魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

さくら@新居浜市宇高

2021-06-02 | グルメ(外食・中食)
銅山跡巡り後、一休みし
17時過ぎにホテルの1階で合流。

タクシー会社直通電話で
「宇高町の“さくら”まで」と依頼。

すると、後ろから若いホテルマンが

「僕、地元の出身なんですが…
 さくらって居酒屋かなんかですか?」と。

「そう、そこでもう1回食べたかったのが
 新居浜まで来た一番の理由で
 別子銅山も…と、なったんや」

などと話していらたタクシーが到着。

タクシーの運転手さんは若い男性で

「さくらまでは、お客さんを
 運んだことはありませんので…」

と、カーナビを設定。

17:28には到着
18時~の予約なのに、入れてもらえた。

まずは生ビールで乾杯。
通しのナス・トマトの美味しさ!

声も出ず、息もできず
身が固まった。



  塩ゆでの小エビの優しい味  ↑

「小魚の南蛮漬け」を注文したのに
20cmほどの中アジ😮



なのに、骨まで柔らかく
味も優しく清々しい。゛

初めてここの料理を口にした夫は
唸りっぱなし。

ハモのあぶりは、暖かく、サクサク



ボタンエビは活きが良く、甘く



タコサラダのタコはコリコリ
ドレッシングは優しく清々しく



夫は、近畿の行きつけの店で

「こんなのが食べられたら…」とブツブツ。

茶碗蒸しは上品で



ナスは角が立つほどパリッと揚っていて  ↑
味噌は香ばしく、これにも唸らされた。

切子の杯に入っているのは
土佐鶴の生貯蔵酒。

これも、私の人生で飲んだ
酒の中で最高級。

この後、揚げナスの煮漬しも
注文したのに、気付いたら完食。

野菜の天ぷらには
柔らかい皮とヒゲに包まれたベビーコーンや



3連結のソラマメや、程よい粘りと固さの山芋 ↑

これも人生で食べた
天ぷらの中で、最高級!

シメは、もちろん鯛飯。



鯛が小さめだったのか
過去2回食べたほどは感激しなかったが
それでも、十分満足できるおいしさ。

1釜の1/3を夫に
残りを私が完食。
おすましや 
ショウガの漬物なども美味しく

夫は暖かい酒も2合も飲み
超、上機嫌。



私は前回は7年前

「人生の食べ納め、冥途の土産」
のつもりでここまで来たのに

夫は
「絶対にもう1回来る。
 孫に車で連れてきてもらう!」

と、連呼。

店から出るときに板場に目を向けたら
茶髪の若い男性で、20代?

この若さで、この店の味を
受け継いでいる?!

DNA? エピジェネティックス?!

ホテルに帰って
さっきのホテルマンに
箸袋を渡すと ↓



「僕も、行ってみます!」と。

夫は、日中山を歩き回った
疲れもすっかり吹っ飛んだと
上機嫌この上なし。

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