そろそろしつこいですか?!(笑)。
でも色々書きたいことがあるので、
今日も有田焼の話題でして。。。
さて 金曜日は一日準備の日です。
定休日の無い弊店では、営業をしながら準備を始めるのですね。
大きなダンボールが4個到着。。。
どうしよう・・・ 片付ける場所がないんですけれど。。。
焦っても仕方がないので、
黙々と作品を陳列しだします。
その間にもお客様がご来店。。。失礼いたしました。
汗だくになりながら陳列をしているので、
いらしたお客様もびっくり
白磁は白磁でも杉原さんの白磁は陶石から違うとのことです。
以前 陶石が値上がりしていて辛いんですよ。。。などと聞いていました。
杉原さんの使用している原料の陶石は、
陶石の中から少ししかとれない、上質な本当に白い陶石を使っているとのこと。
そのため原料そのものが高いのですね。
物によっては原料を白くするために漂白剤を使ったりするものもあったりするそうです。
しかしそんな原料なんて使いたくない!っと仰るのが杉原さん。
上質な本当の陶石へのこだわりです。
安い白磁などは原料その物が安かったりするのですね。
そのため白磁といいつつ、青味が強かったりするわけです。
それと比べると杉原さんの作品は白いです。
お店にいらして比較してみてください。
有田焼というと赤や青で柄が描かれている器などが一般的ですが、
朝鮮半島から伝わったときには白磁だったのですね。
白磁である場合、素材の良さが白さに差をつけるので、
ごまかしがききません。
いつもグラスなどを作っていただいていますが、
どうしてもB級品がでてしまうのですね。
そのB級品はほんのちょっとだけ気泡の跡が残ったりという程度ですが、
柄物であればごまかせるものであっても、
白磁にとっては致命的です。
綺麗な白磁を作るのは本当に大変なことなのですね。
上質な陶石。
現在採掘する人が数名にまで減ってしまっているそうです。
それはなぜならば、原料が高くなると作品も高くなり、
そうすると売れないので、原料価格を叩かれると、
必然的に採掘する人の取り分が減るのですね。
そうすると 若い人が採掘をするという仕事に魅力を感じず、
採掘する人の人口が極端に減ってしまうのです。
現在採掘をしている人が辞めたら、
白磁を作るための上質な陶石が手に入らなくなるかもしれない・・・。
そんなところまできているのです。
秘かに上質な有田焼の絶滅の危機が迫っているのです。恐っ!
安価な中国製品などが入ってくると、
市場価格が乱れます。
有田焼は本来あるべき価格帯で売られていないのですね。
こんなに上質な陶石を使って作った作家さんのグラスが3千円代ですよ。
そりゃ 元が取れませんよね。
末端まで食べていけるような正式な価格で有田焼のグラスが販売されるとすれば、
恐らく1万円近くするだろうとのことです。
それを3千円代で売っているのです。。。
高い物にはそれなりの理由があるのですね。
「うわっ、高い!!」 と仰る人もいらっしゃいます。
私は軽率に 「高い!」という言葉を発しないように最近気をつけています。
なぜなら 一所懸命努力をして作っている人に失礼になることもあるからですね。
ちなみに杉原さんの作品をご覧頂くときに適切な言葉は、
うわっ、安い!といのが本当は正しいのですね。
なぜならば本来あるべき価格はもっと高いからです。
まあ また長くなってしまうので、
是非お店にいらして白磁の良さをご覧ください。
少しでも多くの人に杉原さんの作品を見ていただけると嬉しいですね。

でも色々書きたいことがあるので、
今日も有田焼の話題でして。。。
さて 金曜日は一日準備の日です。
定休日の無い弊店では、営業をしながら準備を始めるのですね。
大きなダンボールが4個到着。。。
どうしよう・・・ 片付ける場所がないんですけれど。。。
焦っても仕方がないので、
黙々と作品を陳列しだします。
その間にもお客様がご来店。。。失礼いたしました。
汗だくになりながら陳列をしているので、
いらしたお客様もびっくり

白磁は白磁でも杉原さんの白磁は陶石から違うとのことです。
以前 陶石が値上がりしていて辛いんですよ。。。などと聞いていました。
杉原さんの使用している原料の陶石は、
陶石の中から少ししかとれない、上質な本当に白い陶石を使っているとのこと。
そのため原料そのものが高いのですね。
物によっては原料を白くするために漂白剤を使ったりするものもあったりするそうです。
しかしそんな原料なんて使いたくない!っと仰るのが杉原さん。
上質な本当の陶石へのこだわりです。
安い白磁などは原料その物が安かったりするのですね。
そのため白磁といいつつ、青味が強かったりするわけです。
それと比べると杉原さんの作品は白いです。
お店にいらして比較してみてください。
有田焼というと赤や青で柄が描かれている器などが一般的ですが、
朝鮮半島から伝わったときには白磁だったのですね。
白磁である場合、素材の良さが白さに差をつけるので、
ごまかしがききません。
いつもグラスなどを作っていただいていますが、
どうしてもB級品がでてしまうのですね。
そのB級品はほんのちょっとだけ気泡の跡が残ったりという程度ですが、
柄物であればごまかせるものであっても、
白磁にとっては致命的です。
綺麗な白磁を作るのは本当に大変なことなのですね。
上質な陶石。
現在採掘する人が数名にまで減ってしまっているそうです。
それはなぜならば、原料が高くなると作品も高くなり、
そうすると売れないので、原料価格を叩かれると、
必然的に採掘する人の取り分が減るのですね。
そうすると 若い人が採掘をするという仕事に魅力を感じず、
採掘する人の人口が極端に減ってしまうのです。
現在採掘をしている人が辞めたら、
白磁を作るための上質な陶石が手に入らなくなるかもしれない・・・。
そんなところまできているのです。
秘かに上質な有田焼の絶滅の危機が迫っているのです。恐っ!
安価な中国製品などが入ってくると、
市場価格が乱れます。
有田焼は本来あるべき価格帯で売られていないのですね。
こんなに上質な陶石を使って作った作家さんのグラスが3千円代ですよ。
そりゃ 元が取れませんよね。
末端まで食べていけるような正式な価格で有田焼のグラスが販売されるとすれば、
恐らく1万円近くするだろうとのことです。
それを3千円代で売っているのです。。。
高い物にはそれなりの理由があるのですね。
「うわっ、高い!!」 と仰る人もいらっしゃいます。
私は軽率に 「高い!」という言葉を発しないように最近気をつけています。
なぜなら 一所懸命努力をして作っている人に失礼になることもあるからですね。
ちなみに杉原さんの作品をご覧頂くときに適切な言葉は、
うわっ、安い!といのが本当は正しいのですね。
なぜならば本来あるべき価格はもっと高いからです。
まあ また長くなってしまうので、
是非お店にいらして白磁の良さをご覧ください。
少しでも多くの人に杉原さんの作品を見ていただけると嬉しいですね。

