
【 精密板金加工 】“追い抜き加工”についてお話します。
お料理のクッキーを作る時の抜き型を想像して頂けるとわかり易い
と思いますが、★形に抜く時は★の形の抜き型、▲形に抜く時は▲
の抜き型が必要になります。
板金に穴をあける時も同様にそれぞれ要求にあった形状の金型が
必要になる訳です。
しかし、絶えず専用の金型が無いと加工が出来ないと言う事になれ
ば金型の費用が掛かり過ぎてコストUPになってしまいます。
そこで寸法や形状の違う金型を利用して欲しい形状に加工を行う
“追い抜き(ニブリング)”と言う加工方法を使います。
これは材料を少しずつずらしながら打ち抜く方法です。
10×10mmの金型は一辺が10mmの四角い穴しかあきません
しかし、1発打つごとに材料を少しずつ動かしていけば
10mm幅の細長い穴を明ける事ができます。
後はこの応用で、小さな丸い金型で大きな丸い穴をあけたり
いろいろな金型の組合せで様々な形状の加工をする事が可能
になるのです。

▲横長の赤い枠の中に金型が入っている
関連 丸井工業株式会社
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp

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