Potential of aromatherapy

aromatherapy and golf and movie

夢をかなえる

2015年12月29日 | 雑記
向田邦子の「あ・うん」を読んでいて、何とも大人らしい内容だと
感じました。
40代前半の設定で、あのような人間模様が描けるなんて。

夢を見ることは実に大事なことだというようなあとがきでした。
なのに、あっただろう夢を叶えることなく亡くなりました。

「あ・うん」の主人公たちの年齢は43歳。
今、意識が混濁してただひたすら眠っている患者さんは42歳。
「家に帰りたい。」そういって退院してきたけれども、徐々に動けなくなり
家族の介護のギブアップが宣言されたようです。

訪問中に主治医から電話があり

 「お母さんもお姉さんも、介護が大変だとのことで入院を」

とのことでした。
訪問看護は毎日行かれますが、お金がかかります。
お金の心配もされていました。

でも、入院してもお金はかかります。
でも、24時間の安心感があるのでしょうか。

年を越せるのでしょうか。
家はエレベーターのない3階。
おろすのも大変です。

いつか叶えよう、そう思った矢先に病気になるケースも多いです。
はたして、自分はこれからどんな風に生きていこうと
思っているのか、考えました。
命が、当たり前にある今、たとえば余命が少ない場合
私は何を一番にするのでしょう。


もうすぐ今年も終わります。
誰かがゴルフに行ったり、美味しいものを食べていたり、
美味しいお酒を飲み交わしていたり、そんな様子を
目にすることが増えました。


年末年始の休みが連続してとれている方々が羨ましいです。
これも因果応報、誰しもふだん一生懸命働いているわけです。

私は365連休を夢にします。
いいえ、控えめに3連休でも。


I want to grant a dream.
Now that"I was over 50 years old,Ithink that I have tha dream."