平成27年12月7日(月)
いよいよ今回旅行のハイライト、ボロブドゥールのサンライズを見に行きます。
4時にモーニングコールがありました。寝ぼけ眼をこすって着替えます。
4:30フロント集合し、スタッフの案内で遺跡に続く道に出ます。
階段の登り口まではホテルスタッフが立って案内しています。
マノハラホテルの役目はそこまでで、23$はぼったくりではないでしょうか。
と思いましたが、その多くは、時間外に遺跡見物客のために働く遺跡スタッフの人々に渡るのでしょう。
マノハラホテルを通さないとサンライズツアーはできないように聞いておりましたが、
そんなことはありません。続々と観光客がやってきます。
ただ、マノハラホテルと一声かけると、他の観光客より優先的に入場できました。
懐中電灯の明かりを頼りに最上階に上っていきます。
星明かりでそんなに暗くはありません。良いサンライズが拝めそうです。
この時期のインドネシアは、既に雨期に入っているのですが、朝から降ることは滅多にありません。
午後も少し遅い時間から降り始めることが多いのです。
日の出は5:30前後。
空が白み始め、やがて太陽の赤みが雲を破って空を染めてきます。
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遺跡の正面、下の参道方向には遙か向こうに富士山にも見える端麗な山が二つ並んで聳え、
周りの集落があるくぼみには、うっすらと雲海が浮かんでおります。
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それら全てが素晴らしいサンライズです。
10年の時を経て、ついに見ることができたボロブドゥールの日の出。
N氏と十分に楽しんだあと、朝靄を裂いて降り注ぎ始めた朝の陽光の中、マノハラホテルに帰ります。
一度部屋に帰った後、朝食に出ます。
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一流ホテルの割には、それほどでもないビュッフェで食事をしたあと、チェックアウトします。
町のバスターミナルまで送ってくれるように言ったら、馬車を手配しますと。
う~ん、送ってくれないのね。馬車は20,000RPだそうで、仕方ないね、結構距離あるし。
レセプションのお姉さん2人の写真を撮って、馬車に乗り込みます。
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マノハラホテル。総合的にはなかなか良いホテルでした。
町が少し近ければ、もう少し楽しめたんですが。
8:30、馬車を降りると、早速「ジョグジャカルタ」とバスの呼び込みがあります。
もう8割方乗客が乗ったバスが待っています。ほぼ強引に乗せられて出発を待ちます。
バス代で2人分50,000RP札を出すと、おつりをくれません。
ホテルで確認しているので、一人20,000RPに間違いはないのですが、
3回くらい言いあって諦めました。不毛な遣り取りを続けると、本当にストレスがたまるのです。
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出発して10分過ぎたくらいでしょうか。
ボロブドゥールから幹線道に出る三叉路の信号手前でバスが停車したまま動きません。
乗客全員降ろされて、強い日差しの中道路脇に放られます。
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青年が居たので、「何事だ?」と訊くと、「タイヤのトラブルらしい」と答えてくれた。
待つこと10分以上、修理ができて再出発。
その後はバスは結構かっ飛びまして、ジョグジャの北にあるジョンボルバスターミナルには1時間20分ほどで着きました。
車掌や運転手が、ここが終点だという風に頷いて、トランスジョクジャはあっちだと指さしで教えてくれました。
2人で10,000RPボッタクッタんだから、その程度のサービスはしなくっちゃなぁ。
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そこから1Aのバスに乗りマリオボロ停留所を目指します。料金は、3,600RPに値上がりしていました。
停留所のスタッフもバス内の車掌も、マリオボロと言っておけばバスの番号や停留所で声をかけてくれます。
皆親切です。インドネシアはそういうフレンドリーさが豊かで見知らぬ旅行者には良いところです。
そうやってマリオボロの停留所で降りたあと、すぐそばのホテル入り口にある両替所でTC(トラベラーズチェック)の両替に挑みます。
しかし1軒目では敢えなく撃沈。
取り敢えずチェックインしましょうと、ネオホテルに行きます。
ネオマリオボロホテルはまだ新しい、良い感じのホテルです。フロント女性の髪には正直驚きましたが。
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今日から4泊は一人部屋です。N氏にものんびりして頂きましょう。
両部屋にはコネクティングドアがあって、丁度その階にいたスタッフにそのドアを開けておいてもらいます。
これで2部屋が繋がりましたので、何かがあっても一安心でしょう。
再度、TC両替に挑戦しに出かけます。
まず、先ほど断られた真向かいにある、旅行者には名の売れた両替屋に行きます。
相当期待していったのだが、やはりここでも撃沈。
