記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

夏空のもと、大迫力の追い山ならし・櫛田入り。

2009年07月12日 21時35分24秒 | 博多部
 今日の博多は夏空。博多祇園山笠の「追い山ならし」は雲間から時折強い日
が差し込む中で行われた。櫛田神社周辺、川端通りの賑わいは日曜日の今日が
ピークか。人波をかき分けて進むのも困難だった。

 一番山笠・東流のスタートは午後3時59分。時間が近づくにつれ、神社内の
観覧席は超満員。私は予定通り恵比寿会館2階、TV各局のカメラが集う最前列
で撮影した。上から見下ろすと人々の顔がとてもよく見える。私に気づいた知
人が声をかけてくる。中洲流れに毎年参加される小松政夫さん、土居流れの長
谷川法世さんの顔も見える。

 一番山・東流の「追い山ならし」表には、おやじの会で一緒だった重枝さん
が台上がり。事前に町内の木戸さんから情報を得ていたので、意識してアップ
も撮影した。清道を廻っての博多祝い唄の場面、昨年も感じた「究極の集団美」
に圧倒される。見下ろす位置でなければ判らない感動。最高のカットが撮れた。

 二番山以降も各流れの「櫛田入り」をきっちり撮影。タイムは全体的に昨年
よりも抑え気味。そんな中、まさかの千代流の櫛田入りでトラブル。20分の中
断の後に再開され、各流の櫛田入りを最後まで自己満足ながら良いカットを撮
って締めくくることができた。

 八番山・上川端通の「動く飾り山」の櫛田入りは今年も圧巻!清道入り口にあ
る「ぎなん樹」の枝葉が飾り山の衝突で飛び散る豪快さ。仕掛けも観衆を喜ばせ
た。上川端通りの山が商店街へ戻るところを最後に撮影して、この日の撮影は終
了した。

 帰宅し、東流の「櫛田入り」写真をA3判でプリンタ出力。愛用の一眼レフデジ
カメの性能は、やはりこれくらい大きく出力しなければ判らない。早速、いつも
会うという町内の木戸さんに重枝さんへの出力写真を手渡した。8月1日は住ん
でいる東光の夏祭り、この日は博多小など各地で同様の夏祭りが行われるが、今
年は2年ぶりに東光のお手伝いに出ようと思っている。

写真は、一番山笠・東流の「櫛田入り」。
このアングルからの撮影は私だけ、そのためどんなに自信作が撮れても、
写真コンクールなどには出せないのが残念である。

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