英語には名詞の働きをする語句のひとつに「to 不定詞」というのがあり、それは「to+動詞の原形」のことなんだそうです。これは日本語で言う「~すること」、つまり日本語文法的には「動詞の辞書形+こと」ですね。
例えば、I like to swim.(私は泳ぐことが好きです)
スペイン語にも「~すること」はあるけど to のような前置詞はつかず、「不定詞」だけでOKです。
例えば、Me gusta nadar.(私は泳ぐことが好きです)
スペイン語では、辞書で探せる動詞の形[nadar:泳ぐ]が「活用していない動詞の原形」であり『不定詞』とも呼ばれています。
今日、中学英語の本『くもんの中学英文法』を読んでいて、この辺は英語とスペイン語と似ているな~と思ったので、ちょっと自分用にメモしています。
To speak English is dificult.(英語を話すことは難しい)
Hablar inglés es difícil.(英語を話すことは難しい)
スペイン語では、Es difícil を頭に持ってきて:
Es difícil hablar español. のような形にすることがよくあります。
つまり「SER動詞三人称単数」+「形容詞」+「不定詞」の構文です。「誰が」ということはなく一般論を語るとき使えます。スペイン語では主語が文末に来ることは珍しくなく、前後を入れ替えても主語は相変わらず「hablar inglés:英語を話すこと」なんだと思います。
なんと英語も前後入れ替えることができるらしいんですが、It is から始まる文にするんですね。『くもんの中学英文法』には「長い主語はあまり好まれません。It is ... to ~(することは…だ)の形を覚えて、使えるようにしましょう。」と書かれていますが、上記の文を It is dificult to speak English. に書き換えると何が主語になるんでしょうかね?(素朴な疑問)
注)私は英語万年ビギナーです。あしからず。
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