夫は一昨日緊急入院した。
今年は何回?
また脚が詰まり、さっき無事手術はおわり、病室にもどってきたけど、酸素不足でマスクしてるし、意識も麻酔でちょっと朦朧としてます、と看護師さん。だから、お水はまだ飲めないんだって、、
苦しいだろうに、
私に色々話すんだよ、のどかわくし、眠るといいよ、喋るとしんどいよ、と言っても、ワシは全然朦朧ともしてないし、全部わかってるよ、等、なんかマスクごしに話す
頑張って痩せた腕は白く、とても綺麗な肌なんだ。
だけど、悲しい腕なんだ。
私の手を離さない腕が悲しいんだ。
私の気持がゆれるんだ。
無事に手術はおわったけど、なんか悲しい。彼の病室にいる姿は悲しい。
かんぜん看護も良いけど、帰る私を見るの。
手術の日ぐらいそばにいてあげたいね。乳がんオペのあと、私も帰らなければならない彼の手を離したくなかった。
ふと、色々な、思いが巡り。
今夜は泣ける。なんの涙か分からないけど、未来と過去が全部私に覆いかぶさってくる。
幸せと悲しみ?
分からない。辛いよ。
年をとったね。私も、彼も。