probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1991~

2024-03-23 11:03:25 | 懐かし洋楽
今回は、1991年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Father MCの"I'll Do 4 You"です。
(Pop #20 R&B #14 Rap #1)



ブルックリン出身のラッパー、
Father MCが、90年にリリースした、
1stアルバム"Father's Day"からの、
この曲は、2ndシングルだったようですね。



まず反応してしまうのは、
Cheryl Lynnのダンスクラシック、
"Got To Be Real"の大ネタ使いですが、
ft.されている、迫力ボイスの
女性シンガーも、誰なの?
と気になってしまいますが、
あの、Mary J. Bligeなんですねぇ。

自分は、この時代は、
チャートもチェックしてなくて、
Hip-Hop系の曲にも、あまり、
関心が無かったもので、
この曲の存在も知らず、
Father MCという名前も、
別の人とごっちゃになって、
人違いをしたりしていたのですが、
90年代のHip-HopとR&Bの
礎を築いたと言われる、
Andre Harrellが設立したレーベル、
アップタウンレコードの、
MaryやJodeciの、
先輩格アーティストで、
アルバム"Father's Day"には、
まだ、本格デビューを果たす前の、
Mary J. Bligeが参加して、
その歌声を披露したという、
そんな事情だったようですね。

アルバムには、こちらも、
デビュー前だったJodeciも、
参加していたみたいです。

Father MCですが、
現在の活動の詳細は、
よくわからなかったのですが、
instagramは見つかりましたので、
お元気なようであります。
だいぶ、いかつくなってますが。(^^;)

https://www.instagram.com/fathermc4real/

1991年3月23日付けのビルボードHot100です。

1位は、カリフォルニア出身の、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1991年3月23日、何があったか?>

Kis-My-Ft2のメンバー、
千賀健永さんが誕生したのが、
この日だったようです。
きょうがお誕生日なんですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/千賀健永
千賀健永(Wikipdia)

※次回は、なんとなくAOR、
第36回です。

このアーティスト、あの一曲。(10)

2024-03-21 20:01:15 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回で10回目、前回までは、
すべて、Hot100入りした曲を、
取り上げていたのですが、
今回取り上げます曲は、
チャートインしておりませんで、
そもそも、知る人ぞ知る
という感じのナンバーなのですが、
ある理由で、選んでみました。
あす3月22日がお誕生日の、
Stephanie Millsさんの、
92年リリースのアルバム
"Something Real"からのカット
"Never Do You Wrong"です。



80年に大ヒットした名曲
"Never Knew Love Like This Before"
が流れて、ニュージャックなムードの
イントロへと流れ込むのが、
なんとも心地良い曲だったのですが、
R&Bチャートで、33位を記録したのに、
留まっていたようであります。
カッコ良かったんですけどね。

そしてこの曲、80's洋楽好きなら、
ニヤリとしてしまうのは、
"Never Knew Love..."と同じ、
1980年にヒットした、
George Bensonの
"Give Me The Night"を
サンプリングしていたんですよね。

ですので、"Give Me The Night"の作者、
Rod Tempertonさんの名前が、
しっかり、こちらの作者名にも、
クレジットされております。

で、今回調べましたら、なんと、
GBさんも、あす22日が、
お誕生日なんですよねぇ。

81才というのが、びっくりで、
ちょっと、体調を崩されて、
ツアーからの引退を、
宣言したらしいというのが、
心配なところではありますが、
まずは、2人いっしょに、
Happy Birthday!!




・Never Do You Wrong
- Stephanie Mills (Discogs)

※次回は、Time Machineです。

80's #97

2024-03-20 11:18:37 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第97位は、カリフォルニア出身の、
シンガーでありながら、
女優さんとしても、
アカデミー賞とカンヌ映画祭で、
主演女優賞を受賞しているという、
輝かしいキャリアを持っている、
この方の、こちらのナンバーです。



今も現役バリバリ、Cherさんの、
87年から、88年にかけてのヒット、
"I Found Someone"ですね。
(Pop #10)

Sonny&Cherとしてデビューしたのは、
1964年のことで、そのデビュー曲、
"Baby Don't Go"を、
その年にチャートインさせ、昨年は、
キャリア初のクリスマスアルバムから、
"DJ Play a Christmas Song"を、
最高位90位ながら、(ACでは1位)
Hot100入りさせていた、
キャリア60年強の、まさに、
ショウビズ界のモンスター、
Cherさんの、同年リリースのアルバム
"Cher"からの1stシングルでしたね。

