ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ゴールデンウィークに神々の里へ

2011年05月04日 | 日記(?)
ゴールデンウィークは8日までとすると、中日に入ってきた。
ここ阿蘇は観光客が訪れる所で、迎え入れる立場だ。
こういう時の道路の混雑具合がしっかり分かっているので、
車で出掛けようなどと思うことは全くない。

ところが、今年は上さんの従兄弟夫婦が東京から来て、
高千穂の方に行きたいというので一緒に出掛けた。
旦那さんの方が、十数年前に来たとき慌ただしく観光したが、ボートに乗れなかったのを悔やんでいて、
今回はどうしてもボートに乗るのだと言って行くことになった。

阿蘇からは山都町の蘇陽地区から五ヶ瀬町を抜けるルートを取り、
二上山のあけぼのツツジを見ようという算段だ。
登山口に車を置いて、なだらかな丘陵を行くとあけぼのツツジの木はあるのだが花がほとんど無い。
毎年来る人たちがいて、その人たちによれば、この時には下から見ても山がピンク色にみえるらしい。



しかし今年はどういう理由でか、ほとんどの木に花が無く、
あったとしてもポツリポツリという感じに咲いているだけである。
花はピンク色で、普通のツツジより花びらが大きく、可憐な花だ。
これらが全て満開だったら随分華やかだったろうにと、残念だった。
だが、ここでは驚いたことに、知人友人に2組も会って、びっくりした。
ここに来る前に近くのお寺で石楠花を見に行き、そこでも知人に会って、偶然が3回続いたことになる。

2時過ぎに高千穂に着き、既に駐車場は近いところから満杯で、
車を駐めてシャトルバスで高千穂峡に行く。
早速ボート乗り場に行くと、3時間30分待ちで、既に受付締切だった。
以前来たのは休日だったが、待ち時間もなく乗れたのにと、見通しの甘さを思い知った。
翌朝の予約は当日朝から来てすることになっていて、
最初の客が7:30発のなので、7時前に来ればいいだろうと話したが、
どうしてもボートに乗りたい旦那さんの方は、
その夜飲みながら、「いやもっと早く行って7:30の予約を取る」と宣言。



翌朝、彼は宣言通りに宿から歩いてボート乗り場に着いたのが6時過ぎ。
既にその時、20台以上の車が来ていて、7:30発は無理で、次の回の8:00になりそうだとメールが来た。
そこで我々3人は先に朝食を摂り、7:50に妻2人を私が車で送り、駐車場満杯なのでホテルに帰る。
8:30に終わったの連絡を受けて、再度迎えに行った。
その後旦那の方は朝食を摂り、しばし休憩してホテルを出た。
本当にご苦労さんでした。

ゴールデンウィークに観光地に出掛けたことがなかったので、
これほどに大変なのかと、この渋滞と混雑の中に出掛けなければならない家庭と
特に、父親に深く同情申し上げたい。

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