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(新)ベストアルバムを語るわよ!(194)(追悼 Francis "Rocco" Prestia of Tower Of Power)

2020-10-09 11:18:07 | その他のCD

・The Very Best of Tower of Power: The Warner Years

なんか、追悼記事、
追悼絡み記事ばかりになっておりますが、
今回は、途中、脱退などもあったようですが、
オリジナルメンバーで、ベーシストの、
Francis "Rocco" Prestiaさんの
追悼の意味も込めまして、
Tower Of Powerの、2001年に出ていた
"The Very Best of Tower of Power:
The Warner Years"にいたしました。

Tower Of Power、
その名前を初めて知ったのは、
80年代、Huey Lewis & The Newsの
ツアーなどのサポートとして、
ホーンセクションの人たちが、
メンバーとして参加したことで、
知った感じでありました。

ですから、彼らが、どんなバンドなのか、
Roccoという愛称で呼ばれる、
スゴ腕のベーシストがいる
グループであるなんていうことを知るのも、
さらに、そのあとでありましたね。

ただ、この、Hueyたちのサポートで、
ホーンセクションが参加したことで、
彼らが再注目されて、久々に、87年に
"Power"※というアルバムをリリースして、
話題になったなんていうことがありましたが、
そのアルバムで、バンドに復帰したのが、
誰あろう、そのRoccoさんだったんですね。

※ヨーロッパでは、内容が少し違う
 "T.O.P."というアルバムが、前年
 先行リリースされていたようです。

今回のベスト盤なのですが、
Warner Yearsと銘打っておりますので、
当然、Warnerに在籍した、
75年までの曲しか入っておりません。

それ以降の曲が入っている盤としては、
この2年前の、1999年に、2枚組で、
"What is Hip? :
The Tower of Power Anthology"
という盤が出ているようですので、
そちらも、入手したいところであります。

曲は、バンドの代名詞的曲
”What Is Hip?”も収録されている
73年リリースの3rdアルバム
"Tower Of Power"からのカット、
"So Very Hard to Go"にしました。

Hot100では17位、R&Bチャートでは、
最高位11位を記録した、
最大のヒット曲ですね。
ボーカルは、もちろん、
Lenny Williamsであります。



と、思ったのですが、やはり、
Roccoさんの、スゴいプレイも、
堪能せねばなので、こちらの映像も。



R.I.P.