新型コロナ感染症対策で外出自粛の日々、平日朝のNHK連続テレビ小説『エール』が数少ない楽しみになりつつあります。ドラマはここまで大筋ほぼ史実通りに展開されているようで、5月1日からは作曲家・山田耕筰さんがモデルの小山田耕三(志村けんさん)も登場との事で、史実通りなら主人公は結婚すぐに山田耕筰さんの推薦で日本コロムビアの専属作曲家になるようですね。
という事で、1980(昭和55)年に制作リリ . . . 本文を読む
新型コロナウイルスの感染抑止で刈り取られた八女「黒木の大藤」ニュースをみて、絵葉書を探してみましたが手持ちには残念ながら「黒木の大藤」は無し。代わりといっては何ですけど、県内の戦前の「藤の名所」絵葉書から数点ご紹介。
まずは武蔵寺・長者の藤。例年なら満開となる4月29日に「筑紫野市祭二日市温泉藤まつり」が開かれ、私も毎年のように伺ってましたが2020年は中止に。九州最古と言われる武蔵寺(ぶぞうじ . . . 本文を読む
外出自粛が続く日々ですが、運動不足が加速して体重増となり身体もキツいので、夕刻の散歩は人が多い場所を避けて、近場の公園や御笠川沿いの遊歩道を歩きます。近隣で一番大きな山王公園は人が多いので、先日は久しぶりに東比恵3丁目(博多区、地下鉄東比恵駅の南側)にある津屋公園へ。ただ歩くだけでは勿体ないので、途中に東比恵3丁目らしい風景を巡るコースを考えて歩きながら撮影してみました^_^。
仕事(取材や . . . 本文を読む
外出自粛で講座やイベント、ロケ等がなくなり在宅ワークの日々。こんな時しかできない手持ちの資料整理や調べモノ、自著本の執筆を粛々と進めてます。先日は1959(昭和34)年、観光PR映像(16ミリフィルム)と共に制作刊行された「観光福岡」を久々にチェック^_^。
掲載写真のなかで一番気になったのは、東公園の亀山上皇像と日蓮上人像が一緒に映った写真です。説明キャプションは「亀山上皇のお伴をしている日蓮 . . . 本文を読む
新型コロナ感染対策の外出自粛で巣ごもり状態が続く日々。気分転換に何か楽しい事を始めようと考えて、かつて楽しんだ吉田初三郎作品のジグソーパズルの新作がないかとネット検索^_^。
発売から15年余り、神戸や清水静岡を完成させて自宅に飾ってますが、どうやらすでに販売終了のようで残念です。上のチラシは保管していたもの。ヤフオク等に中古・新中古はいくつか出品されえていましたが、すでに持っている作品なの . . . 本文を読む
2020年4月18日(土)13時からオンエアのLOVE FM 76.1Mhz「JAL九州歴史ロマン街道」は、ゼンリンミュージアムの佐藤館長&新井副館長にご出演いただき、地図の歴史や館内の紹介、豊富な収蔵品の見どころを語っていただきました^_^。
本来は4月19日の「地図の日」に開館予定でしたが、新型コロナ対策の自粛により現状で開館日は未定との事。これまでの「ゼンリン地図の資料館」時代 . . . 本文を読む
在宅リモートワークばかりで息が詰まる日々、気分転換にふと思いついたのは「そうだ!ペーパークラフト作ってみよう」です。たしか西鉄さんのサイトで電車バスのは公開されていたと検索。連節バスや旧8000形旅人はぜひ作って飾りたいとPDFをダウンロードしました。休憩時間にさっそく組み立てようと楽しみにしてます。
・にしてつバス(ペーパークラフト) 現在公開されているのは他に、路線バス(スマートループ)/ . . . 本文を読む
新型コロナ感染症対策による外出自粛の時間を有効活用すべく、最近ハマっているアプリが「航空写真・日本の戦後から現在」です。
