ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

絶品の豆腐と油揚げ

2014年07月07日 | 我が絶品シリーズ
さて、この豆腐と油揚げはどこで手に入るのか。
なぜ絶品とまで言えるのか。

まず、絶品と言っても、それぞれ個人的な好みがあるので、そこは了承願いたい。
我が家の家族3人の意見としては絶品!でいいかな。

豆腐はその場で水から出して、例の豆腐容器に入れてくれる。
容器からあふれる大きさで、ずしりと重い。

この豆腐を口に入れると、まずほのかな香りがする。
普通の豆腐にない、少し焦げ臭いとでも言うような香りだ。不快ではない。
驚かされるのはその食感で、柔らかいのに、くしゃっという柔さではなく、
プリッとして柔らかい。プリンのような食感なのである。

塩でもいいが、熊本の少し甘いしょうゆで食べるのがおいしい。
醤油に少量のワサビを溶いて食べても美味い。
合わせる酒は、山梨の「さ々一 純米吟醸 美山錦無ろ過本生」。
十四代を思わせる酒である。
含み香豊かで、無濾過特有のこくもある。

もうひとつの絶品が油揚げ。
初めて購入する人なら、たぶん油揚げとは思わないだろう。
ずっしりと実の詰まったその油揚げは、スーパーでは厚揚げといっても通る。
現に、この油揚げを煮ると水分を含んでほぼ厚揚げの厚さになる。

このずっしり重い油揚げをオーブンで焼いて食べる。
大根おろしをつき合わせてもいいが、醤油だけでじっくり味わいたい。
1枚あれば御飯の1杯は十分食べられる。
だが、これを肴に日本酒を飲む。これまた絶品。

合わせる酒は、福島の「大七 きもと本醸造 一火生詰め貯蔵酒」。
1年冷温貯蔵した酒だ。
繊細だが、生元特有のコクが油揚げに負けない美味さ。
極楽極楽。

絶品豆腐と油揚げの入手先は、下記サイトにてごらんあれ。
http://navikumamoto.com/0967-25-2175/
熊本県阿蘇郡産山村田尻にある志賀食品店。ただし、通販はない。
ちょっと見はローカル色豊かな普通のお店屋さん。豆腐を作っているとは思えない。
中に入ると陳列ケースに豆腐や油揚げの料金が紙に書いて貼ってある。

一度は食べて見る価値あり。画像がないのが残念!
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