probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

reminiscing ("true one-hit wonders") #37(追悼 Max Werner)

2024-04-17 09:02:42 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1981年に、
最高位74位を記録した、
このアーティストの、
こちらのナンバーです。



4月11日に、70才で亡くなった、
オランダのプログレバンド、
Kayakの創設メンバーで、
初代ボーカリストで、
ドラマーでもありました、
Max Wernerの"Rain In May"ですね。

79年から、脱退して、
ソロ活動を開始していたようですが、
こちらは、81年にリリースした、
2ndアルバム"Seasons"からの
カットで、USチャートでは、
小ヒットに終わったものの、
地元オランダや、ドイツ(西)では、
Top10入りするヒットに
なっていたようです。

さらに、Kayakのほうも、
USチャートでは、1曲だけ、
Hot100入りしていた曲があったようで、
それが、こちらの、78年に、
最高位55位を記録したという、
"Want You To Be Mine"みたいですね。



R.I.P.

https://amass.jp/174397/
オランダのプログレ・バンド 
カヤックの初代ヴォーカリスト、
マックス・ワーナー死去
(amass)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、85人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-04-16 10:37:54 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを
上昇しそうな新曲2曲です。

まずは、自らも、
シンガーとして、活動もしていますが、
ソングライター&プロデューサーとして、
とくに、Justin Bieberとの仕事で
広く知られております、
Poo Bearの"Charge Me"です。



本名は、Jason Paul Douglas Boyd
というそうで、クレジットでは、
"Jason Boyd"で表記されていることが
多いみたいですが、ホント、
いろんな曲に関わっている人ですね。

Usherの"Caught Up"や、
Luis Fonsiの,
2017年のメガヒット
"Despacito"の、Justin参加の
リミックスバージョンなどでも、
名前が見ることができます。

https://www.instagram.com/poobear/

そして、もう1曲は、
デラウェア州を中心に、
活動しているというシンガー、
Fred Reedの新曲"Found You"です。



最近、自身の曲以外にも、
やたら名前を見る、
Raheem Devaughnを
ft.したナンバーですね。

Fred Reedという人は、
2022年にリリースした
"Tug Of War"という曲が、
(Paul御大とは、同名異曲)
R&B系ラジオで、ちょっと、
いい線行っていた人みたいですが、
キャリアは古くて、Mary J.ねいさんや、
Gerald Levertのライブの、
オープニングアクトを
務めていたこともあるようです。

https://www.instagram.com/fredreedmusic/

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第37回です。

Soul, R&B備忘録(#5 追悼 Rico Wade (of Organized Noize))

2024-04-14 20:43:55 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
予定していた曲を変更しまして、
90年代から2000年代にかけて、
R&B,Hip-Hop系の
プロデューサーチームとして活躍した、
Organized Noizeのメンバー、
Rico Wadeさんが
亡くなったということで、
Organaized Noizeプロデュースの
2曲を選んでみました。

Organaized Noizeは、
Outkastの作品の
プロデュースで有名ですが、
曲単位では、TLCの
"Waterfalls"や、En Vogueの
"Don't Let Go (Love)"あたりが、
最も知られている楽曲でしょうかね。

ですが、ここでは、
そういった大ヒット曲ではない、
こちらの2曲を選んでみました。

まずは、Xscapeの、
93年リリースの1stアルバム
"Hummin' Comin' At 'Cha"収録曲で、
4枚目のシングルでもありました、
"Tonight"です。(R&B #59)



Xscapeというと、
Jermaine Dupriプロデュースの
イメージがありますが、この曲と、
もう1曲、"With You"というナンバーが、
Organized Noize作だったんですねぇ。

そして、もう1曲は、2002年のヒット
"Don't Mess with My Man"
などで知られるNiveaの、
タイトルが似てる曲、
"Don't Mess with the Radio"です。



"Don't Mess with My Man"も
収録していた1stアルバム
"Nivea"からのカットで、こちらが、
最初のシングルだったみたいですが、
Hot100では90位、R&Bチャートでも、
85位までしか上がらず、
不発に終わっていたようです。

Rico Wadeさん、
現在、大活躍中のラッパー、
Futureの従兄弟でもあったみたいですね。

52才、どうして皆、
早く逝ってしまうのやら...。



R.I.P.

https://www.rollingstone.com/music/music-news/rico-wade-organized-noize-producer-dead-obit-1235004112/
Rico Wade, Producer
With Atlanta’s Pioneering
Organized Noize, Dead at 52
(Rollingstone.com)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1975~

2024-04-13 10:48:52 | 懐かし洋楽
今回は、1975年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Gloria Gaynerの
"Reach Out, I'll Be There"です。
(Pop #60 R&B #56)



ニュージャージー州出身のシンガーで、
79年のNo.1ヒット"I Will Survive"で、
一世を風靡した、Gloriaさんの、
さかのぼること4年前の初ヒット
"Never Can Say Goodbye"に続く、
シングルだったみたいですね。

説明するまでもない有名曲ですが、
The Jackson 5のカバーだった
"Never Can Say..."に続いて、
こちらは、Four Topsの、66年の
ソウルクラシックのカバーで、
ディスコチャートでは、
最高位2位を記録する、
大ヒットになっていたようです。

Gloriaさん、まだまだお元気で、
夏から秋にかけては、
ツアーも予定されているみたいですが、
2月には、ドキュメンタリー映画
”Gloria Gayner : I Will Survuve"が、
小規模ながら、劇場公開されて、
なかなか、好評だったようであります。

日本でも観られるといいですが。



https://www.instagram.com/gloriagaynor/

1975年4月12日付けのビルボードHot100です。

1位は、ツアー引退は宣言するものの、
今も現役の、あのスーパースターの、
あの名曲です。

<1975年4月12日、何があったか?>

伝説のジャズシンガー、
Josephine Bakerさんが
亡くなったのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョセフィン・ベーカー
ジョセフィン・ベーカー
(Wikipedia)

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第5回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(84)

2024-04-12 10:37:25 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、97年の2曲目は、
4月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



5年ぶりのNewアルバム、
"Evolution"を、先月、
リリースしたばかりの、
Sheryl Crowの
"Everyday Is A Winding Road"
ですね。

"If It Makes You Happy"の
Top10ヒットを生んだ、
96年発売の2ndアルバム
"Sheryl Crow"から、その
"If It..."に続く、2枚目のシングルで、
3月の最終週に、なんと、
13位で初登場して、翌週に、
11位にアップしたのですが、
その次の週には、13位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

ただ、その後、踏ん張って、
Top40内には、結局、12週、
ランクインしていたようですが、
この時期、いきなり高い順位で
Newエントリーして、そのあと、
ゆっくりダウンしていく曲が増えたのは、
シングルCDの発売を、
ぎりぎりまで遅らせて、さらに、
あっという間に廃盤にしてしまうことで、
起きていた現象らしく、当時、
問題になっていたみたいですね。

この翌年、ビルボードは、
シングルのフィジカルリリースがなくても、
エアプレイで数字を稼げば、Hot100に
ランクインできるようになりました。

1997年4月5日付けのビルボードHot100です。

1位は、最近、黒いウワサが記事になった、
あの、ラッパーでプロデューサーの、
あの名曲です。

※次回は、Time Machineです。