爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

 「耐震強度偽造」

2005-11-26 11:59:00 | あれこれ
 世の中にあってはならない事件が相次いでいる。

 テレビで欠陥住宅が報道されているがこれほど人命にかかわる耐震強度偽造事件ははじめてである。

 千葉県市川市の姉歯秀次一級建築士がマンションやホテルの耐震強度を測る構造計算書を偽造していたことが発覚した。

 一級建築士の資格を持っていれば、われわれの地方では有識者といわれている人達が多い。この建築士は、「学識はあっても良識がない」といわれても仕方のない人物である。

 建築主、 施工業者、指定確認検査期間、それぞれ自分の都合の言いようにテレビなどでコメントしているが、建築業務に携わる人達は、強度が極端に少なければすぐ見抜けるはずである。

 それぞれ、利益優先、コスト優先で、お互いに知らぬふりしているとしか思えない。 

 「6000万円の夢のマンション」一生に一度の買い物をした、住民は泣くに泣けないことであろう。

 いつ襲うともわからない地震、それも震度5強でマンションが倒壊する。
不安と恐怖で眠れない夜が続いていることだろう。

 住民説明会が次々と開催されているが、
一日も早く転居ができ、安心して眠れる日々を送れるよう望みたいものだ


 「官から民へ」と云われているが、建築確認業務も天下りの人達で手抜きの仕事をしているとは情けない話だ。







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