ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

5年振りにカンボジア -4-

2025年01月11日 | カンボジア2024
12月19日
午前中は観光を入れている。
シェムリアップでトゥクトゥクや車などのツアーサービスを日本語サイトで提供している
「TeamPaul」にトゥクトゥクを2日間手配してもらっていた。
TeamPaulのツアー料金は格安ではないが、良心的で信頼できる。
Paulさんの奥さんは日本人で、私は5年前に初めてお世話になった時から時々メールの遣り取りをし、
今回も快くツアーの手配をしてもらった。

1日目の今日は、トンレサップ方面へ。
途中、ロータスシルクファームに寄る。
ここではロータスつまり蓮の茎から繊維を取りだし、それで織物を作っている。
5ドルで工房の見学や蓮茶を飲ませてもらい、工房をお姉さんに案内してもらう。
スマホの翻訳ソフトで会話するのだが、スマホに話しかけるお姉さんの緊張振りが面白くて、
ついつい揶揄い気味な会話になって、お姉さんごめんなさい。
ロータスシルクファームの観光は予想外に楽しく、遺跡以外の観光地としてお勧めできる。


工房の案内を待つ間蓮茶を飲む部屋

トンレサップでは観光船には乗らず湖辺を回るだけにした。
その後、プノンクロム遺跡のある山に途中まで登る。
というのも、以前は無料で行けたプノンクロムもアンコールチケットの対象となり、
明日予定しているアンコールワット小回りコースを考えると、2日券が必要になり、
プノンクロムはそれほどの価値がある遺跡とは言えないからである。
途中の山腹から見る風景はそれだけで十分なものだった。


トンレサップ湖畔

プノンクロムの山の中腹から見る

昼にはシェムリアップ市内に帰り、オールドマーケットで降ろしてもらった。
トゥクトゥクドライバーのトーンは人のいい男で、今夜のサーカスのピックアップの時間を確認して去って行った。
しばらくオールドマーケットを見物して、ソックサン通りで再び生ビール0.5ドルを見つけて昼食にする。
私の方は食欲がなく、身体が重くビールも進まない。
宿に帰って洗濯物を持ってホテル近くのランドリー屋に持ち込む。
1㎞ドルで私は2ドル分だった。K氏は2、5ドルで、明日の夕方取りに来いと引換券をくれた。

ホテルに帰っても気分が優れず、咳が酷く微熱もある。午後の自由時間はK氏には一人で行動してもらう。
私はずっと休んでいたが、微熱だが若干熱もあるようで、夜のサーカス見物はK氏だけで行ってもらう。
本当に申し訳ないのだが、送迎はトーンがトゥクトゥクでやってくれるので心配ないからと送り出した。


シェムリアップのカンボジアサーカス

トーンには明日のアンコールワット小回りコースの朝日観光に出る時間を5時に決めて私は部屋で休む。
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5年振りにカンボジア -3-

2025年01月10日 | カンボジア2024
12月18日
シェムリアップへ移動の日だが、夕方の便なので午前中にロンビエン駅に向かう。
途中ドンスアン市場によりぐるっと一周する。
お目当てとなるようなものはなく、ロンビエン駅に行く。
フランスの植民地時代にホン河に架けられたというロンビエン橋を見る。
以前は車も通行できたらしいが、古くなって危険だということで今はバイクのみが通行できる。
ただし、北部方面へ行く列車は日に数本通行する。


ロンビエン橋は相変わらずのバイク洪水

ロンビエン駅を覗くと、ホームには30人程の乗客が列車を待っている。
しばらくすると汽笛が聞こえ、ホームに列車が入り、外国人を含めた乗客が乗り込み、橋を渡って去って行った。
帰りには6月にも寄ったCoffee Aというカフェに入り、私はマンゴースムージー、K氏はヨーグルト何ちゃらを注文。
しばしまったりして、宿に帰り空港へのバス停に向かう。

昼前には空港でのチェックインも済ませ、待合室でゆっくりすることに。
昼食をいろいろ見て回るもののやはり空港内は高い。
一番安いサンドイッチと水を手に入れ、待合室で昼食とする。

シェムリアップにはほぼ定時に着いたが、迎えに来た男がピックアップするはずの車がまだ来ていないという。
20分近く待ってやっと車が来てホテルに向かう。
以前に比べて格段に遠くなった空港からシェムリアップ市内に入ると渋滞模様。
ホテルにチェックインしたのは18時になんなんとする時刻だった。


シェムリアップのホテル

ホテルはソックサン通りに近いチーサタCTSアンコールホテルのジュニアスイート。
まずは夕食をソックサン通りの生ビール0.5ドルの店を探して摂ることに。
フレンチフライなどのつまみを取り、生ビールを数杯ずつ飲む。
締めはカンボジア料理のロックラックで、なかなか美味しゅうございました。


ロックラック(3ドル)

時間が早いので、一応パブストリートに行ってみる。
昨日の歩きすぎでやはり疲れがあり、それ以上足を伸ばせず。
今夜は広くて設備も満点の部屋でしっかり寝よう。

※カンボジアのビザは事前にE-Visaを取っていたので問題なくイミグレーションを抜けた。ただ、入国に際して9月からはE-arriveというアプリを使ってアライバルカード及び税関申告書を入力してQRコードを入手して(紙の申告書はない)これを入国の際に示すようになっていたので、K氏と2人、福岡のラウンジであ~だこ~だと言いながらやっとこさQRコードを入手したのに、実際はそれを見せる場所も機会も全くなくて、一体あの苦労は何だったんだ、といういかにもカンボジア(通達が末端まで行き届いていないという現象ではないかと想像します)という顛末がありました。
※ビザに関してはA4サイズに印刷したものを2枚持参して1枚は入国するとき、1枚は出国するときに出すと言う注意書があるが、ビザ部分だけを切り抜いて、ホチキスでパスポートに留めておくと、これだけで入出国には問題ない。
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5年振りにカンボジア -2-

2025年01月09日 | カンボジア2024
12月17日
朝食会場はホテルにはなく、ホテルが契約しているらしい別の場所にある屋上のレストランに案内された。
何ということもないコンチネンタル風の朝食を摂って宿に帰る。
8時に宿を出て、通りでタクシーを捕まえてホーチミン廟入り口まで行く。
時間が早かったせいか、行列は少なくあまり待つこともなくホーおじさんに再会した。


ホーチミン廟

遠足でしょうか?

