そうなんです。"ya"「ヤー」ってひとつの意味あるスペイン語だったんですよ。
同じ文章を英語とスペイン語の両方で書いたら、スペイン語の方が長くなってしまうのが普通です。文字数も多くなる。だけど意外と短い単語も多いんですよねー。
"ya" もそのひとつですが、短いし、間投詞に見えるし、英語で”イエイ”って言われてるみたいに聞こえます。さほど意味があるとは思えないんですが、実は完了の意味があって「すでに」「もう」と訳されます。間投詞的にも使われて、色々ニュアンスが違うからややこしい。。。
─出かけようとしている夫婦の会話─
夫:¡Ya!(もう行くぞ!)
妻:¿Ya?(えっ、もう?)
夫:¡Ya, ya!(いますぐ!)
妻:¡Ya!(わかったわよ!)
これは極端な例ですが(笑)、状況やトーンによって色々な意味が考えられます。
だからスペイン語って難しい?いやそんなことないですよ。日本語だってよくあることです。
先日、アメリカ人の(日本語の)生徒さんに水族館の大きい魚の写真を見せてもらったのですが、「この魚は日本語で何ですか?」と聞かれ「エイ」と答えました。すると「は?何言ってんだこの先生」と不審そうに自分の辞書で探し始めました。そして「あーあ」と深く納得の声。
おそらく彼女は「自分が魚の名前を聞いてるのに突然 "イエイ" みたいな声を発して、意味わからん」と思ったことでしょう。
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