入院生活の顛末を終わります。
30数年近い昔、目の手術で入院したことはあるが、入院はそれ以来である。
物珍しいことや初体験もいろいろとあった。
まず、ナースコールについて。
看護師さんは大変だなぁと思わずにはいられない。
ナースコールが多いのは、時間帯があって、食事の前後に集中する。
朝早いときは、5:30くらいから7:00くらいまで、ひっきりなしになっている。
阿蘇医療センターのナースコールは、2種類の音楽で、
多分東側と西側という風に病室の位置で音楽の種類が分けてあるのだろうと思う。
看護師の数は限られているので、対応しきれずに30秒ほど鳴り続けていることもある。
高齢者が多いのも関係があるのかもしれない。
歳を取ると、こらえじょうね(熊本弁で、辛抱する気持ち)が無くなるのだ。
ちょっと待てができない。
最近のナースコールは音楽もさりながら、看護師さんの持っている携帯機器で止めることができるのだ。
進んでるなぁ。
次に男子用尿器。昔は溲瓶と言っていた。
手術後は、先に書いたように各種チューブ等で繋がれているので、寝たままの状態。
ということは、尿は尿器で取らねばならない。
まずは下半身だけ横向きになって、細君に頼んで、先っぽから半分くらいを尿器に差し込んでもらい、
その状態で尿をするのだが、最初はなかなか出ない。
そういう姿勢で出したことがないので、上手く力が伝わらないのだ。
最初は失敗。多分もっと尿意が強くなれば出るだろうということで、
2時間後くらいにはうまくいった。
男の場合、自分のものは自分でつまんで用を足す、という習慣がついているので、
たとえ細君であってもひょいと摘まれて、尿器に誘導されるというのは微妙な感覚なのである。
それでも点滴をしているし、出るものは出る。諦めてお任せするしかないのだ。
こんなときは、俺は病人なんだからと開き直るのが精神的には一番いい。
次に看護師さん。
あんなによくしてくれたのに、もし辛口なところがあったらお許しを。悪気はありません。
看護師さんにもいろんな人がいて、そりゃあまあ、患者様もいろいろですから致し方ありません。
天使にも出会いましたが、もうちょいな天使もおりました。
寡黙で無愛想な天使(男ですけど)もいれば、饒舌でおしゃべり好きの天使もおります。
総体的に、旧中央病院の時よりは、病院の教育が行き届いたという感じで、
タメ口天使もほとんどいなくなって(時には勘違い屋さんが)います。
ただ入院して1日中病室で過ごしていると、看護師さんの仕事の大変さだけはよく分かります。
勤務時間もばらばらで、よく身体が保つなぁと感心してしまいます。
私なんぞは、気が弱いから、なるべくお手数かけまいと努力しておりましたが、
遠慮会釈無くお手数をかける患者様もいるのでして、
それでも小言一つ言わず、笑顔を絶やさず、対応してくれる(ない人も時にはおります)のです。
私の病状の進行状況も看護婦さんがいち早く先生に進言してくれて、おかげで早期の手術ができたのです。
感謝こそすれ、苦言を呈するようなことは何一つありません。
本当にお世話になりました。
これをもって、今回の入院生活の顛末を終わります。
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