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放射能汚染の気になること

2011年06月10日 | 身辺雑記
放射能漏れで検索すると、様々な記事が出てきます。
以前にも紹介しましたが、2011 年3 月12 日より福島第一原子炉から放出された
放射能雲大気中拡散シミュレーション
を見ると、3月15~16に、静岡・長野・新潟以東の東日本、北海道南部にかけて放射能雲に覆われていました。(↑クリックすると現れる黒い画面の左下の三角を突っついてみてください)

最近になってやっと、放射能汚染が大手メディアで取り上げられ始めました。
しかし、遅いよね。大手メディアの対応って。

静岡製茶検査で本山茶が放射性物質の規制値超え 他の県調査箇所は下回る
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110610/CK2011061002000152.html?ref=rank

長野山積み焼却灰に困惑 進まぬ国の対応
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110610/CK2011061002000114.html?ref=rank

栃木那須塩原の下水処理場、汚泥からセシウム
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001106070003

福島郡山市の下水処理場の汚泥から高濃度セシウム
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110501/dst11050118550020-n1.htm

ところで、私が気になるのは、海洋汚染です。
シュミレーション画像でも解る通り、放射能雲は太平洋へ流れています。
その太平洋で捕れた魚介類の放射能データを、グリーンピースが調べました。
魚貝類、海草に基準値超す放射性物質 グリーンピース
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2802673/7266495
この話は、週刊文春にも載っていましたのでご覧になった方もおいででしょうね。

日本政府の放射能調査は、魚の頭と内臓を取り除き三枚におろした身の部分だけ放射能測定をするそうです。これで、放射能は基準値内だから食べても安全と云う訳です。
器用な日本の調査員だから出来るんでしょうね。

ところが、器用で優秀な調査員でも、シラスの頭と内臓を取り除き放射能測定をすることが出来なかった。
結果、シラスは放射能基準値を超えてしまったので、販売禁止となった訳ですよ。

で、ここからが、私の「放射能汚染の気になること」なんですが、
魚屋さん・スーパーや魚工場(缶詰等の加工品製造)から出たアラのことなんです。

アラは、専門の回収業者さんが居るんです。
魚のアラだけを分別し、リサイクルしています。工場では、加熱・乾燥・分離などの処理を重ね、魚粉・魚油に100%再資源化しています。この魚粉と魚油は、加工されて畜産飼料、養魚飼料、ペットフード、業務用マーガリン原料、石鹸等幅広い分野で有効に活用されています。

どうですか、何か気付きましたか。
有効活用してるんだ!

そこですか!

魚のアラには濃縮された放射能が入っている筈ですよね。
それを、更に濃縮して行ったら随分と立派な放射能が、・・・。

どうですか、あなたは気になりませんか。等とこんな事を書くと風評被害だと云って怒られるのかな~、等と心配な今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。