ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

他の誰かと一緒に何かをするということ

2018-04-23 08:37:54 | 日記
「一人で居られないと、他人とも一緒にいられない」
これは、いろいろな本で読み、いろいろな人から聞いたことです。

私は、一人で居るのが得意でした。
誰かと一緒に何かをするよりも、気楽で、自分の思い通りになるからです。
また、孤独=いいこと でした。

これは、健康な心の人にとっては取り立てて気にすることではないと思います。

しかし、依存症者の私にとって、一人で居ることは、実は、症状と一緒にいることでした。

そこで私がしたことは、なんとか症状なしで一人でいる努力です。つまり、一人でなにかを楽しむように努力したのです。

ことごとく失敗です。
(そもそも楽しもうとすると罪悪感が先立つのです)

自助グループへ行くと、「仲間とともに」です。

そこで気付いたのは、私は、一人でいるのが得意というより、むしろ、他人とともにいるのが超イヤなんだ、ということです。孤独スキーは、単なる消去法だったのです。

生きて行くのがどうにもならなくなりました。

一人でもいられへんし、人とも一緒にいてられへん。




自助グループで、ただただ、仲間と時間を過ごす、ということをしています。

話しても話さなくてもよくて、一定の時間その場にいるだけです。

答えも解決法もわからないままのことが、ほとんどです。


一人で居られないと、他人とも一緒に居られない

いや、

他人と一緒に居られなかったから、一人でも、居られなかったのではないか。

あくまでも私の経験ですが

他人と一緒に居られるようになると、
一人でも居られるようになるみたいです。






実際に回復した誰かと一緒に取り組むということ

2018-04-23 08:28:05 | 8 key
p38 l5

回復への道を歩む始めたばかりの頃は、本当にひどい気分でした。しかし、尊敬する人が、実は同じような経験をし、根気よく取り組み続け、今では回復したとおしえてくれたので、私の今のひどい気持ちもいずれは過ぎ去るものなのだと思うことができました。


p38 l17

回復は、…中略…価値のあるものだと、実際にこの目で確認したかったのです。

アル中と

2018-04-21 09:54:24 | 日記
私はアルコール依存症者でもあるので、よく、摂食障害とアルコール依存症との違いを感じる機会をいただきます。

大きな違いは、今日の8keyで引用した「再発」

摂食障害は、症状とともに生きる、という言葉があります。
再発(あーあ、食べ吐きしちゃった…等)は、回復に必要なことで、それによってただちに命を落とすことはほとんどないのではないでしょうか。

これに対し、アルコールは、二度と飲めない身体になっているので、節酒でやりくりするという選択肢はありません。死ぬとわかっていても飲んでしまうこと=症状です、が、症状とともに生きることはできない病気です。

(どちらが重篤だとか、そういう議論は回復には関係ありません)


私は中学のときに摂食障害になり、39歳でアルコール依存症と診断されました。
アルコールを止めていただいたとき、その分、摂食障害がひどくなりました。
劣等感を抱きしめながらそのことを正直に仲間に話したとき、仲間が言ってくださった言葉が忘れられません。

「いい、いい。いまは、食べ吐き、気にしなくていい。」