
福岡の昭和40年代のパンフレット類を順次デジタル化。博多城山ホテル開業時のパンフレットが時代感溢れてて、けっこうお気に入りです。女性モデルは外人さんも含まれ、他の市内のホテルにはない斬新さです。
博多城山ホテルの開業は1970年12月、同時期に博多東急ホテルも開業。福岡市初の本格的都市型ホテルの西鉄グランドホテル開業が前年の1969年4月、福岡市がコンベンション・シティとして本格始動する素地になったのは確かです。
それにしても、「ホテルニューオータニ博多」までは、博多部になくても「博多」を冠していたものが、今は「福岡」もしくは「天神」ばかりになっているのが残念です。以下の写真は薬院にあった城山スポーツパレスと中洲の城山観光ビル。
ゼンリン時代、ホテル組合のマップ等を担当していた事もあり、またデザイン資料として昭和60年から市内のホテルのパンフレットを蒐集してます(笑)それ以前のものは後日古書店や骨董市等で蒐集。
最後の写真は1970年頃の福岡市観光絵葉書の表紙、開業直後の西鉄グランドホテル上空から天神南部の空撮ですが、このアングルの写真は珍しいと思います。観光絵葉書の良さは、その時代いちばんの観光スポット(見どころ)が表紙や絵葉書になっている事でしょうか。
昭和の観光パンフ類は運営する「WEB地図の資料館」にて近々公開予定です。
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