マリーのアトリエ

札幌時計台近くのハンドメイドショップ、マリヤ手芸店のスタッフブログです。

木目込み人形の作り方

2011-08-16 08:33:22 | 和風手芸


それではいよいよ布を着せていく作業、「木目込み」を始めます
布がついているセットには型紙がついているので、
それぞれの布を型紙通りに切ります。




型紙は十分余裕のある大きさになっていますが、
ほつれやすい厚手の金らんを使う場合は、
さらに少し大きめに切った方がいいかもしれませんね




今回、龍のメインの部分にはこちらの布を使います。
緑色のちりめんに、金のうろこ模様がほどこされた、
上品な色合いの生地です。
来年の辰年に向けて、新しく入荷したものなんですよ




ボディの溝に、のりを入れていきます。
なるべく、これから貼る面だけにのりが付くようにします。



布を当てて、全体がかぶさるか確認します。
溝の半分くらいまで布を押し込んで、
溝の底まで届く分を見込んでカットします。
この加減は慣れと経験
立体的なところに沿って切っていくので、
反りバサミの方が断然便利です。




ヘラを使って、はみ出た部分を溝に入れます。
この時、無理やり押し込めるんじゃなくて、
はみ出た布を「すくって入れる」ようにするのがコツ
といっても、マリーの場合、最終的には力ずくになっちゃうことが多いんだけどね

布がはみ出すぎ!な場合はもう一度カットしなおします。
でも、桐塑のボディは弾力性があるので、ちょっとくらいはみ出た布は
溝の奥へ埋め込んじゃえ~って感じで、けっこう力仕事です
マリー、久しぶりにやったら筋肉痛になったわ・・
もちろん、ベテランの方ならこんな力ずくにはならないはずですよ~

布を溝に入れたら、ヘラで慣らしてきれいに仕上げます


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木目込み人形必須アイテム | トップ | 木目込み人形の作り方 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

和風手芸」カテゴリの最新記事