群馬県渋川市にある
坂東三十三番札所第十六番 水沢観世音(天台宗)に参りました
水沢寺観音堂は、江戸時代、天明7年(1787年)の建築とされ
正面向拝、軒唐破風は近世建築特有の飾り豪華です
水澤寺仁王門
江戸時代、天明7年(1787年)に完成
一階天井には狩野派の絵師、狩野探雲の絵が見られます
仁王尊と風神・雷神
楼門の上には、釈迦三尊(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)が安置されております
六角二重塔
六地蔵を六角輪転の台座に安置し、二層に大日如来を安置した独特な形式
本堂(観音堂)
ご本尊は十一面千手観世音菩薩
衆生の一切の願を融通し、救いの手を差しのべて下さいます
天井絵
美しい天女は
上半身が人間、下半身が鳥の「共命鳥」(ぐみょうちょう)
共命鳥(命命鳥)の教え
参考に こちら
(本堂の外周りから拝観致しました)
六角二重塔 六道輪廻の相
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀る
装飾が施された木鼻
木部朱塗り、彫刻部極彩色
樹齢約700年 観音杉
龍王辨財天
「此の水は、当水澤観音の霊泉にて、財を成し、病を癒し天寿を全うする事は、龍王辨財天の示す処也」
今にも雨が降りそうなお天気でした
朝一番のお寺さんは静かでゆっくりお参りができました
古刹なお寺に咲いていた清楚なヤマアジサイ種
凛として雨滴を待っている可愛らしさにも存在感があり
良い時間を過ごしました
次は「水沢うどん」へ
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