3/21(土)の名古屋施術には
股関節の開きの悪い
生後4か月の赤ちゃんが2人来られた。
1人は女児Aちゃんで
先月の施術時
かなり左股関節の動きが悪いので
今日の予約も取って帰られた。
来週、4か月健診の予定なので
要フォローとなると、とても面倒。
ママは妊娠中、脚の痛みで
立つのも歩くのもつらくなり
妊娠20週で初来室。
つまりこの子は
胎児期から私の施術を受けていた。
20週時の胎児姿勢は
まるでナイキのロゴ!
おまけに逆子。
足で卵膜を蹴破れば
破水して流産しそうな状態だった。
幸い1回の施術でかなり胎児姿勢は改善したが
その後も、病院の検査で
「膝を伸ばしている」と指摘された。
その後も施術とセルフケアを続け
正期産で3Kgオーバーの子を安産。
すぐにマイピーロネオを着け
おひなまきで丸く包んだ。
生後も私の施術を受けに来られ
上手に“まるまる育児”を続けていたのに
胎内での姿勢というものは頑固。
私が施術した後は
股関節の開きはよくなるのだが
しばらくすると
また左脚をピーンと伸ばしてしまう。
これが続けは、来週の4か月健診はヤバイ。
そこで、毎日この操体法をするように
ママに動画撮影を促しながら指導。
★・・・・骨盤のゆがみ方などによって・・・・★
★操体法の仕方が違うのでマネしないでください★
↑
この子はその後に施術した別の男児Bクン。
この子は3カ月半健診で
「股関節は異常なし」と言われたと。
Aちゃんと同じくらい固いのに
男児はレントゲン検査をしても
脱臼とは診断されないし
「男の子は固いものだ」と済まされがち。
でも、放置は危険!
5~6歳で股関節が痛くなり
「ペルテス氏病」と診断されるのは
このタイプのゆがみの子。
なので、Bクンのママにも
この操体法を教え、続けるよう勧めた。
ママに尋ねると
右脇の肋骨の下に、いつも
「足のような硬さを感じていた」と。
胎児の姿勢・脚の形をよく診て
理想的な胎児の姿勢で育つよう
アドバイスすることは
産科医療者の責任だと思う。
歯科医師の方が
きれいな歯並びのためには
良好な胎児姿勢で育てることが大切。
そのためには「マイナス2歳からのケアを!」
とおっしゃっているのにねぇ。
保育士さんの中にも骨盤ケア・“まるまる育児”を
広めていきたいと燃えている人が現れだした。
この保育士さんは 3/21の ↑
トコちゃんベルトアドバイザー試験合格者。
“まるまる育児”を導入予定の園に就職が決まり
今の園を退職するのだと。
新型コロナのような怖い病原体にも勝てる
強い免疫力を持つ、丈夫な人として育つには
胎内からの気配りとケアが大切だと思う。
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