鳩山首相が在任260日で辞任した。
昨年8月31日に半世紀にわたる自民党政治に嫌気がさした国民は民主党に政権交代を求め、308議席という圧勝で日本政治の歴史を変えた。
そして「9月16日に鳩山内閣が発足。
当時、政治主導で社会保障の再建、密約の解明、事業仕分けなど新しい政治が始まると期待した。
あれから8ケ月、クリーンな政治を訴えた首相は、自らの偽装献金事件や小沢幹事長の「政治とカネ」が足カセとなった。
さらに最低でも県外といっていた「米軍普天間飛行場移設」では社会党を政権離脱にまで追い込んでしまった。
マニフェストもほとんど実現されないままで。実に情けない政権崩壊という結果に終わってしまった。
野党の人たちは、この際、衆議院を解散し国民に信を問うのが筋だといっている。
しかし支持率低下の中でも、昨年の総選挙で政権交代を求めた民意を無用に帰すわけにはいかない。
鳩山首相は退陣の挨拶で
「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を自然に歩けるように、国民の未来を見詰めながら、対話の中で新しい時代をつかみとっていこう」と。
4年間政治を預けた立場から、まだ遅くはない、明日からでも、「次期首相」は、鳩山政権以上に責任が重いことを肝に命じてこれからの政治に当たってほしいものである。
昨年8月31日に半世紀にわたる自民党政治に嫌気がさした国民は民主党に政権交代を求め、308議席という圧勝で日本政治の歴史を変えた。
そして「9月16日に鳩山内閣が発足。
当時、政治主導で社会保障の再建、密約の解明、事業仕分けなど新しい政治が始まると期待した。
あれから8ケ月、クリーンな政治を訴えた首相は、自らの偽装献金事件や小沢幹事長の「政治とカネ」が足カセとなった。
さらに最低でも県外といっていた「米軍普天間飛行場移設」では社会党を政権離脱にまで追い込んでしまった。
マニフェストもほとんど実現されないままで。実に情けない政権崩壊という結果に終わってしまった。
野党の人たちは、この際、衆議院を解散し国民に信を問うのが筋だといっている。
しかし支持率低下の中でも、昨年の総選挙で政権交代を求めた民意を無用に帰すわけにはいかない。
鳩山首相は退陣の挨拶で
「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を自然に歩けるように、国民の未来を見詰めながら、対話の中で新しい時代をつかみとっていこう」と。
4年間政治を預けた立場から、まだ遅くはない、明日からでも、「次期首相」は、鳩山政権以上に責任が重いことを肝に命じてこれからの政治に当たってほしいものである。