ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

やっと来ましたジャワ島 2

2015年12月28日 | インドネシア2015
12月6日(日)

朝7時にはレストランで朝食を頂きました。空港へのシャトルは8:00です。
ビュッフェの朝食はたいしたものはないけど十分ではあります。


オーチャーズホテルの朝食

チェックアウトをするとき、カードで支払っていたデポジットの200,000ルピー(RP)の返還精算をして、
シャトルの係にターミナル1のCゲートで降ろすよう確認します。
このホテルは、デポジットがあるのがいただけません。
ホテルから空港へは一方通行の近回りの方でしたので、ゲートまで10分弱で到着しました。

ジョグジャまでの国内線は、ライオンエアーの系列で、バティックエアーです。
LCC航空会社ですが、フルサービスで機体も新しい会社でした。
水と菓子パンのサービスまであります。たった45分くらいのフライトなのですが。
往復で9,000円くらいの料金です。チケットはネットで取れます。お勧めの航空会社です。


機内

結構新しい機材です

さて、順調にジョグジャの空港に着きました。
一歩出るとタクシー攻勢です。
事前に今夜泊まるマノハラホテルとメールの遣り取りで出迎えに来てもらうことになっていました。
しかしどんなに探してもネームボードを持った出迎えはいません。


ジョグジャの空港待ち合わせスペース

ほとんどの客が捌けても来ないので、インフォメーションに行って、マノハラに電話してもらいます。
これが通じません。仕方なく、館内放送をしてもらい、5分ほど待つけど来ません。
結局諦めて、インフォメーションスタッフに礼を言って、タクシー窓口に行きます。
ボロブドゥールのマノハラホテルまでと訊くと、料金表を見せてくれました。
250,000RPです。マノハラのサービスより100,000RPも安いではありませんか。
速攻で決めてタクシーで向かいます。外は雨です。

※このタクシー窓口は、バゲッジクレームを出て、出迎えのいるスペースの右側の4つ目くらいのブースで、窓口上部にTAXIと書いてあります。
ここが一番安く安心だと思われます。客引きは交渉次第ですが、料金表がきっちり表示されるのがいいです。

タクシーの運ちゃんは幾ら貰っているのか知りませんが、町中の渋滞をすり抜け、
それでも約40キロ1時間の行程で、日本円の2,500円では気の毒なくらいです。
降りるときに30,000RPをチップで渡すと、とても喜んでくれました。

マノハラホテルはリゾート的なホテルです。
スタッフも何となく街中のホテルとは違うんだぞと言う、矜恃みたいな感じがあります。
フロントでピックアップの件を質しましたが、予約は入ってないと言います。
いずれにしろ水掛け論です。何より1,000円も安く来られたのですから、何の文句がありましょう。

フロントで、まずは翌朝のサンライズツアーに申し込んで、
部屋のキーのほかに、朝食券とビデオ視聴券さらに翌日まで有効なボロブドゥールへの通行券が一式綴りの券をもらいます。
マノハラホテルの宿泊客はボロブドゥールの入場券がフリーなのです。
そう考えると、約9、000円のツイン宿泊料が実質5,000円になり、相当お得です。

部屋はそれほど広くはないが、テラスもついているまずまず高級そうなホテルです。
敷地はボロブドゥールのある遺跡公園の中にあり、やたらと広くとても気持ちのいいホテルです。


部屋のテラス

室内

荷物を置いて、早速遺跡を見に行きます。
歩いて10分もかからない距離です。通行券を見せる必要もなく、遺跡に着きます。
10年来の念願であるボロブドゥールは圧倒的な質量で目の前にあります。
重量感のある大きさで聳えています。


宿の敷地から既に遺跡が見えます


圧倒的な存在感です




回廊を巡る途中であった女性たち。本当に可愛い娘ばかりです

アンコールワットの大きさとは全く異なる質の大きさです。
取り敢えず、第二回廊までを一周して、のんびりと観光客などを眺めながら帰ります。
宿に帰り、レストランでビール(大瓶1本700円にはびっくり)を飲み、
視聴覚部屋で丁度上映中だった日本語版の遺跡ガイドビデオを見て部屋に帰ります。

N氏はまだ見たりなかったのか、再度遺跡に行くと言って出かけました。
私はワイファイの設定やなど細々したことを片付けるために部屋に残り、しばし休憩します。
1時間ほどでN氏が帰り、しばし共に休憩の後、早めの夕食に出かけます。
私は機内のパンを食べなかったので、昼食抜きです。

ビンダンビールとナシゴレン、鶏肉の甘醤油な味付けの揚げ物と白飯。
味はまあまあで、料金はさすがに高いですが、吃驚するほどではありません。


味はよかったですよ

しかしこれだけの規模のホテルにしては食事客は極端に少なく、
いったい、皆どこで夕食を摂っているのでしょう?
町まで行くにはいささか遠いし、夜に出歩くような所でもないようですし、分かりません。

ちょっとだけセレブな感じでゆっくりと食事を摂り、ビールもお代わりして、
タクシー代が100,000RPも浮いたんですから、贅沢致しましょう。

静かに暮れゆくリゾートホテルを味わいながら、早めに寝ます。
明朝は午前4時のモーニングコールです。
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