世界野球プレミア１２

台湾に敗れ連覇逃がす

野球の国際大会プレミア１２で２連覇を狙って決勝まで進んだ侍ジャパンは、２４日東京ドームで、台湾と対戦して0－4で敗れ連覇を逃がした。

今大会侍ジャパンは無傷８連勝、国際大会２７連勝で決勝に進んだが、今大会２勝していた台湾に打線が４安打無得点と沈黙し敗れた。

先発した戸郷翔征投手は、１、３回に得点圏に走者を背負うなどピンチを迎えながらも、４回までは無失点と粘り強い投球をしていた。

しかし５回、８番林家正に右中間へソロを浴び、さらに３番の陳傑憲に３ランを被弾して、戸郷は５回９５球、７安打４失点で降板した。

打線は左腕・林昱ミン投手の前に４回１安打無得点と沈黙、５～７回の３イニングも張奕投手に無得点に抑えられ苦しいイニングが続いた。

その後も、台湾の投手陣に9回までヒットわずか1本に抑えられ今大会好調だった打線も最後まで得点できず２連覇にはならなかった。

「最後のところで勝たせられなかったのは私の責任だと思います。これだけ過酷なスケジュールで選手が良くやってくれた」と井端監督。 

この大会で日本ハムから五十幡、北山、清宮の３人が選出されたが、納得できるような成果が出なかった。今後この経験を活かし活躍してほしい。