マリーのアトリエ

札幌時計台近くのハンドメイドショップ、マリヤ手芸店のスタッフブログです。

物語の中の手仕事

2009-04-28 07:50:20 | 物語の中の手仕事
世の中、ゴールデンウィーク真っ只中ですね~
でも、マリーは毎年何も予定がないのよね
どこへ行っても混んでるし、長いお休みも取れないし
今年は新型インフルエンザも心配だから、
お家でのんびりしているのもいいんじゃないかしら
お休みの時こそ、普段は忙しくてできない読書や手仕事を
じっくりやってみてはいかが?

って訳で、前からやってみたかった企画なんだけど、
「物語の中に出てくる手仕事」といテーマをやってみます
マリーが読んだことのある本の中から、手芸や手仕事が出てくる場面を
紹介しますねでも、マリーの趣味ってちょっとマニアックなのよね

手芸が出てくる本で、日本でもとっても人気があるのって、
やっぱり「赤毛のアン」シリーズでしょう。パッチワークや編み物、
手作りのお菓子など、女の子の憧れがいっぱい出てきますものね
マリーも第一巻目の「赤毛のアン」は読みました。
でもちょっとマセた子供だったので、中学生になったら
「赤毛のアン」2巻目以降はフッ飛ばして、もう、世界文学全集を読んでたの
母が文学少女だったので、買ってくれたのよね。



緑の箱に入ったこれです。
主に19世紀~20世紀初頭の、欧米の文学作品を集めたシリーズです。
今もお持ちの方、いらっしゃるでしょうか?
ビニールのかかった箱に入って、本もハードカバーで立派なものでした
これで980円、時代を感じるな~今はもう売っていませんね

古典の文学作品だけど、けっこうメロドラマっぽい話も多くて、
今思うと中学生じゃ、よくわかっていなかった内容もあったかも・・・

でも、多くの作品の時代背景が、マリーの大好きな
19世紀後半のヴィクトリア朝時代なんです
スカートが広がった美しいドレスやボンネット、豪華な銀の食器や舞踏会
などが出てきて、マリーの憧れの世界だったの。

そう、まさに「サジューのお裁縫箱」の時代ですよ~
手の込んだレースや、貴婦人が午後のお茶と共に刺す刺しゅう、
暮らしを彩る美しいインテリアなどが物語の中に出てきて、
こういう部分を読むだけでも楽しかったように思います

今の若い女の子は、こんな古典文学なんて読まないのかな~
(マリーの時代も読んでる子は少なかったけど・・)
今は若い人向けの文学作品も、おもしろいのがたくさんあるしね
でも、写真の「ジェイン・エア」や「風と共に去りぬ」など、映画になった作品は
見たことあるかもしれませんね


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