probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Rescue Me"

2013-02-22 09:51:29 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Rescue Me"です。

まずは、やはりこの曲でしょう。1965年の大ヒット曲、
Fontella Bassの"Rescue Me"です。



いろんな人がカバーしていて、もはや、R&Bクラシックというよりも、
ポップクラシックですよね。音楽ファンなら、知らん方はおられんでしょう。

残念ながら、Fontellaさん、昨年の12月に、72才で世を去ってしまいましたが、
2月に亡くなったDavid Peastonのお姉さんだったんですよねぇ。

Davidが亡くなるまで知らなかったのですが・・・。(^^;


もう1曲の"Rescue Me"は、1980年の、A Taste Of Honey"のR&Bヒットのこちら。



アルバム"Twice As Sweet"からのカットですが、
Popチャートには入らず、R&Bチャートでのみのヒットとなって、
16位まで上がっていたようです。

じつは、この曲のあとにシングルカットされたのが、あの"Sukiyaki"で、
"Sukiyaki"は、3曲目のシングルカットだったみたいですから、
おそらく本人たちも、あんな大ヒットになるとは思っていなかったでしょうね~。


今週のブクオフ。

2013-02-20 19:29:04 | 中古CD

・Voce: Music from Women of the World - V.A.(\250)

いわゆる、アメリカのヒットチャートに登場してくるようなアーティストではない、
Rhino印の、世界中の女性ボーカルを集めたコンピのようです。

Deep ForestやClannadのような有名どころと並んで、
日本の、喜納昌吉&チャンプルーズの、
昌吉さんの妹さんである幸子さんもピックアップされています。すげー。


・Soul Classics - Mica Paris(\250)

2005年に出てた、Mica Parisの、
文字通り、ソウルクラシックを集めたアルバムですね。
ソウルファンなら、知らないと(+д+)マズーな、有名な曲ばかり。

その中から、曲は"Let's Stay Together"にしてみました。
アレンジはAl Greenだけど、歌声はTina Turnerみたい。(^^;


ステキなコンピレーション!(18)

2013-02-19 08:22:27 | その他のCD

・The Best of Bond...James Bond - V.A.(リンク先で試聴はできません。m(_ _)m)

来週は、いよいよアカデミー賞の発表ですなぁ。

ノミネーションが発表になったときは、
『リンカーン』勢絶対優勢と言われていたみたいなのですが、
時間が経つにつれ、意外にそうでもないような噂も流れてきて、
混戦模様になっているようでありますが、どうなりますか、楽しみです。

近年は縮小傾向であった、ミュージシャンによるパフォーマンスも、
今年は、バーブラ・ストライサンドやノラ・ジョーンズが歌うことが決定しているようですし、
また、主題歌賞の本命と言われている、アデルも、"Skyfall"を歌ってくれるみたいですから、
ことしは、ひさびさに、音楽ファンも見逃せないステージになりそうであります。

で、今回は、そんなつながりから、2002年に、『007』の40周年を記念してリリースされた、
その主題歌を集めたコンピレーション"The Best of Bond...James Bond"です。

まあ、詳しい説明は不要と思いますので、そちらは省略させていただきたいと思いますが、(^^;
昨年、50周年を迎えましたので、秋に、追加収録曲数曲の50周年記念盤も出ておりまして、
ファンは、そちらも入手したいところなのですが、"Skyfall"が、まだ未収録なのが、ちと残念・・・。



数多の名曲を持つ007シリーズの主題歌ですが、自分が一番好きなのは、
1983年公開の『オクトパシー』の主題歌だった、Rita Coolidgeが歌った"All Time High"です。

007っぽいところが全くない曲なのですが、リタの、優雅な歌いっぷりが心地よい名曲ではないかと思います。


80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(2)

2013-02-18 10:08:49 | 懐かし洋楽
先日亡くなってしまった、Womack & WomackのCecil Womackは、
あのBobby Womackの実弟としても知られ、
また、パートナーのLindaさんとともに、
優れたソングライトチームをも築いていましたが、
中でも有名なのは、Teddy Pendergrassの名唱で知られる、
もはや、ソウルクラシックと言ってもいい、
"Love T.K.O."ではないかと思います。

で、彼ら、83年の自分たちの1stアルバム"Love Wars"で、
セルフカバーもやっていましたが、
なぜか、その時のタイトルは、Loveが無くて、"T.K.O."でしたよね。



自分、最近まで全く知らなかったのですが、
この"Love T.K.O."、Teddyさんと同じ年、
1980年に、もうひとり歌っていた人がいて、
じつは、そちらのほうが若干早かったようなのですが、
それが、この、78年に"Ms"という、
R&Bチャートで13位まで上がったヒット曲を持つ、
David Oliverさんだったようで、こちらもR&Bチャートで77位まで上がる、
小ヒットを記録していたみたいです。



Teddyさんの太い声とは全く違う声質のシンガーですが、
こちらも、なかなかいい感じですよねぇ。


Time Machine ~1964~

2013-02-17 10:20:48 | 懐かし洋楽
今回は、1964年の今ごろチャートインしていた曲、
Bob and Earlの "Harlem Shuffle"です。(Pop #44)

この曲は、80年代が青春(笑)という方にとっては、
ストーンズが1986年にカバーして大ヒットさせたバージョンで、
また、いやいや、90年代が青春よ!という方にとっては、
1992年に、House Of Painが大ヒットさせた曲"Jump Around"で、
まるまるイントロをサンプリングしてインパクト大だった曲のネタ元として、
おなじみのナンバーなのではないでしょうかねぇ。

"Harlem Shuffle"は、この他にも、
様々なアーティストがカバーしているのですが、
R&Bチャートでも大ヒットした記録はなく、PopチャートでもTop40入りしていない、
米国のR&Bデュオ、Bob and Earlのオリジナルが、
なぜそんなに愛されているかというと、
1969年にUKで大ヒット。7位まで上昇しているんですよね。
そちら経由で、広く愛される曲となったようです。

このBob and Earl、ヒットらしいヒットは、この曲以外にはないのですが、
調べていくと、Barry WhiteとかMichael Jacksonとか、
いろいろなアーティストとつながっていて、面白いのですが、
長くなってまいりましたので、その話はいずれ。(^^;

映像は、本人たちは出てこず、出処不明なのですが、
ユニークな映像なので、こちらで↓。(笑)