ここのスタッフが教えてくれた踏切向こうの銀行を探すが見つからず、
やっと見つかったけれども、そこは両替自体をやっていないとのこと。
しばし休戦して、昼食に行きます。
近くの食堂を覗きますが、ビールがありません。さすがにイスラムの国です。
歩き方にあったマリオボロのモールに入り、3階のフードコートで麺を食べました。
味はまあまあで、やはり東南アジアの麺にハズレはないのですが、量がいまいち足りません。
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昼食後王宮に向かってぶらぶらしますが、今日は月曜日で休館とのこと。
大通りに出て、大きな銀行があったので、再びTCの両替に挑戦します。
女性の行員に、「英語はできるのか」などと侮られながら、話を聞きます。
親切にも、ここではできないが、他の銀行に問い合わせてやると言います。
もうこれ以上歩きたくないほど疲れています。
丁重にお断りして、ペチャで帰ろうと交渉します。
予想通り、30,000RPとふっかけます。その半額がいいところでしょうが、
面倒なので20,000で決着します。
人力のペチャにはじめて乗り、おとな2人には極狭い座席ということを実感します。
ジョグジャの町は一方通行が多く、マリオボロ通りは帰りません。
少し遠回りして若干上り坂を、もう60歳くらいのおじさんが必死で漕ぎます。
気の毒だったので、降りてから10,000RPチップをあげたら、感極まって喜んでくれました。
ホテルに6時までは休憩ということで、N氏は洗濯。私は休息。
夕食はビールを飲みたいので、歩き方にある観光客向けのレストランに行きます。
料金はあまり高くありません。ともかくビールがあります。
やっとありついたビンダンビールの大瓶を2本飲んで、やっと食事した気分になりました。
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一度ホテルに帰り、雨の中、タクシーを呼んで貰ってラーマヤナの舞踊劇を見に行きます。
タクシーの運ちゃんが、最低25,000RPと言います。
これも面倒なので、OKOKと言っておきます。
実際のメーターは、18,000RPでした。タクシーは実に安いのです。
帰りは、14,000RPで帰ったくらいですから。
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ラーマヤナの舞踊劇は結構見がいのあるショーでした。
お姫様がちょっと肉感的過ぎて、そっちに気を取られるのはいささか問題でしたが。
今日は歩きすぎで二人とも疲れました。早く寝ましょう。
いよいよ今回旅行のハイライト、ボロブドゥールのサンライズを見に行きます。
4時にモーニングコールがありました。寝ぼけ眼をこすって着替えます。
4:30フロント集合し、スタッフの案内で遺跡に続く道に出ます。
階段の登り口まではホテルスタッフが立って案内しています。
マノハラホテルの役目はそこまでで、23$はぼったくりではないでしょうか。
と思いましたが、その多くは、時間外に遺跡見物客のために働く遺跡スタッフの人々に渡るのでしょう。
マノハラホテルを通さないとサンライズツアーはできないように聞いておりましたが、
そんなことはありません。続々と観光客がやってきます。
ただ、マノハラホテルと一声かけると、他の観光客より優先的に入場できました。
懐中電灯の明かりを頼りに最上階に上っていきます。
星明かりでそんなに暗くはありません。良いサンライズが拝めそうです。
この時期のインドネシアは、既に雨期に入っているのですが、朝から降ることは滅多にありません。
午後も少し遅い時間から降り始めることが多いのです。
日の出は5:30前後。
空が白み始め、やがて太陽の赤みが雲を破って空を染めてきます。
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遺跡の正面、下の参道方向には遙か向こうに富士山にも見える端麗な山が二つ並んで聳え、
周りの集落があるくぼみには、うっすらと雲海が浮かんでおります。
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それら全てが素晴らしいサンライズです。
10年の時を経て、ついに見ることができたボロブドゥールの日の出。
N氏と十分に楽しんだあと、朝靄を裂いて降り注ぎ始めた朝の陽光の中、マノハラホテルに帰ります。
一度部屋に帰った後、朝食に出ます。
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一流ホテルの割には、それほどでもないビュッフェで食事をしたあと、チェックアウトします。
町のバスターミナルまで送ってくれるように言ったら、馬車を手配しますと。
う~ん、送ってくれないのね。馬車は20,000RPだそうで、仕方ないね、結構距離あるし。
レセプションのお姉さん2人の写真を撮って、馬車に乗り込みます。
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マノハラホテル。総合的にはなかなか良いホテルでした。
町が少し近ければ、もう少し楽しめたんですが。
8:30、馬車を降りると、早速「ジョグジャカルタ」とバスの呼び込みがあります。
もう8割方乗客が乗ったバスが待っています。ほぼ強引に乗せられて出発を待ちます。
