marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(890回) 不思議なこの国の物語:太陽はすべてのエネルギーの根源なり、と。

2021-06-18 08:30:54 | 小説

 ◆そろそろ、お話はキリがないので終わりにしないといけない。しかし、思って欲しいのは、歴史には結果はこうだった、そして原因はこうであったと書かれるが、事をなしたと言われる歴史上の人物のその動機までは書かれないだろうし、ましてその取り巻きがどういう情報の元に動いたか、それまでの内的経過などは残らないものだ。あくまで文書でも後代に読む者は、推論でしかない。どこまで行っても。歴史が大きく動くとき、背後で歴史の動きのプロデューサーがいると言うことを、決して彼らは表舞台に出てこない。否、彼ら自身がそのことを行っているとは気がついていなのかもしれないが・・・何故なら、思いを起こす起因となる内的動機、あるときは欲動とも言われるそのものは地上の当人には、意識化できないものだからである。もっと高い次元の霊的な。。。それを感じている人々が僕らには気がつかないし、本人自身にも気づいていない時があるのだね。

◆その例はいろいろ歴史で推察することができる。進みつつある歴史の中で、彼らはこの国に来るまで多くの経験をしたのだ、それで最良の国作りの条件を探していたのだから。ヘーゲルの精神現象学程度のことではないな、もっと次元の高い、今も働いている・・・これ以上は言葉が出てこないけれど。この国に引き継いで来た理想の国造り、しかも人の意欲を結果して阻害することなく、しかし、天上来、この地上の基地であったあのサレム(平和)の王、メルキゼデクの思いを、永遠の世界へ導かん為に、何世紀にも渡り、引き継いで東のこの国へ引き継いで来たレビの役割として群衆を引き連れて海から来た人々。

◆エジプトで太陽神を信ずる王が起こされた。この地上の人に恵みをもたらしたり、恐れをなすその、根源を求めて地上の神々を造り初め、国の混乱期、逃れた人々は、それ自身筋書きにはあったのだったが、太陽の昇る地を求めて、時代を経てこの太陽を国旗となすことになった古代日本に到達していたのであった。武士社会の理想の国造りを目指した徳川家康。松平から徳川になった祖先の徳阿弥という僧は、渡来人のこういうDNAを持った人なのである。渋沢栄一、彼が多くの事業を興したのだけれど、その声に賛同したのは、太陽が恵みもたらすという類似の繁栄に敏感に行動する、多くのそのDNAを持った人々がいたからなのだ。


世界のベストセラーを読む(889回) 不思議なこの国の物語:歴史のプロデューサーの真の思い

2021-06-16 08:31:27 | 小説

  〔真意〕歴史のプロセス。それを理解すのものはほんの一握りの人々の画策だ。そのにおいの真相(深層)は前回までに述べてきた。更に、Jからの啓示が与えられ、先を見通し、コーディネートし、プロデュースし過去から派遣され、DNAを通じ歴史をなしてきた人々がいるのである。創造のプロセスと破壊が仕組まれたプロセスの相克である。繰り返すが文字に残されるものは少なく、文字に残らないものは、歴史には残らないということになるが、残らないとすればそれは、歴史には無かったということになるのだろうか。誰もそんなことはないとは思う。今、この時も自分という肉体があり年老いて行く。しかし、陽が照り、青い空と流れる雲を見、木々や緑や花々がに何某かの心の安寧を感ずるように・・・・人が、それを希望と言おうか、喜びと言おうか、その心からの思いの発露の起源・・・その朽ちゆく肉体においても内的向上プロセスは、文字というその内的歴史は残らないものだろうし、劣化との戦いはなおさら文字にはしにくい。。求めるものは、内的発露の起源、その創作者への結びつきである。