ただ、このころのCherさん、
79年に、"Take Me Home"の
ディスコヒットを放ったあと、
しばらく、歌手としては、
スランプ状態だった時期でして、
Meryl Streepと共演した
1983年の公開の映画
『シルクウッド』での演技が、
高く評価されたあたりから、
女優業のほうにシフトして、
シンガーとしての復活の頃合いを、
狙っていた時代でありまして、
それに賭けた作品が、
アルバム"Cher"だったわけですが、
目論見はみごとに当たり、
89年の、さらなるヒット、
"If I Could Turn Back Time"へと
つながって行きました。

また、この曲の先者は、
あの、Michael Boltonと、
Boltonさんのヒット曲
"Fool's Game"なども
一緒に書いている
Mark Mangoldという人なのですが、
もともとは、Laura Braniganが、
85年リリースのアルバム
"Touch"で歌っていて、そちらも、
シングルになったのですが、
最高位90位とヒットせず、
こちらのCherバージョンで、
有名になりましたね。

Boltonさん、Lauraさんのほうは、
曲提供のみだったのですが、
Cherさんのバージョンでは、
プロデュースもしていたようです。

Cherさんですが、この曲がヒットした
88年に行われたアカデミー賞では、
『月の輝く夜に』の演技で、
みごと、オスカー像を獲得、
まさに、この年は、何度かあった、
キャリアのピークを迎えておりました。

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
10曲目です。


今週の気になる新曲2曲。

2024-03-19 10:32:53 | 最近の洋楽
今回は、80's洋楽を代表する、
アイコン2組の新曲です。

まずは、New Kids On The Blockですね。
まあ、彼らは、90年にも、
"Step By Step"という、
No.1ヒットを放っておりますが、
やはり彼らも、デビューは、
バリバリ80年代ということで、
自分の中では、そんなイメージです。

そんな彼らの新曲は、
5月にリリースされるという、
フルアルバムとしては、
11年ぶりになる新作
"Still Kids"からの新曲"Kids"です。



少年隊が「少年」という曲を
歌っている感じでしょうか。(笑)

なんか、大人になっていくほど、
エレクトリックなほうに
行っている感じですが、
アルバムには、しっとり聴かせる、
"Please Don't Go Girl"のような
世界の曲も、たぶん、
あるのではないでしょうか。(望)

https://www.nkotb.com/

そして、もう1曲は、
こちらは、新録音ではないようで、
未発表となっていたテイクらしいですが、
Billy Idolが歌います、
"Love Don't Live Here Anymore"です。



Madonnaによるカバーでも、
広く知られております、78年の、
Rose Royceのヒット曲の、
Billyさんバージョンですね。

こちらは、来月出るという、
日本では『反逆のアイドル』の
邦題でおなじみの、84年のアルバム
"Rebell Yell"の40周年記念DX盤に
収められるナンバーのようです。

Billyさんも、まだまだ現役で、
5月には、アメリカ国内ツアーの
予定がびっちりみたいですね。

https://billyidol.net/

https://www.hmv.co.jp/news/article/240308150/
ビリー・アイドル『反逆のアイドル』
『ビリー・アイドル』40周年記念拡大盤
2024年4月26日 (金) 発売
(HMV & Books Online)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第97位の発表です。

T.M. Stevens

2024-03-17 20:38:06 | R.I.P.
10日に、72才で亡くなったという、
ベーシストのT.M.スティーヴンスさん、
調べたら、あれもこれもという感じで、
たくさんの、80年代のヒット曲で、
ベースを弾いていたんですね。
これほどまでに?と、ちょっと驚き。

中でも、こちらの、James Brownの
85年のヒット"Living In America"では、
ベースのみならず、バックボーカルも、
やっていたみたいですね。



また、プロデューサーが、
同じ、Dan Hartmanの、
89年の、Tina Tunerのヒット
"The Best"のベースも、
これまた、T.M.さんだったようです。



この他、先日、話題にした、
The Pretendersの86年のヒット
"Don't Get Me Wrong"を収録した
アルバム"Get Close"では、
正式に、メンバーといて、
バンドに加わっていたようで、
↓こちらの映像に映っているのも、
T.M.さんであろうと思います。



最後は、追悼でアップされております、
2011年の映像で。



R.I.P.

https://amass.jp/173683/
T.M.スティーヴンス 死去
(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。