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The Artist : The First & The Final Hit (#18 George Harrison)

2020-11-27 11:06:24 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
18人目は、明後日、11月29日が来ますと、
没後19年になります、
George Harrisonです。
58才で亡くなってしまったのですねぇ。

George Harrison、当然、
初のHot100入りは、The Beatles時代、
No.1になった、62年、"She Loves You"と
また、The Beat Brothers名義で
クレジットされ、シンガー、
Tony Sheridanのバックで演奏していた
"My Bonnie"が初ということに
なるようですが、
ソロとしては、やはりこの曲ですね。
70年、US、UKのみならず、
世界中のチャートで1位になった
"My Sweet Lord"です。



名盤の誉高い、ソロ3作目、
"All Things Must Pass"からのカット。

この曲に関しては、盗作裁判の話など、
いろいろとエピソードがありますが、
リアルタイムでは知りませんので、
ここでは、割愛させていただきます。
詳しく書いてあるサイトは、
いくらでもありそうですしね。(^^;

そして、最後のHot100入りは、
この曲になってしまうんですね。
87年から88年かけてヒットして、
USチャートでは、"My Sweet Lord"以来の
No.1になった"Got My Mind Set On You"
に続くシングル"When We Was Fab"です。



Hot100では、最高位23位、
UKチャートでは、
25位まで上昇していたようです。

"Got My Mind Set On You"は、
James Rayというシンガーが、
60年代にリリースしていた曲の
カバーでしたので、Jeff Lynneと
作ったオリジナル曲である、こちらも、
もう少し、ヒットさせたかった
ところだったでしょうね。

なお、ソロでは、この曲が、
最後のHot100入りでしたが、翌89年、
Traveling Wilburysのシングル
"End of the Line"で、
63位まで上がったのが、
すべてのキャリアの中で、生前、
最後のHot100入りとなったようです。