probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~2002~

2023-09-23 20:15:10 | 懐かし洋楽
今回は、2002年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
女性3人組、3LWの
"I Do (Wanna Get Close To You)"です。
(Pop #58 R&B #50)



ニュージャージーで結成された、
3LW(3 Little Women)の、
同年リリースの2ndアルバム
"A Girl Can Mack"からの
1stシングルで、
プロデュースを手掛けていたのは、
声も、チラっと聴こえる、
久々のNewアルバムが話題の、
Diddy(当時はP. Diddy)さんで、
ft.されていたのは、当時、
そのDiddyさんの子分と言われた、
ラッパーのLoonでありました。

ただ、この曲、当然、
ヒットが期待されていたと思うのですが、
チャート的には振るわず、
続く2ndカットだった、
Lil Wayneをft.した
"Neva Get Enuf"に至っては、
まったくの不発に終わり、
アルバムも、2000年リリースの
1stアルバム"3LW"のような、
ロングヒットにはなりませんでした。

この2ndシングルが、
ネタ使い好きにとってはたまらない、
Teddy Pendergrassの70'sヒット
"Close The Door"を
サンプリングした曲だったのですが。



3LWは、2ndアルバムをリリース後、
メンバーが1人脱退し、
2人になって、同じ年に、
クリスマスアルバムを出しましたね。

その後、新メンバーを加えて、
再び、3人組になって、3枚目の
オリジナルアルバムを作ったのですが、
結局、そちらはお蔵入りとなってしまい、
2007年に、残念ながら、
活動を休止しているようであります。

2002年9月28日付けのビルボードHot100です。

1位と2位は、どちらも、
80's R&Bヒットをサンプリングした、
あの名曲2曲です。

<2002年9月28日、何があったか?>

坂本龍一さんのお父さんで、
著名な編集者として知られた、
坂本一亀さんが亡くなったのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/坂本一亀
坂本一亀(Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第106位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#74 Eddie Fisher)

2023-09-22 12:16:29 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、本日9月22日で、
没後13年になります、
Eddie Fisherさんです。

82才で亡くなったようですので、
存命だったら、95才ですね。

フィラデルフィア出身のシンガーで、
最も活躍されていたのは、
1950年代ということなので、
さすがに、リアルタイムで聴いた
ヒット曲は、1曲もありませんで、
その名前を知ったのも、
『スター・ウォーズ』のレイア姫、
Carrie Fisherさんの実父ということで、
知ったのが最初だったような気がします。

その、Carrieさんも、
2016年に亡くなり、
Carrieさんのお母さんである、
やはり、女優さんだった、
Debbie Reynoldsさんが、
Carrieさんが亡くなった、
その翌日に、連れ添うように、
旅立ってしまったということが、当時、
かなりのニュースになっていましたね。

で、そんな、Carrieさんのお父さんで、
Debbieさんとは、55年から59年まで、
パートナーだった、Eddieさん、
40年代から、すでに、
ヒット曲を放っていたようで、
ビルボードのHot100が作られたのが、
1958年8月ということですので、
初のHot100入りは、61年に、
44位まで上がった、ミュージカル
『ウエストサイド物語』の、
あの名曲"Tonight"のカバー
ということになるようなのですが、
今回は、そちらではなくて、
エアプレイなども合算した、
総合チャートになる前の、
レコードセールスのみの
チャートだった時代の54年に、
No.1を獲得していたらしい、
"I Need You Now"の映像が、
『エド・サリヴァン・ショー』の
公式チャンネルに、ありましたので、
そちらを貼ってみたいと思います。



もともとは、前年の53年に、
Joni Jamesという女性シンガーが、
"Let There Be Love"という
1stアルバムに収録していた曲が、
オリジナルのようですが、
Eddieさんがヒットさせたことで、
Bing Crosbyなども歌う、
スタンダードになったみたいですね。

そして、最後のHot100入りとなったのは、
67年に、97位まで上昇してたという、
こちらのナンバーになるようです。



同年リリースのアルバムの、
タイトルトラックでもある、
"People Like You"ですね。

冒頭の曲紹介は、
近年、クリスマスシーズン、
必ず、Hot100に入ってくる、
Dean Martinさんでありますね。



このあと、もう1枚アルバムを出して、
Eddieさんは、長くブランクに
入ってしまったようなのですが、
84年に、生前最後のアルバム
"After All"という作品を
リリースしていたみたいでして、
その中には、こんな曲も、
カバーして歌っていたようです。



https://en.wikipedia.org/wiki/Eddie_Fisher
Eddie Fisher (Wikipedia)

