probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.41 コレクション(44)

2017-07-10 09:16:41 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
1994年の3曲目は、10月に1週のみ41位だった、この曲です。



スコットランド出身のグループ、Wet Wet Wetの"Love Is All Around"ですね。

87年に、USチャートでも57位まで上昇した、
"Wishing I Was Lucky"でデビューした彼らでしたが、
この曲は、それ以来のHot100入りを記録したナンバーとなりました。

残念ながら、Top40にはあと一歩届きませんでしたが、
UKチャートでは、3曲目のNo.1獲得曲となり、
じつに、15週間No.1を続け、彼らにとって、現在までのところ、
最大のヒット曲となっています。

またこの曲、同年公開の、ヒュー・グラント主演の映画
『フォー・ウェディング』のサウンドトラック盤に収録されたナンバーでしたが、
もともとは、彼らのオリジナルではありませんで、
日本では、映画『メジャー・リーグ』で使用された、
Xのバージョンがおなじみの、"Wild Thing"のヒットで知られる、
UKのバンド、The Troggsが放った、67年のヒット曲がオリジナルみたいですね。

1994年10月1日付けのビルボードHot100です。

1位は、14週にも渡ってNo.1となった、あのグループの、あの名曲です。

Time Machine ~1986~

2017-07-09 10:31:31 | 懐かし洋楽
今回は、1986年の今ごろチャートインしていた曲、
John Eddieの"Jungle Boy"です。(Pop #52)



ヴァージニア州出身ながら、ニュージャージーに拠点を移して活動していたロッカー、
John Eddieの、同年リリースの1stアルバム"John Eddie"からの1stカットでした。
アルバムの邦題は、『青春の鼓動』とつけられておりました。

ニュージャージー?青春の鼓動??
思いっきり、Bruce Springsteenの影を感じさせますが、
アルバムを出したのも、当時のBOSSと同じレーベルで、
アルバムには、E Street Bandから、
ドラムのMax Weinbergと、ギターのNils Lofgrenが参加という、
方向性をしっかり定めた上で、売らんかなとした戦略が見えていたアーティストだったのですが、
この時代は、Bruce Springsteen本人に、すさまじい勢いがあったころですので、
結局は、フォロワーの域を越えることなく、成功を収めることはありませんでした。

しかし、このJohn Eddieさん、現在も音楽活動は続いているみたいで、
ことしも、ライブをこなしているようです。
2012年には、現在までのところ、もっとも新しいアルバム
"Same Old Brand New Me"もリリースしています。

http://johneddie.com/

1986年7月12日付けのビルボード誌です。

1位は、マンチェスター出身の、あのグループの、あの名曲です。


"Shining Star"

2017-07-07 19:44:55 | 同名異曲
きょうは、七夕でしたねぇ。

昔、「七夕より、タナボタのほうが好き。」とかって、
つまんないことを、ここで長年言い続けている人がいましたが、
どこへ行っちゃったんでしょ?σ(^^;)

七夕の日は、毎回ではないのですが、
タイトルに「星」が入っているような曲を取り上げてまいりましたので、
今回は、同名異曲"Shining Star"でいきたいと思います。

まずは、1980年、Popチャート5位、R&Bチャート4位を記録した、このナンバーです。



The Manhattansの"Shining Star"ですね。

本国を始めとして、世界的には、PopチャートとR&Bチャートを制した、
76年のヒット"Kiss and Say Goodbye"のほうがポピュラーなのではないかと思うのですが、
日本では、The Manhattansといえば、圧倒的にこの曲な感じがしますね。

80年なので、そんなにまだ、洋ヲタにはなっていなかったころなのですが、
ホント、ラジオから、よく流れていた記憶があります。
邦題は「夢のシャイニング・スター」でしたね。

シンプルな原題なのに、なぜか、邦題に「夢の」が付いたのは、
この、1975年の大ヒット曲との違いをアピールするためだったのではないかと思います。



Earth, Wind & Fireの"Shining Star"ですね。

アルバム"That's the Way of the World"からのカットで、
PopチャートとR&Bチャートを制して、Earthの人気を爆発させました。

R&Bチャートでは、このあとにもNo.1ヒットが数多く生まれているのですが、
Popチャートで1位になったのは、意外な感じがしますが、この曲のみなんですねぇ。

人名ポップス事典(g <1>)

2017-07-06 10:00:35 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、fは、もう1曲、
Sister Sledgeの"Frankie"という曲を入れようかな?と思ったのですが、
昨年、85年のTime Machineで登場してしまっておりますので、
fは、前回のABBAの"Fernando"の1曲だけで終了させていただきます。

で、今回からは、gですね。
gもあまりなさそうですが、まずは、この曲。



アトランタ出身の、80年代から活躍している、女性フォークロック・デュオ、
Indigo Girlsの"Galileo"ですね。

92年リリースのアルバム"Rites of Passage"からの1stカットで、
Hot100では、最高位89位を記録していたようです。

この曲の中の"Galileo"は、やはり、あのGalileo Galileiのことのようでして、
地動説を唱えたガリレオの目を通して見た、「輪廻」について歌っている歌詞みたいですね。

今週の気になる新曲2曲。

2017-07-05 10:04:23 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートから。

まずは、Tankの新曲"When We"です。



昨年、アルバムを出していますので、
まだ、新作の具体的情報はないようですが、
早くも、新曲が出てきました。

相変わらずな感じのスロウチューンですね。
けっこう、この人のアップなナンバーが好きなんですけどね。

もう1曲は、4月に発表されていたようですが、
ビデオも作られて、チャートも上がり始めた、
Force M.D.'sの新曲"Don't Rush"です。



"Tender Love"の大ヒットから、すでに32年なんですねぇ。
当時の主要メンバーでは、リードボーカルのAntoine "T.C.D." Lundyと、
DJ Dr. Rockが、すでに亡くなっていて、
オリジナルメンバーで残っているのは、ふたりだけのようなのですが、
現在は、3人組として活動しているみたいですね。

こちらも、アルバムの予定はまだ発表されていないようですが、
ちょっと期待してみたくなる感じの新曲です。