爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

世間の常識通じぬ裁判官

2010-05-18 11:47:00 | あれこれ
夕刊「はいはい道新」に札幌の60歳の会社員が調停に行き、裁判官の都合で長時間待たされたので「待たせたことを詫びるのが世間の常識では」と言ったら、若い裁判官は「待たせたことは申し訳ないが、あなたに世間の常識を言われる筋合いはない」と言われたと載っていた。

もう7~8年前だったか、私の知人も裁判所を訪れたとき、このようなことがあって憤慨していた記憶がある。


裁判官や職員は、一般庶民と違って威厳とプライドを表さなければならないということであろうか。
そういえば、近くの簡易裁判所の官舎にいる職員も地域住民とは接触しないような生活をしている。



世間から隔離されて生活をしていれば「世間の常識」を得ることもないであろう。
判例でも、我々の常識では納得のいかないこともあるが、なんとなく分るような気がする。

昨年から裁判員制度が導入された。世間の常識を加味した判断が示されることを期待したい。
コメント
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