人口乳房の記事が続いたから、自分が体験したいわば得意分野のことを書こう。
おととし、2年と3カ月前乳房再建手術の台にのった。
それから2回修整をして完成に至ってる最中(傷はまだまだ日ごと月ごとによくなあるから)
そんな中、ちょっと最近おお!あれま!と思ういいことがあった。
当初、ドナーのお腹の皮膚はたとえ胸に移ったとしても、機能は皮膚として瑞々しく温かく脂肪胸を包んでくれるけど、その表面の感覚はもどらないですよ。麻痺したままですといわれていた。
だから、ま、たとえば目をつむって見ないでいたら、先生がちょっとふれてみたとしてもなんとも反応なし。蚊がとまったとも思いやしないのだ!
そりゃ~~つよく触れればまわりの正常な皮膚に反動が響いて、ああ触れてんだな~って分かるけどね。
でも、そのドナーの皮膚(元お腹)自体はこすっても何しても感覚無かった。やってないけど、多分針さしてもいたくないのでは
が、しかし、
ずっとそんなもんだろうと思っていたんだけど、この頃ふと気づけば感覚ありあり~~
かゆいとおもって掻けば、気持ちいいじゃ!そこ、そこやん!って思うし、ほんとに感覚が錯覚でなく戻ってきてる。
それも血管をつないだ内側のほうが強く戻ってきてる。
外側はすこしだけまだ鈍い。
でも、感覚というのは、「無いという感覚」を感じてしまうので、意外と気持ち悪い。慣れもするけど、ま、けっこう痛みとかとは別のもで不快でもある。
私は胸はそうでもないけど、顔を神経ブロックでわざと感覚をなくしているので、これは痛みと引き換えにしてもそうとうつらかった、なれれば辛いというり、みっともない!なんだけどね(笑)食べ物こぼすから~(^O^)/
ま、顔は置いとくとして、
この胸のドナーの皮膚が普通に感覚戻ってきてるのは、本当に自然になったと実感する。
一生戻らないと思いますよ~って先生言ってたけど、控えめすぎやん
私はオペの夜どくどくと自分の血が吻合のところから穏やかに、規則的にながれるドップラーの音を聴きながらこのドナーの皮膚、生きてるって思った。
やっぱ、人体は不思議。
お腹の皮膚は今胸の皮膚として、かゆいとか痛いとか私に話かける
あのとき、おかえり~って言ってあげたから、良かったのかね
次の診察で先生に言ってみよ~