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アプリの解説文:戦後(1945年,東京23区のみ1936年)から現在までの日本の航空写真・空中写真が閲覧できるアプリです。新築予定地は沼が埋め立てられた場所だった,通学予定の学校はもともと墓地だっ . . . 本文を読む
先日、大野城市教育委員会から「大野城市の文化財第50集 まぼろしの思水園」見本を送付いただきました。
昭和初期、現在の大野城市下大利4丁目付近、国史跡「水城跡」の西端付近の丘陵地にあった庭園型レジャー施設「思水園」の絵葉書を見つけて4枚を入手したのは4年ほど前です。
西日本鉄道のアーカイブス写真資料の中に「思水園」の広告看板が映った写真を複数見つけたのは10年ほど前。
数年かけて . . . 本文を読む
昨4月11日夜のNHK「ブラタモリ」法隆寺編の感想、アプローチと流れが最高で大興奮!かつて#18福岡と鉄道編の案内人を務めさせていただいた私的には、地形も含めた解説に納得。はや録画を2度も見返しました^_^。
放送後、手持ちの吉田初三郎「法隆寺名所図会」を観察。法隆寺には修学旅行で行った記憶しかなく、先年奈良へ行った際も薬師寺や東大寺、奈良公園などへ行ったものの、斑鳩町にある法隆寺には立ち寄 . . . 本文を読む
手持ちの吉田初三郎の鳥瞰図に観るサクラ景探し、この「讃岐観音寺御図絵」も大好きな作品です。
観音寺のサクラと有明浜の銭形砂絵が特に。観音寺は一度だけ立ち寄ったことがありますが、善通寺や高松へ行く途中の短時間だったので、有明浜には行けてないという残念さ。コロナ渦が収まったら行きたい観光地のひとつです。
実は「讃岐観音寺御図絵」の投稿は、4月10日に新作映画が公開予定だった大林宣彦監督の過 . . . 本文を読む
手持ちの鳥瞰図からサクラ景探し第5弾!私的に、最も吉田初三郎の魅力が詰まった作品だと思っている「養老電鉄沿線名所図絵」。初三郎が描く鳥瞰図は正確性よりもインパクト&イメージ優先。これでもか!という存在感、養老の滝のなんと大きな事か^_^。
まだ「観光」という言葉が一般に浸透する前、初三郎は作品を「名所図会」と称しました。その一方で関東大震災前後には、自身の工房(会社)名をそれまでの大正名所図 . . . 本文を読む
コロナ渦で在宅ワークとなりPC作業時間がたくさん出来たので、これまで滞っていた画像アーカイブスの追加公開を進めます。手持ちの鳥瞰図で最初にアップする作品を何にするか、今ならやはり吉田初三郎「天王山・島本町 大山崎村」鳥瞰図でしょうか。
2020年のNHK大河ドラマのクライマックス、山崎の戦いの舞台付近を描いた作品です。
山城国と摂津国の国境に跨る二つの町村が合同で、吉田初三郎の観光社に . . . 本文を読む
手持ちの鳥瞰図からサクラ景探し第4弾!鳥瞰図絵師・吉田初三郎「大峯山大台ヶ原 吉野群山大図絵」から。
通常の初三郎作品の折本よりも大判で、吉野から大峯山にかけての道中を詳細に描きこみ。
幅110cmの中に描かれた神々しい山岳渓谷美と吉野山のサクラ景、一度でいいからこのパンフ持参でゆっくり行ってみたいです…。
記念フォトブック「福ビルと天神の60年〜さよな . . . 本文を読む
手持ちの鳥瞰図からサクラ景探し第3弾!サクラ景といえば京都・嵐山でしょうか。京都出身の鳥瞰図絵師・吉田初三郎ですので、最も作品が多いのも京都府です。
初三郎の京都作品は種類も内容も多彩。1928(昭和3)年に刊行された作品が多く、その理由は昭和天皇の御大典絡みの依頼が多かったから。その多くにサクラが描かれています。
現在に続く「京都観光」の形態が完成した頃の情景が、鳥瞰図を介して伝わっ . . . 本文を読む