バス代で2人分50,000RP札を出すと、おつりをくれません。
ホテルで確認しているので、一人20,000RPに間違いはないのですが、
3回くらい言いあって諦めました。不毛な遣り取りを続けると、本当にストレスがたまるのです。
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出発して10分過ぎたくらいでしょうか。
ボロブドゥールから幹線道に出る三叉路の信号手前でバスが停車したまま動きません。
乗客全員降ろされて、強い日差しの中道路脇に放られます。
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青年が居たので、「何事だ?」と訊くと、「タイヤのトラブルらしい」と答えてくれた。
待つこと10分以上、修理ができて再出発。
その後はバスは結構かっ飛びまして、ジョグジャの北にあるジョンボルバスターミナルには1時間20分ほどで着きました。
車掌や運転手が、ここが終点だという風に頷いて、トランスジョクジャはあっちだと指さしで教えてくれました。
2人で10,000RPボッタクッタんだから、その程度のサービスはしなくっちゃなぁ。
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そこから1Aのバスに乗りマリオボロ停留所を目指します。料金は、3,600RPに値上がりしていました。
停留所のスタッフもバス内の車掌も、マリオボロと言っておけばバスの番号や停留所で声をかけてくれます。
皆親切です。インドネシアはそういうフレンドリーさが豊かで見知らぬ旅行者には良いところです。
そうやってマリオボロの停留所で降りたあと、すぐそばのホテル入り口にある両替所でTC(トラベラーズチェック)の両替に挑みます。
しかし1軒目では敢えなく撃沈。
取り敢えずチェックインしましょうと、ネオホテルに行きます。
ネオマリオボロホテルはまだ新しい、良い感じのホテルです。フロント女性の髪には正直驚きましたが。
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今日から4泊は一人部屋です。N氏にものんびりして頂きましょう。
両部屋にはコネクティングドアがあって、丁度その階にいたスタッフにそのドアを開けておいてもらいます。
これで2部屋が繋がりましたので、何かがあっても一安心でしょう。
再度、TC両替に挑戦しに出かけます。
まず、先ほど断られた真向かいにある、旅行者には名の売れた両替屋に行きます。
相当期待していったのだが、やはりここでも撃沈。
ここのスタッフが教えてくれた踏切向こうの銀行を探すが見つからず、
やっと見つかったけれども、そこは両替自体をやっていないとのこと。
しばし休戦して、昼食に行きます。
近くの食堂を覗きますが、ビールがありません。さすがにイスラムの国です。
歩き方にあったマリオボロのモールに入り、3階のフードコートで麺を食べました。
味はまあまあで、やはり東南アジアの麺にハズレはないのですが、量がいまいち足りません。
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昼食後王宮に向かってぶらぶらしますが、今日は月曜日で休館とのこと。
大通りに出て、大きな銀行があったので、再びTCの両替に挑戦します。
女性の行員に、「英語はできるのか」などと侮られながら、話を聞きます。
親切にも、ここではできないが、他の銀行に問い合わせてやると言います。
もうこれ以上歩きたくないほど疲れています。
丁重にお断りして、ペチャで帰ろうと交渉します。
予想通り、30,000RPとふっかけます。その半額がいいところでしょうが、
面倒なので20,000で決着します。
人力のペチャにはじめて乗り、おとな2人には極狭い座席ということを実感します。
ジョグジャの町は一方通行が多く、マリオボロ通りは帰りません。
少し遠回りして若干上り坂を、もう60歳くらいのおじさんが必死で漕ぎます。
気の毒だったので、降りてから10,000RPチップをあげたら、感極まって喜んでくれました。
ホテルに6時までは休憩ということで、N氏は洗濯。私は休息。
夕食はビールを飲みたいので、歩き方にある観光客向けのレストランに行きます。
料金はあまり高くありません。ともかくビールがあります。
やっとありついたビンダンビールの大瓶を2本飲んで、やっと食事した気分になりました。
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一度ホテルに帰り、雨の中、タクシーを呼んで貰ってラーマヤナの舞踊劇を見に行きます。
タクシーの運ちゃんが、最低25,000RPと言います。
これも面倒なので、OKOKと言っておきます。
実際のメーターは、18,000RPでした。タクシーは実に安いのです。
帰りは、14,000RPで帰ったくらいですから。
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ラーマヤナの舞踊劇は結構見がいのあるショーでした。
お姫様がちょっと肉感的過ぎて、そっちに気を取られるのはいささか問題でしたが。
今日は歩きすぎで二人とも疲れました。早く寝ましょう。
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