MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

時間の経過

2008-10-15 00:30:37 | Personal
今日でShinkoさんの展示会が終了しました。
 次回は今週の土曜日より白磁の有田焼の展示会です。
 個人的にとても思い入れのある作家さんです。
 少しでも多くの方にきていただけると嬉しいですね。

1週間も色々とお話をしたりしていたので、
 最後に車で帰られるのをお見送りをするときに、 
 ちょっぴり悲しかったですね。

お互いに頑張りましょうね。
 何度も繰り返しになりますが、
 本当にShinkoさんには頑張っていただきたいものです。

さて 添付画像は何かお分かりいただけますか?
 先日青山一丁目より帰宅したときに(通常が外苑前から地下鉄に乗るのですが)、
 発見したホームにある水道の蛇口です。


何気なく蛇口に目をやると、
 おやっ、洗面台の部分に不思議な模様が。

小石を、赤いセメントのような物で固めた洗面台。
 赤いセメントのような部分が、
 長い時間をかけて、蛇口からの水があたる部分のみが削られて、
 小石が浮き出ています。

ちょろちょろと流れる水道の水。
 しかし何十年もの間水が流れることにより、
 赤いセメントのような柔らかい部分は削り取られ、
 くぼんでしまっているのですね。
 なので小石部分が浮き出て、立体的になっています。
 写真だと分かりづらいのですが、
  蛇口の真下の色が変わった部分が、その箇所です。

勢いのある水はどんどんと石を削り取ります。
 川であるとか、滝であるとか、
  長い年月の経過と共に、水圧で周りの形状を変化させます。

でも身近な、
 そしてあまり使われることの無いホームの洗面台がこのような変化を遂げている。
 水の力というのは凄いのだな。
 どんなに弱い力でも、
  長い年月を経て、影響力を持つ。

洗面台の表面は、
 まるでアイルランドのGiant's Causewayhttp://www.webvider.com/wwm/yashichi/uk001.htmlのミニチュア版の様。

青山一丁目の石の洗面台。
 Giant's Causewayを彷彿させるような、
 神秘的で不思議な、そして時間の経過の力強さを感じさせてくれる洗面台。

どんなに弱い力でも、
 時間の経過で影響力を持つ。
 
ちなみに銀座線の青山一丁目駅、 
 浅草方面のホームにある洗面台です。
 もしご利用されることがあれば、
  是非洗面台も覗いてみてくださいねw。おやっ、って思うはず。
コメント
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