ムーミンバレエと書くと、なんか笑いをイメージしたり、行く前に書いたように「微妙」とうい感じを連想してしまうのは、
まさに、ムーミンの容姿があってのことだろう。
長いとは言えない脚や着ぐるみ。バレエとは程遠いい。
だけどね、これはすごかった!
ムーミンは着ぐるみのサイズなどもすべてムーミンキャラクターズという著作の会社で管理されているそうだ。
だから、舞台に出てきたのはまさにムーミンの容姿。
だけど、ちゃんとトウシューズを履いている。そして動きはダンサーなのよ!
おおらかなムーミンののんびり感もだしながら、着ぐるみできれいなポーズをとる。
なにより、
私はミーに出会った!!
ミーは着ぐるみではない、ダンサーが演じる。
ミーの登場シーンは冒頭にある。
そのトウを使った小刻みな動き、躍動、バレエの美しさでしか表現できないだろう見事さで舞台に舞い降りたミー。
この人があの「ミー」だ!と思わずにいれれない。鳥肌。
そんな舞台だったのよ~
バレエだからこそ成立したとても神秘なムーミン谷だった。
フィンランド国立バレエ団にとっては、国の歴史とバレエ史は重なるところだろうし、ムーミンはフィンランドという国の心のようなものなのだろう。
バレエで表現するのは微妙でもなんでもなく目指すべくあたりまえのことだったのでしょうね。
そして、ムーミン作品に限らず、古典バレエの世界もうっとりの美しさ。(私は実はこっちの古典バレエのほうが見たくてこの公演のチケットを買ったのよん。こちらも大満足!)
この技量があってのムーミンなんだろうな~とすべてを見て思った。
本当に、美しく、新しく、素晴らしかった。
ミーが踊ってるTシャツは完売だった😞
なんかね、あ~ムーミンの世界って深いな~と思ったときには、
も~~グッツは完売。このTシャツ超かわいい~~
楽しい芸術の春の日だった。
生写真は劇場が許可したカーテンコールの時間に撮りました