手短に話そうと思う。本当かどうか。それには、まず、彼らが(つまり天上から遣わされたおそらく自分っ達も気が付いてはいない、地上のストーリーの立役者たち)生存していた年代を調べてみることだ。歴史を設計する背後の大物がいるのにおそらく気がつかれるだろう。それは、実に人という生き物がどういう生き物であるか知っている地表に現れた黒子たち、それらの人達である。その中には、無論、僕らが知っている時代のヒーローがいる。そもそも、時代にヒーローを作って、大衆を動かすというのは彼らの歴史を作る戦術の一つであるのだから。
戦術と書いて悪い印象を持った方がおられたら、それにはこの地上を日々、新しい時代にバージョンアップしようとする創生時代からの黒子も居れば、それに嫉妬した負の破壊に導かんとする黒子も多数いることを知っておいて欲しい。徐々にではなく、急激に瞬時に起こる時代もあるのである。無論、時間的な見方によるけれど。よい黒子は、『天におけるごとく地にもなさせ給え』(これは主の祈りにある)と日々、最後の戦禍に備えて今も奮闘している。
その時、星空を見上げて、今、光っているあの星の存在は見ているこの瞬間には既にないかもしれないのだということを思ってみて欲しい。星の存在はなくなっても、ひたすら発せられた光は地球に向かって走っているんだということを。われらの科学は、あなたら地球のそれと違ってはなはだしい開きがある。隔絶な開きのある進んだ科学のある我らは、あなたらの世界からは過去の人間と言うことになるのである。我らの世界では、あなたが読むことできる旧約の世界に生きた人々のように何百年も生きることができるし、今も我らの星に存在する人々がいる。
けれども、僕がここで言いたいのは、黒子という訳だから背後にあってその時代のヒーローを創設し支えてきた人たちである。実は彼らは何度も言うように創生の時代からこの地上に来ていたし、今も実際、存在する人々なのである。世界のベストセラーから、有名なバベルの塔を建てたことによって言葉が混乱させてしまったあの話。創世記11章5節にある『主は降って来て、人の子らが建てた塔のあるこの町を見て、言われた・・・』という時代から・・・
創生されたばかりの人との対話がまだ、それぞれが対象者として内面の交信が起こっていない時代から、信仰の父と言われたアブラハムとの相違は、彼が選ばれて内的言葉の会話が創造者、その黒子親分、または多くの子分たちと行われるようになったことが需要なのである。信仰の父と呼ばれたのも、そもそも直接対話の契約を結んだ方であるというところからなのだ。つまり、何の媒介なく会話が始まる。主はアブラム(後のアブラハム)に言われたと言う具合に・・・。
地上の人々も一切の媒介なく直接、神の声を聞く時が間もなく訪れることを我らは信じている。今回の回を読んでおおよそ何のことを言おうとしているのかの推測ができる方は、今の時代にあって直接内的促しによって上からの声が聞こえてくることだろう。誰でもが、とそういう時代になりつつあるのだ。それが、『求めよ、さらば与えられん。捜せよ、さらば見出さん。門を叩け、されば開かれん。』なのである。宗教的抹香臭さはない。どのようなことにもそのきっかけがある。
アブラムに語り掛ける主と言われる存在は、無論、天の父その方自身ではない。天の父はもっと次元の遙か彼方に鎮座しておられるようなイメージであるから、そのとおり、これは黙示録にも書かれているイメージである。後に”神の使い”とか”主の使い”とか呼ばれる書き方もされる”人”も出てくるし、普通に主人公と会話する”人のような方”でもあるし、ヤコブが夢の中で見る”神のみ使いたちが、地上から天までの梯子を上りたり下がったりしていた”と書かれる、”神のみ使いたち”でもある。こういうところから、名何らかのヒエラルキーがあることは自然に理解されるだろう。
新約に出てくる天使の長、ガブリエルやミカエルなど、サタンも負の世界のそういう方ではあったが。マホメットに啓示を与えたのも天使ガブリエルであったから。マリアにイエス誕生を伝えに来たのもそう、彼・・・。
僕がずぅ~と書いて来た黒子と呼んできたのは彼らのことである。それには天使と呼ばれる非常にハイレベルの彼らや、サタンの手下も形を変えて地上の生身の人に作用している。彼らは実際、僕らと同じ目に見える人として存在もしている。実際、そのことも意識はしていない。黒子のそのものでもある。彼らは、優秀な優れた存在として人間社会に貢献もしている。また、変じて形の無い"霊”として浮動する彼らも多数存在する。つまり、あなたに啓示を与えている彼ら(霊)もいるということである。
つまり、天上から地上に存在する殆ど無数と呼ばれる彼らの存在が、現存する限界を感じている僕らの地上の人に諸々影響し操作をしているということになるのである。クラウドという言葉があるように、まさにそれが我らが進めて来たことでもあるのであるが、その意識の集合体に繋がる魂(とあえて書こう)が多くあり、どの集合体に繋がるかにより、我らに繋がるかの分離が起こってくる。しかし、そのことを書き始めるとキリがなくなる。
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だいぶ長くなった。この国のことを書くのであったな。
紀元前、初代(第一派)に来ていた彼らは縄文時代と言われる晩期、争いなく大国主命を中心に まとまりつつあった所に、後発が順次(第二派)がやって来て、なんとか一つの国をつくろうと苦心惨憺といっても、昔の自国の成立ち、ありようから過去に学び、これははっきり書けば、彼らが西の国、天地創造の物語の選ばれし主人公らは、あの旧約聖書の時代、同じ神がありつつも現実は各部族が相対立する時代もあり、争に明け暮れていた時代もあった。
