
加工の際に着く製品の裏傷を防止する取り組みについてです。
おはようございます、丸井工業(株) 専務の井手野です。
精密板金を加工する際に材料の表面は作業者が意識しながら作業を行う大切な部分です。と言うのも材料の表面は製品の化粧面や外観となる部分が多く出来るだけ加工の際に余計な傷を付けたくないからです。例えば塗装などをせず材料の生地の風合いを生かしたまま化粧面として使われる場合は傷を一切付ける事が出来ないので保護シートを板金材料の表面に貼り加工を行います。そこでついつい疎かになりがちなのが裏面の取り扱いです。加工中を含め材料を引きずれば必ず裏に傷が付きます。裏面に傷が付けば品質も含め製品全体の価値が下がってしまいます。
材料を引きずりながら取り出したり、半製品同士を重ねたまま移動したり、加工中を含めいろいろな場面で裏傷は着く可能性があるのでいつでも材料は引きずる様な取り扱いをしてはいけないのです。しかしNCT加工機は材料を加工機内で引きずり回しながら加工を行うので対策として加工テーブルにブラシを使い裏傷の防止をしています。

▲ NCT加工機 黒く縞模様に見える部分が加工テーブルです

▲ 加工テーブルを拡大するとブラシが沢山ついている事がわかります

▲ この様に材料はブラシの上を引きずらながら動きます
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