Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

目撃者

2014年11月12日 02時16分05秒 | 乳がん

 

ちょっとこの頃、乳がんな日々をおくっている。

5年検診を前に恒例のってわけではなく、

不安を客観的に支えてるあやしさがあったりするんだな。

左の胸と腋になにかあたる。

これが全ての始まり。

 

そこへきて、主治医や病院のマイナスな出来事。たまってた私の思い。

再発転移確定か、または無事クリアかでも、病院をどうするか、どんな形で動くか、などなど違ってくる。

 

今は、もしもの時のために、ちょっと心ととのえ、情報も収集中。

 

で、昨夜、医師の友人に忌憚のない友達としての話をした。

彼の言葉で、印象的だったこと。

外科医は最初に自分がメスを入れたとき、「そいつ」をみてる。

そいつとは、私の中にあった癌。

10人いれば10人の顔があるという癌。どんな顔してどんな態度で、術前のケモでどんなよわりかたしてたかって、みてるんだよ、唯一の目撃者なんだよ。その情報は大きいと思う。

 

そっか・・・・・・・・・・・・・・

あの頃の主治医は確かに真摯でまじめだった。

私の中の癌をきっといまでも覚えてるだろう。と思った。

大きさはあまり変わらなかったけど、中がすかすかで、胸筋や鎖骨のしたにはれてたのは、

スイカの種みたいに、ぽろりととれた。

そういった。

あれからもうすぐ5年。

覚書。