
3月20日夜、福岡ビル地下「峰松本家」さんで一般社団法人博多21の会・福博振興委員会の2019年第1回講座を担当させていただきました。
連続5回講座の第1回、今回のテーマは3月末でほぼ閉館となる福岡ビルの秘密や逸話を語る「さよなら福ビル、その歴史と足跡」でした。
1Fパネル展示には未掲載の初公開レア写真や福ビル秘話に大きなリアクションをいただき、峰松社長、冬至社長、長谷川会長ら大先輩方の語る福ビル秘話も印象的でした。
しかし、さすがの博多21の会です。一枚目の写真の「さよなら福ビル」記念ストラップに感動し、峰松本家さんからのお土産「なんこつ天」特製ラベルは永久保存ものです。
実は、私が天神の歴史を本格的に学び調べるきっかけは、今から15年ほど前にサンフカヤ船木さんにお誘いいただき、福ビル地下の峰松本家さんを会場に定期的に開催されていた少人数での「天神史」勉強会に参加した事です。その意味では、福ビル閉館前に「原点」である場所で卓話を担当させていただいたのは、集大成というか、運命かもしれません。ご縁に感謝です。
記念フォトブック「福ビルと天神の60年〜さよなら福岡ビル・再開発記念フォトグラフ」も歴代テナント様や西鉄さんにご協力いただき、20日当日にギリギリ完成!皆様に頒布することができました。
数量限定で制作した記念フォトブック、24日(日)から通販サイト「アソシエ地図の資料館ミュージアムショップ」にて一般販売を開始します。
また、3月31日(日)14:00〜15:30は「まち × 福ビル」と題して、福岡ビル1F特設ブースにて私と市原猛志さん(産業考古学会理事)の福ビルトーク(無料)も開催されます。事前に見学取材して「判明」した福ビルの建築やデザイン面からの価値や、つい最近西鉄本社内で「発見」された福ビル建設時の貴重な記録写真群も紹介予定です。開催中のパネル展と合わせてご覧いただければ幸いです。
「福ビル 思い出交差展~感謝と記憶を未来へつなぐ~」2019年3月2日〜3月31日
LOVE FM 76.1MHz 新番組「JAL九州歴史ロマン街道」第1クール終了。2019年4月より第2クール開始。
新刊Vol.23「にしてつ電車2018歴代ラッピング電車」等フォトブックシリーズ全25冊
にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)
アーカイブ画像ライブラリー(アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス)
KBC「栄光の西鉄ライオンズ」DVD紹介の特設ページ(企画構成・台本・監修を担当)
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