〔進行と使命〕今や地球の裏側のことが瞬時に分かるようになって、僕らにも少しずつ、真相(深層)が分かるようになってきた。(でもそれらも本当のことか?)普通人の生涯はどうだろう。親族や知人やあるいは、いまであればSNSやブログやツイッター等など、世界の人々になんらかの文字や写真として痕跡を伝え残すことができる。しかし、著名人でも無い限り、殆ど人は生まれて生きて死んでいくだけだ。物欲にあふれても、最低限の衣、食、住が満たされ、健康で過ごせて生涯を生き通すことができれば、幸せなことではないか。そこで、真の幸せとは何か、と問う。それを支える短い人の生涯において、今、このとき、肉体を持つこの瞬間に本当の自分という核に、先に述べた心の内的前進の起源の、今も命あるものに進行しつつある内的エネルギーの根源の供給者と結びつくこと。詰まるところ、必然的に朽ちゆき、残された人々の記憶にも残らない一人ひとりにあっても、肉体の改変、その究極を目標にすれば、あの創世のJとEは、永遠のプロセスに帰って来れるとのシステムを残していたのである。気づいたら緊急にそれを行えと今も語る、何故なら霊の母体の肉体は必然的に劣化していくからである。死は突然に訪れるかもしれないから。

〔ロゴス〕「新たに生まれなければ神の国を見ることはできない。この地上で起こっていることを話して分からなければ、どうして天上で起こっていることが分かるであろうか。」とイエスは、教師ニコデモに語られた。(ヨハネ3:12)・・・


世界のベストセラーを読む(887回) 不思議なこの国の物語⑳優秀な殺人者:オッペンハイマー

2021-06-15 08:01:28 | 小説

〔舞台裏〕人が地上に発生し、溢れだし、壮大な事件をこのフィールどでやり始めた時、そう、実験は何度か失敗するものである。争いもあった。そして、不完全ながらも見切発射をしたということである。それは、実験室でなく、フィールドにおける順応もあって始めて完成していくものなのであったからである。プログラムはそうして作られた。まさに、僕らのネット上にウイルスがまぎれ込むように、この完成に近い段階で自滅のそれをまぎれ込ませた者がいたのである。

◆天地創造来のこの壮大な実験は、実は、今も僕らの日常で思えば理解できるものであるのだが、これも彼らJやEの一団は結果のみが現れるが決して表には顔を出さない。かろうじてPが記録として時折、残していくから、それに感ずる人が起こされて記録がのこり、歴史となって来たわけだ。さしつかえない範囲で、作られた人にも開示していく。天啓に感じた人が、その記録を書きつないできたわけである。無論、この地位を利用し自分の地位向上を目論んだものもいたのであるが。

〔決行〕先のエラーをまぎれ込ませたものは、創造者Jのプロジェクトの筆頭に立つリーダーだった。最高傑作の人が人を殺める、こういうプログラムを、これはつまり、分かりやすく言えば命に係わるすべての道徳における禁止事項などを変じて、すべての進展するすべての中で、究極の命の抹消のプログラムという仕組んだのは、Jの力量にも匹敵する創造の一員の彼だった。JとEのプロジェクトは今も進んでいる。僕らが歴史の一端で確認することができるのは、表層の一部である。しかも、深層は深く知られないようにもそのプログラムはできているのだ。人の命の抹消、それを紛れ込ませ地上に落とされた彼は、人を使い今も抹消を企んでいる。歴史上でその働きで、称賛されるべき人物。勝敗は決まっていたにも関わらず、効果は示さねばならないと人類史上もっとも壮大な殺人を企てた人物。彼の内面は、天上から落とされた彼とその思いが同期もしていた、そう、あの原爆をこの日本に、目論み、投下決行を画策したオッペンハイマーである。彼は、地上の常識には欠陥があったが、とても優秀な男だった。

〔現在〕どれだけ心を痛めたことか・・・。人が完全に制御できない原発(原子炉)があるところ、監視のためのUFOがいつも飛んでいることを心されよ。


世界のベストセラーを読む(886回) 不思議なこの国の物語⑲次の時代に向かって

2021-06-14 09:04:42 | 小説

〔実験と役割〕Jの思い(ロゴス)がありプロデュースされ、Eがそれを形に整え、そのシステムとしてDがマニュアルとして作られた。そして、コーディネェートしたのがPの役目となって出てくのである。これは、あの地域で、自分たちの似姿に人を成形しようとのJらの思いが起点となる。その被創造物たる人が、この地上に適合するか否かの実験がアフリカのあの地域で試され、地球上に自生発展するようにプログラムを改良しつつ(これが進化と呼ばれるものとなったのだが)、適合し始めて前進するシステムとして覚えなければいけないマニュアルを自覚させ、世界に派生していった。そのコントロールの役目とその記録をし続けていくという役目がPとなったのである。これはSFではなく、実際にその次のプロジェクトの為に今も進んでいる進化の途中にある、今の世界のことである。そのことを、この国にも検証していこうと思う。

