probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

『メイキング・オブ・モータウン』

2020-09-23 15:56:05 | 映画


上映時間は、2時間弱で、
音楽ドキュメンタリーとしては、
そこそこの長さではないかと思うのですが、
楽しくて、あっと言う間に
観終えてしまいました。

ホント、好きな話題について、
自分が知らないことを教わるって、
最高に楽しいですね。
お教えいただく相手が、
その当事者も当事者、
モータウンの創設者の
Berry先生と、副社長も務めた、
Smokey先生なのですから、
こんなぜいたくな時間はありません。

残念ながら、お話は、時代としては、
Marvinの"What's Going On"までで
終わってしまいましたので、
Rick JamesやTeena Marie、
DeBargeあたりが登場する、
70年代後半から80年代の話も、
聞かせてもらいたいなぁ。

しかし、Marvin Gayeと
Gladys Knight & The Pips、
"I Heard It Through The Grapevine"
を録音したのは、どっちが先?
という、自分もいろいろ聞かされて、
もやもやしていた話の回答が、
最高に面白い形で、
紹介されるのが、イカシてますね。
(笑)



http://www.makingofmotown.com/
『メイキング・オブ・モータウン』日本公式サイト






今週の気になる新曲2曲。

2020-09-22 10:16:14 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートから。
デビューしたばかりのバンドと、
大ベテランバンドの新曲2曲です。

まずは、シンシナティ出身の
Newバンド、The Heavy Hoursの
"Don't Walk Away"です。



まだ、Wikipediaページもなさげな
新しいバンドの、
リリースされたばかりの新曲ですが、
早くもチャートインして好調のようです。

なんで、そんなに
注目されているのかというと、
The Black KeysのDan Auerbachが、
曲作りに参加しているということが、
影響しているような感じです。
どこまで、バンドに関わっているのかは、
情報を見つけられませんでした。

そして、大ベテランのほうは、
19年ぶりの新曲として、
すでに、別のところでは話題にしたのですが、
チャートにも入ってきましたので、
改めて、こちらでも取り上げたいと思います。
The Go-Go'sの新曲"Club Zero"です。



新曲としては、2001年リリースの
アルバム"God Bless the Go-Go's"以来の
新しい曲となるようです。

まだ、アルバム情報はありませんが、
作られる可能性も
高いのではないでしょうか。
全盛期のメンバー5人、
全員そろっているのが、
何より、素晴らしいですね。

Triple Aチャート

No.11 コレクション(1978~2008)(15)

2020-09-20 19:44:13 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、80年の3曲目は、
またまた、名曲であります。
2月に3月にかけまして、
2週間11位でした、この曲です。



ミシシッピ州出身のSSW、
Steve Forbertの"Romeo's Tune"ですね。
79年リリースの2ndアルバム
"Jackrabbit Slim"からのカット。

79年の12月の第1週に、
84位で、Newエントリーして、
6週目で、35位にランクインして、
Top40入りし、13週目で、
11位まで上昇したようですが、
2週、11位に止まったものの、
次の週には、20位にダウンして、
Top10入りは出来なかったみたいです。

まだ、この曲がヒットしていた頃も、
洋楽にはハマっていなかった自分ですが、
Steve Forbertの名前と、
親しみやすいルックスは、
当時から知っていましたね。
日本の音楽雑誌などでも、
けっこう、フィーチャーされていた
ような記憶があります。この年、
来日公演も行っていたようであります。

ただ、残念ながら、
ヒットらしいヒットは、この曲のみで、
Hot100にチャートインしたのも、
このあとに、同アルバムからカットされた
"Say Goodbye to Little Jo"という曲が、
85位まで上がったのみのようです。

80年代後半には、
Geffenレコードに移籍して、
再浮上を図りましたが、
ヒットは出ませんでしたね。

そんなSteveさんですが、現在も、
音楽活動は、継続中で、
5月に、最新アルバム
"Early Morning Rain"を
リリースしております。

そのアルバムからのナンバー、
"Good Time Charlie's Got The Blues"の
ミュージックビデオがありましたので、
そちらも貼ってみたいと思います。
現在、65才だそうです。



1980年2月23日付けのビルボードHot100
です。

1位は、愛と言う名の、あの名曲です。

Time Machine ~1995~

2020-09-19 11:20:16 | 懐かし洋楽
今回は、1995年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Twinzの"Round & Round"です。
(Pop #84 R&B #60 Rap #20)



カリフォルニア出身の、
兄弟ラップチームが、同年に、
唯一残しているフルアルバム
"Conversation"からのカットでした。
ボーカルでft.されているのは、
女優さんとしても活躍した
Nanci Fletcherという人でありました。

Twinzは、この曲のプロデューサー
でもある、Warren G.の秘蔵っ子として、
Warren G.の前年リリースのアルバム
"Regulate...G Funk Era"の中で、
2曲において、ft.された2人でしたね。
この曲も、G-Funkムードたっぷりの
ナンバーでありますね。

アルバムの他の曲では、
Deniece WilliamsやRufusなど、
オールドスクールなサンプリングを、
いろいろやっているようですが、
この曲に関しては、とくに、
ネタ使いのほうは、ないようです。

Twinz、フルアルバムは
この1枚しか残していないのですが、
その後、Snoop Doggのレーベル
Doggy Style Recordsに移り、
2009年には、EP”The Loccs"を
リリースしているようであります。

1995年9月16日付けのビルボード誌です。

1位は、Stevie Wonderの渋いナンバーを、
サンプリングした、あの名曲です。

<1995年9月16日、何があったか?>

2人の犠牲者を出した、台風12号が、
関東地方に接近していたのが、
この日だったようです。

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1995/19950916ty/19950916.html
前線、台風第12号
平成7年(1995年)
9月16日~9月17日(気象庁)

(新)ベストアルバムを語るわよ!(193)(追悼 Ronald Bell of Kool & The Gang)

2020-09-18 10:28:35 | その他のCD

・Everything's Kool & the Gang: Greatest Hits & More

今回は、リーダーの
Robert "Kool" Bellさんの弟で、
初期から、全盛期にかけて、
曲作りなどに於いて、中心的な
役割を果たしていたと言われる、
Kool &The Gangのメンバー、
Ronald Bellさん追悼の意味も込めまして、
その、Kool & The Gangの、
88年リリースのベスト盤
"Everything's Kool & the Gang:
Greatest Hits & More"を取り上げることに
いたしました。

そういえば、まだ、
Koolさんたちのベスト盤、
とりあげたことがなかったかも?
という気もいたしますので。

あったかな?

この盤、88年リリースで、
時は、人気絶頂にして、
グループを離れてしまった
Jame "J.T." Taylorに替わって、
The Dazz Bandのボーカルなどで知られた
Sennie "Skip" Martinを迎えて、
当時の新曲に、
ヒット曲のRemixなども加えて発表された、
心機一転を図った盤でもありましたね。

ですから、彼らの数あるヒット曲の、
かなりの楽曲が入っておりませんので、
そちらを網羅したいとなったら、
他のアルバムをゲットしたほうが
いいと思うのですが、
Skip Martinさん時代の楽曲は、
他のベスト盤には、
あまり収録されませんので、
このアルバムも、
やはり持っておきたい感じです。

曲は、Robertさんが深く関わった中では、
御本人が、この曲が一番好きだったという、
"Celebration"にいたしました。

耳タコナンバーではありますが、
ライブパフォーマンス映像を見ると、
新鮮で、やはりいいですね。



R.I.P.