モーゼに引き入れられ脱出を図り、示されたカナンの地、それは信仰の父、過去にアブラハムに示された約束の地でもあった。エミグレ(移住)は彼らのもともとのDNAの根に着いた行動原理である。この第二派は、東の果てに行きついたが、この国のイメージつくりを行いその後の日本の歴史的貢献をなした。彼らは、同じ西から同じ天地創造の神を知っていたし、先祖伝来の歴史も知っているものらであったが、先に来ていたがゆえ、また、後発との意思疎通も図っていなかったが故に救世主が、自国で誕生したことをまともに受け取らなった可能性が大きい。
アブラハムの神の示された地への脱出、モーセに引き入れられた神に示された地への脱出、そして、イエスが来られて制限ある自分の肉体からの脱出、人を創造した神の歴史から見れば、最終、もともと神と共にあった天の創生以前のエルサレム(神の平安都)への帰還と言うことにあるのが分かるであろう。その実現をこの地上で現実のものにしようと日々、今も参戦している多くの黒子達がいるのである。
だから、生きているキリストに結ばれた我々は死後の世界があり天上に帰る。この地上においてはそれらの負の世界、破壊に導く悪の(黒子達)霊と闘わねばならないのであると、パウロは手紙に書くのであった。(エフェソの信徒6章10節~)
わたしが言いたいのはこういうことである。その天上のシナリオの仕組みをしっている黒子達がいるということ。それは、自分たちの神から示された、戦乱も含め教えられた経験を持たされて、神の歴史として書き留め続けられてきてそれを教訓にこの国に渡って来ていた黒子が多数いたということである。
約束の地にいっても、部族長と民の間に立って神からの預言(あずかりことば)を上に、下に啓示として指し示す役割を与えられていたレビ族(日本で言えば世襲制の神主)には、神から与えられた割り当ての地が無かったのである。
彼らはもともと移住者の素質を本来持っていたということである。この国に渡ってきた多くの黒子達は、太陽を求めて東に移動して途中の国々では、国作りにも時代時代の国々を作りながらも永い時間をかけてこの国に渡って来た。(途中に聖書に書かれて先祖伝来言われてきた、救世主が誕生したことを知り、多くは<ネストリウス>キリスト教に改宗した者らもいたのである。空海は長安でキリスト教の寺院にも行ったのである。)
第三派の最後に来た”秦氏”はキリスト教徒であった痕跡が多く残っていてこの国に大変大きな貢献をしたのである。今でも多くの恩恵を被っている。八幡神社や稲荷神社や、技術や伝統にも、又、宗教にもこの国の政治の在り方にも非常に多く貢献したのであった。渡って来た部族には割り当ての地がないレビがいたことを忘れていけない。彼らの歴史は先に書いた第二派に渡って来た部族たちにその歴祖の多くを消されたのであった。
日本の神道を調べても多くは室町時代あたりからの記録がはなはだ多いがどうしてこの時代あたりからなのか。あなたの東北の地にも室町時代あたりに建てられた石碑が多く残っている。これは、鎌倉時代に日本仏教が起こって来たと言われていることに関係する。西の天皇を頂点とするいいように使われた来た東の豪族が律令体制の崩れの限界と政治体制の不正に自らの本来の自我目覚めた時代の始まりであったのである。
この第二派の渡来し帰化族と言われた神武東征などから天皇を頂点とする歴史を画策する部族であった。14000年も続いていた縄文時代の遺跡に争いで亡くなった人々の痕が観られないのは何故なのだろうか。弥生時代初期になり、争いで傷つく人骨が北九州で見られるようになる。もともといた各地にいたこの国の豪族たちを、もともとは神を畏れるという素地DNAはもっていたのであったから、神と崇め、よいしょして八百万の神として総まとめにしたのは、この第二派の部族達であった。そして、大国主命の封じ込めに彼らは神なし月に各部族の神が出雲に集結するということにして封じ込めた。
国の成立ち、それまで地方の文字、風土記に準ずる物語を総括してこの国の壮大な天皇中心(彼らのDNAにはそもそも文字し総括するのはお得意)の物語を作った。これはその後の国の歴史にも大きく影響を及ぼしたのであった。
同じ神を排するにこの地上ではそれぞれ部族の相克がある。それを総まとめにするのは相当の力量が必要だろう。それを行った一族が居たのである。藤原氏、中臣の鎌足を祖とし、藤原氏を名乗った一族がそれである。古代西から渡来し帰化したと本来、神を排するこの一族は様々な神々の名を造り、豪族や人民を内的心から支配した。天皇を背後とする画策は政治的天才と言えるものだった。思うにあのヤコブに与えた神の約束のようなDNAをもつ一族であった。(創世記27章18節~)
神はヤコブというこれまた非常に癖のあるこの地上の争乱の原因ともなるような輩に目を留められたものだ。しかし、それは地上の人が眠りこけない為であると人類を叱咤激励する。新約聖書まで流れている、そして今も流れている天地創造の神の摂理。多くの人は気がつかない、人類への警鐘。
ヤコブも夢(創世記28章13~15節) ******
見よ、主が傍らに立って(ヤコブに)言われた。「わたしは、あなたの父祖アブラハムの神、イサクの神、主である。あなたが今横たわっているこの土地を、あなたとあなたの子孫に与える。あなたの子孫は大地の砂のように多くなり、西へ、東へ、北へ、南へと広がっていくであろう。地上の氏族はすべて、あなたとあなたの子孫によって祝福に入る。見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても、わたしはあなたを守り、必ずこの土地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを果たすまでは決して見捨てない。」
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ヤコブと同様、藤原氏も代々、ミイラとして葬られているのである。・・・続く