ここで一つ吃驚したことがある。
以前は手荷物を預けて、帰りに受け取る必要があったが、
今回はセキュリティのX線装置をくぐらせて、問題がなければ手荷物はそのまま持って行けるようになっていた。
その問題がなんなのかはよく分からないが、多分カメラかな?

次に世界遺産のタンロン城遺跡に行くのだが、マップを見ると歩きでいいくらいの距離なので、マップに入力して歩き始める。
今回はペンタクトWi-Fiのアジア周遊10日間の携帯用Wi-Fiを借りてきた。
6月に持って行ったグローバルWi-Fiに比べるとかなり割安感があり、機能に問題はない。
宅配も返却も無料で、コンビニ払いで利用したが総額4,090円でとても助かった。

閑話休題

今年はタンロン城遺跡も3回目だったが、K氏は初めてなのでゆっくりと見物した。
サイゴン大教会に行くのにタクシーをと思ったが、途中の景観(鉄道沿線の店など)もK氏に見せたくて歩くことにした。


正門

の上から

遺跡を出てすぐ近くにあるカフェでカフェスア(練乳入りベトナムコーヒー)を飲む。
よく混ぜて飲むところを混ぜずに飲んだので、初めは苦く半分以降は練乳の甘さで口内がおかしくなる程だった。
何回ベトナムに来てるんじゃ!何十杯カフェスア飲んだんだ!飲み方ど忘れしてKさんゴメン!


途中で列車のレール沿いにある店を見る

大教会はクリスマスの飾り付けがしてあって、観光客で賑わっていた。

近くに最近オープンしたらしい蟹麺の店で昼食を取り、ホアンキエム湖沿いを歩いてまず宿に。


蟹麺の店は大いに賑わっていた

K氏が7階のデラックスの部屋に移り、荷物を整理して水上人形劇場に向かう。
まだ時間があるので、途中のHanoi Coffee Station という入り口が非常に分かりにくいカフェに寄り、
しばしまったりとコーヒーやシェイクなどを味わう。


こんな所にカフェが?という入り口

美味い!

ビミョ~!

観劇時間は15時だが、10分程前にはもう長蛇の列だった。
K氏が劇場に入るのを確かめて宿に帰りしばし休む。
16時前に劇場に迎えに行き、そのまま行きつけのビアホイに向かう。

半年ぶりのビアホイは開店したばっかりで、客は我々のみ。
まずはビアホイで乾杯し、茹でピーナッツやフライドトーフ等を肴に2人で15杯程飲む。
K氏は日本ではほとんど食べない茹でピーナッツが、慣れると焼いたり揚げたのに比べると、
ピーナッツの本来の味が引き立つと、なかなかの食レポ。
フライドトーフ(揚げ豆腐)も日本のとは若干食感が異なり、外はカリカリ中は豆腐が柔らかく、
これもK氏が絶賛だった。


フライドトーフは私もお気に入り

バイクを路上に停めてちょい飲みのおじさん。飲む方も飲ませる方も誰も咎めない。
イイネ!100個あげましょう

帰りにフォーボー(牛肉のフォー)の名店フォーザチュエンに寄って、夕食はフォーボータイで締めとする。
今日の万歩計は2万歩を超え、さすがに疲れた。
この疲れが身体にかなりのダメージを与えたことをこの後に思い知ることになる。
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5年振りにカンボジア

2025年01月09日 | カンボジア2024
12月16日
福岡空港発のベトナム航空ハノイ便で出発する。
福岡ーハノイはどうやら航路の変更があったようで、
6月に行ったときは4時間少々で着いたのだが、今回はゆうに5時間かかって着いた。
例によって、空港からは86番バスでチャンクアンカイの停留所で降り、
まずは明日の水上人形劇のチケットを手に入れる。
私は6月にきたときに義弟と一緒に見たので、今回連れのK氏には翌日一人で鑑賞してもらうことにした。

次にハプロマートという食料品の小さなスーパーでベトナム産のダラットワインの一番高いのを1本買って宿に向かう。
ブッキングコムで予約したスカイラインホテルに着いたが、ブッキングコム予約上初めてのトラブル発生。
予約したデラックスの部屋が一部屋しかないという。
翻訳ソフトを使って、延々1時間半に及ぶ不毛なやりとりの後、我々は疲れ果てて明日部屋を確保するという言質を取って、
今晩は一部屋は一つ格下の部屋でK氏が辛抱することにした。


初日の夕食はハノイ名物のブンチャー

夕食は水上人形劇の近くでブンチャーを食べるが、腹立ちと疲れであまり食は進まず、K氏には申し訳ないことになった。
帰りにK氏が焼き鳥を挟んだバインミーを買って帰り、シャワーの後に私の部屋でダラットワインを開けて乾杯。
今日予定していたドンスアン市場などの見物は、宿の不毛な時間のせいで何もできず、
明日はビアホイでしたたかに飲もうと約して寝る。
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