魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

別子銅山 その周辺

2021-06-02 | 史跡
東平を後にし、道の駅マイントピア別子に。
ところが、カメラの充電切れ…😥



やむなく、このサイトから頂戴した。

週末はマイクロバスが
ここから東平まで
往復しているが

平日は5人以上の予約がないと
走ってくれないので
タクシーを利用したというわけ。

山岳鉱山鉄道の85%の大きさの
復元列車が走っているので
乗車券を購入。



乗客は我々2人だけで
気持ちよく乗っていたのに
5分足らずで終点😮

これで往復1,300円! 高っ!

降りて「入口」と
書かれている方向に歩いて行くと
坑道の入り口にちょんまげ姿の
男性の人形が立っている。



 この時は充電が復活し
 これ1枚だけ撮れた。

この人形のモデルは
有望な鉱床を見つけた
坑夫長兵衛さんで

ここは、1690年(元禄3年)に
最初に銅の鉱脈が発見された所。

皆で歓喜の声を上げたそうで
歓喜坑と名付けられたのだと。

この中では、江戸時代の
鉱山の様子が残されいて

絵・人形・解説パネルなどが
たくさん掲示されていて、よくわかる。

さらに進むと
明治~昭和の鉱山の様子が
ジオラマで再現。

鉱山列車・ケーブル・牛
ベルトコンベアが動いていて
子どもから高齢者まで
よく理解できる。

帰りは電気機関車が先導。

坑内見学は無料なので
乗っている時間はわずかなので
往復1,300円は、まぁ妥当。

コロナ禍以前は、お客さんで
いっぱいだったそうなのに
往復とも乗客は我々2人だけ。

タクシーの運転手さんも
1日に駅と東平を3往復したくらい
忙しかったそうだが

今年に入ってからは
我々を乗せたのが初めてだと👀‼️

あぁ~気の毒。

その後、旧広瀬邸と



邸宅の裏庭に建てられている
広瀬歴史記念館を見学。



広瀬宰平氏は、明治初期に
西洋の進んだ技術を取り入れて
別子銅山を近代化させた人。

それが、現在の新居浜の基礎を作り
日本の近代工業を
推し進めることにつながった。

世界遺産となった
石見銀山は、遠くて
交通の便も悪く
人が多かったこともあり…

とにかく、しんどかった。
それしか記憶にないくらい。

その点、別子銅山は交通の便も良く
見ごたえもあり、景観も素晴らしい。

公害や大規模な労働災害を
起こすこともなく

近代日本を築く上で
多大な役割を果たしたことが
よく理解でき、感動の連続。

「世界文化遺産に」と
あちこちに書かれていたが

ぜひ、なってほしい。
多くの人に見学してほしいと思った。

タクシーでホテルまで運んでもらい
延長時間分の料金を支払い
あぁ~、よかった~。

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