
7月15日早朝、博多祇園山笠「追い山」一番山笠・西流の櫛田入り奉納を、博多総鎮守・櫛田神社の清道旗廻り・能舞台を見通す定位置にて撮影しました。西流については、山小屋の舁き出しから山列入り、当番町櫛田神社参拝、手打ち等の行程も追跡撮影した後に清道桟敷席の定位置へ。
清道旗を廻る舁き山と男衆越しに、能舞台の宮司を写します。
一番山だけに与えられた博多祝い唄のため、能舞台に向かっていったん山を留めます。
静まり返った清道内、総務が唄う博多祝い唄だけが聞こえる唄い出しの瞬間、そして手拍子と場内皆での大合唱は何度体験しても鳥肌が立ちます。
唄い終わって即、舁き山が動き出します。
タイムは31秒01(西流史上歴代2位)。一番山でいったん止まることを考えると驚異的なタイム、櫛田入りメンバーの集中力に脱帽です。
記録を調べてみると、戦後追い山・一番山の櫛田入りでは1960(昭和35)年の土居流(27秒20)、2009(平成21)年の東流(30秒50)に次ぐ3番目のタイムだったようです。
夜明け前ですが今回もフラッシュは使わず、なんとか無事に撮影できました。西流については全コースを走り終えたあとの「山解き(山崩し)」まで無事に記録撮影。最後の台上がり、表は中島浩二(ナカジー)さんでしたね。その勇姿は西日本新聞さんの以下リンクの記事等で公開されてます。
「山崩し」豪快に 博多祇園山笠 一番山笠・西流 人形や飾りを引きちぎり(西日本新聞)
五十周年史の編纂を担当したご縁で、西流は全行事を追跡撮影していますが、櫛田神社・博多祇園山笠振興会が発行する公式「博多カレンダー」の委員ですので、可能な範囲で他流も撮影させてもらってます。ブログ等に公開している写真は、ご希望であれば関係者にはデータを提供(無償)してますのでお気軽にご相談ください。西流や中洲流については当番町(総務)に撮影した全データをお渡しします。
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