※次回は、Time Machineです。

reminiscing ("true one-hit wonders") #26

2023-09-21 10:38:48 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1991年に、
最高位39位を記録した、このシンガーの、
こちらのナンバーです。



イギリスのシェフィールド出身である、
SSWの、Harrietが、
90年にリリースしたデビューアルバム
"Woman To Man"から、
タイトル曲に続く、
2ndシングル"Temple Of Love"ですね。

1stカットは、チャートインせずで、
この曲が、現在までのところ、唯一の、
Hot100入りとなっているようですが、
R&Bチャートでは、さらに健闘して、
14位まで上がっていたみたいです。

Top40ヒットを生んだものの、
その、デビューアルバム1枚のみで、
名前も聞かなくなってしまったのですが、
現在、Instagramもありまして、
音楽活動は続いているようでして、
2014年には、配信のみで、
アルバム"Reality"を
リリースしていたみたいですね。



また、ソングライターとしては、
99年リリースの、Tina Turnerの
アルバム"Twenty Four Seven"
収録曲で、シングルにもなった、
"Whatever You Need"を
提供していたのが、
彼女だったようであります。

(Russell Courtenayとの共作)



https://www.instagram.com/harrietaroberts/

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
74人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-09-19 20:14:51 | 最近の洋楽
今回は、またまたですが、
ネタ使いが気になる、新曲2曲です。

まずは、Busta Rhymesが、
"Players"がロングヒットになった、
Coi Lerayをft.したナンバー、
"Luxury Life"です。



プロデュースは、Alicia Keysの
パートナーとしても知られる、
Swizz Beatzらしいですが、
ネタ使いしているのは、
トラックが、Jay-Zの
"Ain't No Nigga"でおなじみの、
The Whole Darn Familyの
"Seven Minutes of Funk"で、
ラップ部分で引用しているのが、
やはり、"Ain't No Nigga"で、
ネタ使いしておりました、
The Four Topsの、
"Ain't No Woman
(Like the One I've Got)"

...んぢゃ、まんま、
"Ain't No Nigga"使いということで。
(^^;)



そして、もう1曲、
こちらは大ヒットしそうな予感。
コロンビア出身のシンガー、
J Balvinの新曲"Dientes"です。



こちらは、Usherの、
2004年のNo.1ヒット
"Yeah"使いですが、
そのUsher本人と、
DJ Khaledをft.したナンバーですね。

今回は、DJ Khaledは、
あくまでも客演で、
プロデュースは、
日本でも人気があります、
EDM系の、Mura Masaをはじめ、
複数の人が関わっているらしいです。




もう、"Yeah"のヒットも、
14年前なんですなぁ。(^^;)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第26回です。

あのアルバム、この一曲。(54)

2023-09-18 10:43:14 | 懐かし洋楽
先週、例によって、
ビルボードのサイトを見ていたら、
"TikTok Top50"なるチャートが、
新たに登場していまして、
早速、チェックしてみたところ、
最新曲に、ちょっと前の曲と、
いろいろ入り乱れているところに、
10位に、なんと、
41年前の大ヒット曲、
Dazz Bandの"Let It Whip"が、
入っていてビックリ、俄然、
興味が湧いてまいりました。(笑)

TikTok Billboard Top50

まあ、考えたら、いかにも、
ティックトッカー好みの
曲調ではあったなぁと思うのですが、
それにしても、なぜに、
高ポジションに着けたのか、
ちょっと気になるところであります。

というわけで、今回は、
その"Let It Whip"が収録されていた、
82年の、Dazz Bandのアルバム
"Keep It Live"から、
こちらのナンバーを選びました。



アルバム冒頭を飾る、
"Let It Whip"の次、
A面の2曲目に入っていました、
"Gamble With My Love"です。

まあ、これはもう、
文句なしの名曲ですね。

名R&B/Funkバンドは、
バラードを歌わせてもスゴい、
というのは定説ですが、
中でも、この曲は聴き惚れますね。

シングルになっていたら、
いい線行っていたのでは?
と思うのですが、
グループのイメージとは違う、
っていうことだったんですかねぇ?

というわけで、のちに、
グループを離れて、
Kool & The Gangに、
入ったりしていましたが、
名唱を聴かせてくれていた、
Skip Martinさんが、公式で、
"Let It Whip"のTV映像を、
アップしてくれていますので、
そちらも貼ってみたいと思います。


こちらも、やはりサイコー♪


・Keep It Live - Dazz Band
(Discogs)

※次回は、気になる新曲2曲です。