probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2024-04-24 10:36:44 | 最近の洋楽
今回は、ダンスチャートを上昇中らしい、
ネタ使いが気になる、新曲2曲です。
どちらも、有名どころのコラボ曲です。

まずは、タイトルでバレてしまいますが、
80年代の、あのNo.1ヒットを
サンプリングしています、
アメリカの、3人組DJユニット、
Cheat Codesと、名前のとおり、
2人組、Two Friendsの
"The Way It Is"です。



すでに、2月にリリースされていた
曲みたいですね。

Hip-Hop界隈では人気曲として知られる、
Bruce Hornsby & The Rangeの、
86年から87年にかけてのヒットの
同名曲をサンプリングしております。

2Pacの"Changes"に、
E-40の"Things'll Never Change"、
わりと近年では、Polo Gも、
"Wishing for a Hero"という曲で、
ネタ使いしていたようですが、
EDM系でもイジられて、
Hornsbyさんは、
どんな感じなんでしょうね。(^^;)

そして、もう1曲は、
David GuettaとOneRepublicの新曲
"I Don't Wanna Wait"です。



こちらのナンバーは、
今月リリースされたばかりみたいですが、
あんなに日本でも大ヒットしたのに、
元ネタがわからず、調べてしまいました。
マイアヒ~♪でしたね。

もう、21年前なのね...。





※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
12曲目です。

『プリシラ』

2024-04-22 20:22:57 | 映画


実際のプリシラさんのことを知ったのは、
すでに、エルヴィスは、
この世にいなかった時代、
映画やTVシリーズなどで、
女優さんとして活躍していた、
80年代だったですかね。

そのころのイメージからすると、
かなり、ギャップがある、
Cailee Spaeny演じるプリシラは、
とても、可憐ですが、
二人の出会いは、彼女が、
まだ14才の時だったと知って驚きました。

2年前の『エルヴィス』でも、当然、
出会いのエピソードはありましたが、
そこらあたりは、すぽっと
抜けていましたので、
ほう、と思うことしきり。

プリシラさん自身が、
制作総指揮に名を連ねていますので、
自身が、まったく悪く描かれていないのが、
エルヴィスファンの怒りを
買ってしまっているようですが、
好き同士で、8年も待って
結婚した二人でも、見ていた景色も、
思い描いていた未来も、どちらも、
大きく違ったんだなぁと思って、
これはこれで、また面白かったですね。

ラストシーンで流れるのは、
Dolly Partonのオリジナル版、
"I Will Always Love You"で、生前、
エルヴィスがカバーしたがったけど、
法外な要求までされて、Dollyさんが、
断っていたということを、近年、
ネットの記事で読みましたが、
そんな経緯も知ってて、作り手が
選曲したのだとしたら、
けっこう意地悪だなぁ。(笑)

https://gaga.ne.jp/priscilla/
『プリシラ』(日本公式サイト)



※次回は、気になる新曲2曲です。

80's #95

2024-04-21 11:15:24 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第95位は、スコットランド出身の、
こちらのシンガーの、このナンバーです。



Sheena Eastonの83年のヒット、
"Telefone
(Long Distance Love Affair)"ですね。
(Pop #9)

同年リリースの4thアルバム
"Best Kept Secret"からの
1stシングルで、この年、
Kenny Rogersとのデュエット
"We've Got Tonight"に続く、
自身2曲目、ソロでは、81年の
"For Your Eyes Only"以来の、
Top10ヒットになったのですが、
なぜか、Sheenaさんの
地元と言っていい、UKチャートでは、
最高位84位と振るわなかったようです。

Sheenaさんは、この翌年、
次作"A Private Heaven"を発表し、
"Strut" "Sugar Walls"と、
シングルヒットが続いたことで、
またまた成功を収めましたが、
"Sugar Walls"が、じつは、
Princeが、別名で提供していた
楽曲だったことがわかり、
話題になりましたね。

Prince殿下とは、それをきっかけに、
さらに親密になって、このあと、
2曲をデュエットすることになり、
Sheenaさん、80年代後半は、
ぐっと、ファンキーR&Bな路線に
舵を切って行くこととなりました。

Sheenaさん、2010年代は、
まめに来日してくれていたものの、
2020年の公演が中止になって以降は、
やって来てくれていませんね。

ただ、公式サイトを見ますと、今週末は、
ラスベガス公演があるようですので、
心配はなさそうです。

https://sheenaeaston.com/

※次回は、映画感想文です。

Time Machine ~1989~

2024-04-20 11:11:33 | 懐かし洋楽
今回は、1989年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Johnny Kempの
"Birthday Suit"です。
(Pop #36 R&B #21)



