7月30日（土）は日帰りで豊前市の実家へ。前日7月29日から始まった初の「宇島鉄道展」会場に伺い、初見の資料を含めて展示を堪能させていただきました。
1914（大正3）年に開業した同鉄道が全廃となったのは1936（昭和11）年8月1日、今からちょうど80年前に廃止ということで痕跡の多くは消滅しています。
展示資料の陳情署名には、自分の先祖（曽祖父）の名前も確認できて有意義な展覧となりました。
鉄道跡は築堤跡がそのまま遺っていたり、道路に転用されたり、橋脚台が遺っていたりして痕跡がけっこうあります。今回の展示を行うにあたり、宇島鉄道の研究会では線路跡を全面捜索して金属探知機などを活用し金釘などを見つけたそうで展示されています。
地元でも記憶・記録からほぼ失われている鉄道ですが、痕跡やその後の市発展へ繋がる多くの成果を与えており、地元にとっては立派な近代化遺産。一人でも多くの方に見学いただき、新たな資料発掘へつながればいいなと思ってます。（掲載している地図や写真は過去に自分で入手・撮影したものです。展示会場にはさらにレアな展示物多数）
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