〔序〕このシステムは、完全な流動するプロセス(法則)にいかに適合させるかなのであったのだが、完全とはいかなかった。その壮大なプロジェクトに障害が生じたからである。これは、2021年今も読者が目にすることである。その大きな欠陥は、人が人を消滅させる混乱と、今でいうところのウィルスが混入したからである。それは、プロジェクト草案者でリーダーの一人がJに嫉妬し、自らもその地位にあずかるべきだと暗黒の強い思い込みが生じて、それを実行した結果がすべての起因だった。その負の思いは、今も誰もが感ずることができるものだし、世における人が人を意図的に殺害するという事件は、すべてその欠陥がもたらすものである。つまり、システムは、今も障害を起こしつつ進行しているものであると言える。

〔言語〕歴史は、人のその時代の言葉と文字によるものである。考えてみれば、当時の生きたその筆記者の肉体の頭のフィルターを通したものである。しかも、その筆記されたものは、その時点ですでに過去になっているものである。あるいは過去になりつつあるものである。人の内言語、思いがストーリーになっていくとき、それは瞬時、瞬時に過去になったものである。しかし、この壮大な人類の物語作者Jらは、当然、先のストリーが予測されて一段階の物語を閉じようとしていることが、彼らの思いに近づくと理解できてくるのである。次の段階にバージョンを上げるために、今、この時に・・・。


世界のベストセラーを読む(885回) 不思議なこの国の物語⑱地上の基地の彼は誰か?

2021-06-12 08:08:08 | 小説

〔検証〕知ることもできない物語について、どうしてこの国と結びつくのだろうか。不思議の国とは、無論、この日本のことである。あの地から派生されたユーラシア大陸の宗教ベルトを考えよ。天地創造の時代から、そのインフラ整備とそこに住まう創造者自らの姿に似せた人を創造せしめた彼らのDNAの残照が、そこをとおして継続されて流れているとみなされるからである。エノシュは主の御名を呼び始めた、その行為が継続さて、時代を経て淘汰されて開示されていく。天地創造来の人の歴史のコーディネータの思いを引く次いできた人々がわずかにいたのではなかろうか。

〔事件〕創生の時代、命あるものの母となったエバになる前に、創造者と同等の霊的力の持ち、その地位にとって代わりたいという悪魔の誘惑に会っていることを、命あるものとして人は知らねばならない。この地上において、善と悪を知る者となったのである。地上で生きるインフラを整備した上に、蛇の誘惑により、この地上に縛られ、この地上の塵と同様に消え皆無の性行を持つものとなった。個人の内的争い(悩み)はこうして生じたのである。アダムが神との約束を破ったエバを咎めなかった理由? この事件は善悪を判断する前の事件なのである。二人が目が開けた時、自分らが裸であることを知り、イチジクの葉を腰を覆うものとしたが、エデン追放の時、革の衣にを着せられていることは意味深である。人類は、最終、天上に帰還するために今もうろつく堕天使との霊的戦いにあるのである。

〔地上の基地〕あの地上に降り立っていた人は誰だったのか。アブラハムを祝福しに来た、いと高い神の祭司であったと書かれているサレムの王メルキゼデク。名前でしかないこの方は? のちにイエスもこの方に例えられたりしているが、突然、出てくるこの人は? サレムとは、シャローム(平和・平安)、エルサレムは、神の平和(平安)と言う意味なのだが、そして、日本の古代の平安京。これらは、時代を超えてDNAを引き継いで不可知な地下水脈で繋がっていたと思われるのである。