前年の88年の、R&Bチャートの、
No.1ヒットで、Hot100でも、
最高位10位を記録した、
"Just Got Paid"で知られます、
カリブに浮かぶ国、バハマの首都、
ナッソー出身のSSWで、
マルチプレイヤーでもありました、
Johnny Kempの、もう1曲残していた
Top40ヒットだったですね。

ただ、この曲、ミュージックビデオにも、
映画のシーンが挿入されておりますが、
日本でも、この年の秋に公開された作品
『ロック・イン・ブルックリン』の
(原題"Sing")
サントラからのヒットで、
Johnny Kempのアルバムには、
入ってないんですよね。

入手自体が難しいようですが、
2枚のアルバムから選曲されている
2004年リリースのアンソロジー盤
"Just Got Paid"にも
収録されていないようですので、
フィジカル入手するには、
サントラを購入するしかなさそうですが、
日本では、2018年に
再発されておりまして、
現在も、廉価で購入できるみたいですね。

なお、このサントラには、
StarshipのMickey Thomasが歌う
タイトル曲"Sing"から始まって、
Paul Carrackと、Berlinのボーカル、
Terri Nunnのデュエットによる、
「愛のテーマ」に、Richard Marxが、
作プロデュースに関わっている、
REO Speedwagonのボーカル、
Kevin Crowninのソロナンバー、
さらには、映画本編にも出演している、
Patti LaBelleの曲なども入っていて、
80's洋楽ファンにとっては、とても、
無視できるものではない内容ですので、
あら、チェックしてなかったわよ!
という方は、手に入れてみてください。


ロック・イン・ブルックリン
オリジナル・サウンドトラック
(HMV)

Johnny Kempさんは、残念ながら、
2015年の4月16日、55才の若さで、
この世を去っておりますね。

1989年4月15日付けのビルボードHot100です。

1位は、UK出身の、
あの3人組の、あの名曲です。

<1989年4月15日、何があったか?>

ベストセラー小説の映画化作品で、
The Banglesの「冬の散歩道」の
ヒットも生んだサントラも
話題だった『レス・ザン・ゼロ』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50827/
『レス・ザン・ゼロ』(映画.com)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第95位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#85 Greg Ham(Men At Work))

2024-04-18 20:43:12 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あす18日で、
没後12年になります、
Greg Hamさんです。

Greg Hamという名前を聞いて、
すぐにピンと来る方は、
かなりの80's洋楽ファンでしょうね。
自分は、ピンと来なかったもので、
調べてしまいました。(^^;)

オーストラリアのバンド、
Men At Workで、印象的な、
サックスの音を奏でていた、
あの人なんですね。

2012年に、58才の若さで、
この世を去っておりまして、
存命だったら、70才であります。
早かったですね。

ということで、今回は、
Men At Workの、
最初のチャートイン曲と、
最後のチャートイン曲、
ということになります。

Men At Work、結局、3枚しか、
オリジナルアルバムは
出してないんですね。

1stアルバムは、もちろん、
81年リリースで、翌82年に、
世界中のチャートでNo.1になった
"Business as Usual"ですが、
そこからの第一弾シングルでした、
こちらのナンバーが、
最初のエントリー曲になります。



原題"Who Can It Be Now?"より、
邦題「ノックは夜中に」のほうが、
しっくりくる感じもありますが、
今回、調べて、意外だったのは、
USチャートでは、1位になっていたものの、
地元オーストラリアでは2位止まりで、
UKチャートに至っては45位と、
このあと、軒並み、
世界中で1位になっていた、2ndシングル
"Down Under"に比べると、かなり、
見劣りする成績だったみたいなんですね。

そして、最後となった曲は、
"Overkill"の大ヒットを生んだ、
2ndアルバム"Cargo"を挟んで、
85年にリリースされました、
3rdアルバム"Two Hearts"からの
1stカットでした、こちらになります。



当時聴いたとき、なんだか地味...
と思った記憶がありますが、
Hot100では、
47位までしか上がらなかった
"Everything I Need"ですね。

本国でも、37位が最高だったようで、
アルバムのほうもヒットせずで、
バンドは、この翌年、
解散してしまうんですよね。

そのあと、何度か、
リユニオンもあったようですが、
新作アルバムが出ることは、
ありませんでしたね。

ただ、ボーカルの
Colin Hayさんはお元気で、
曲のリリースにツアーにと、
積極的に活動されているようです。

https://www.colinhay.com/

https://en.wikipedia.org/wiki/Greg_Ham
Greg Ham (Wikipedia)

※次回は、Time Machineです。