おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

イモトよく頑張った!

2009年08月31日 12時37分02秒 | 日記
今関東は台風が猛威をふるっているようだが、九州は連日の晴天で雨が降らない。幼稚園長としての勤め以外に土日の休日は約1反くらいの広さの畑を借りて、いろんな作物を作っている。この夏、長雨が8月まで続くという異常気象だったけれど、梅雨が明けてからは、晴天続きで雨が降らない。夕方に丁寧に水を撒くのだけれど、広いものだからこれが一仕事、1時間くらいかかる。丁寧に散水しないと悪影響が出るので気を使うのだ。台風も日本への上陸ルートが変わってしまった漢字を持っている。今までは、まず夏台風といえば九州上陸が相場で、大きな被害を出してきた。今年はまだ九州には来ないのだ!もちろん来ない方がいいのだが、異常気象はなんだか不安がある。
この天気の中でイモトは126キロを走りきったのだから、偉い!!篤姫の時にはNHKを見ていたが、今の大河ドラマは面白くない。「こども店長」が出ていた時は見ていたけど、成長してからチャンネルを「イッテQ]に変えた。その中でも好きなのは宮川大輔が出る、世界のお祭り?とイモトの珍獣ハンター。イモトは何とも変な女の子で、ギャグを持っている訳ではないのだが、素人っぽくて面白いのだ。キリマンジャロ登山は特によかった、感動した。だから今回の「24時間、愛は地球を救う」の126キロマラソンは期待していた。
フルマラソンを5回走った経験があるが、126キロなんてその3倍弱。とんでもない距離なのだ。ところが一番いいところがカットされた。時間内にゴールできなかったのが残念ではあったものの、最もエキサイティングな場面メーン会場にゴールするところが選挙で吹っ飛んだ!NTVはいかん!!あれだけ宣伝し、経費も注ぎ込んでいながら、ここを中継しなかったのは視聴者への裏切りだ。9時から選挙の特番が組んであったのだが、開票が始まったばかりで当確が少しずつ出始める頃、どこか画面の一角にゴールの場面を実況することはできなかったのか!!?知名度がもっと高い俳優や歌手だったらどうだったろうかーイモトだから外されたのだろう。可哀相に。でもイモト、皆君を応援していたからね。選挙なんて結果は見えていた。賢くない首相は最後の最後まで自分が見えてなかった。あんな人の国政が進んでいくことがストップしたことだけでもよかったのだがー。こんなんだらだら見せられるよりはイモトの勇姿を見たほうが良かった。
NTVよ、おかしいぞ!

地蔵峠の幻の花

2009年08月28日 09時06分48秒 | 日記
暑い盛りの8月某日、妻と外輪山のトレッキングに出かけた。俵山の麓を走るグリーンロードを眼下に阿蘇南郷谷を見晴らしながら、今日は野生猿の集団に出会わないかと興味半分、逆襲への恐れ半分の心境で車を走らせる。この道路は県民に余り知られていないので片道一車線のりっぱな道路だが殆ど対向車に出会わない。何しろ素晴らしい景観で、牧場ではのんびりブランド牛の赤牛南阿蘇牛が草を食んでいる。ちょうど南阿蘇トンネルの上方にあるのだろうか、地蔵峠への登山口がある。駐車場に車を停め、いざトレッキング開始。心臓=狭心症持ちなので、ゆっくりとした足取りで歩を進める。勾配がきついので息が切れる。歩いては休み歩いては息を整え、上っていく。今日は平日なので途中出会う登山客はない。15分くらいで目的地の地蔵峠に到着。ここは2回目になる。昔矢部と御船・益城を結んでいたルートで、俵山を頂点にした山稜を歩いていったのだろう。冬には積雪が多いところなので難所であり、プレートを読むと遭難者が出ている。慰霊碑に賽銭とお祈りをして休息する。広場になっているのでここを散策していたら、大好きな花に出会った。以前久住に向かうミルクロードの途中で一輪見つけたことがあるけど、随分昔の話で野生の花マツムシ草は以来見たことがなかった。ところが不意に可憐で清楚なこのマツムシ草が目の前に咲いているではないか。それもあちこちにある。しっかり写真を撮って、この峠を後にした。
私はムクツケキ熟年おやじなのだが、好きな花がある。それも人の踏み込まないような場所にひっそりと咲いている花。吾亦紅が大好きで、今では南阿蘇の家の庭に植えている。今年2年目だが、しっかり実(花に当たるのかな)をつけている。それから阿蘇の代表的な花であるヒゴタイもいい。妻が苗を買ってきて植えたら薄緑の花をつけた。何ともいえない可憐さだ。
家のデッキから正面に見える夜峰山は姿形がとてもいい。10年以上も前の話だが、妻とここに上ろうとお昼用の食料と水、着替えをナップザックに真下の垂玉温泉に車を停めていざ。かなりの道のりと勾配を汗を流しながら頂上へ。苦労して到着したトップポイントには各社のテレビ搭が立っている。大きなアンテナの下で弁当を食べて、付近を歩いたら驚く事実に遭遇。頂上の反対側のすぐ下はなんと駐車場になっているではないか。知らなかったのだ。山の裏側は車の通る登山道路になっていて、ここを抜けて中岳や草千里にいたるルートになっている。広い牧場と展望所があって、トップまでは車を降りて5,6分で行く着くのだった。私にとって、阿蘇はまだまだ未知の領域がいっぱい。来年から定住するので、しっかり学習して、客に正確な説明ができるようにしたいと思っている。

ゆっくりのんびり田舎暮らし

2009年08月27日 11時20分40秒 | 日記
7月にパソコンのキーボードにお茶をこぼしてしまって、機械を壊してしまった
夏休みの間は殆ど街の喧騒と茹だるような暑さを離れて、南阿蘇に「疎開」していた。もう阿蘇は秋だ。夜は厚手の毛布が必要だし、夜はクーラーどころか窓も閉めて秋風をシャットアウトしなければ、ちょっと寒い。この夏初めて長い期間、外輪山中腹の我が家に暮らした。朝はデッキから阿蘇の五岳が眺望できるのだが、6時前にここで朝日を拝んでからリクライニングシートで読書をするのが日課となった。そして、ゆっくり朝食を摂って、一日の仕事の準備。まず顔に日焼け止めを塗る。顔が大きいので妻が選んだ高価なそうな日焼け止めがすぐ無くなってしまう。シャツはワイシャツの古いものを羽織る。半そではだめ。日焼けにも虫刺され防止のためにもー。そして作業用のズボンを穿いて、サングラス。帽子はツバ広の麦わら、手ぬぐいでマスクして、さらに手袋。軍手ではなくちょっと高いが薄手のものを使う。腰にタオルを下げ、ペットボトルに入れた水をもって、ゴム長靴を履いていざ畑へー。
陽が高くなったら暑いので、11時半にはあがる。すでにシャツは汗でびっしょり。汗を流して、食事。午後は夕方までゆっくり休む。本を読んだり、ギターを練習したり、昼寝をしたりして体を休める。4時過ぎ日差しが柔らかくなったところで、午後の農作業。この村では4時半に有線放送で小学生が「遊びをやめてお家に帰りましょう」と呼びかける。6時にまた「夕焼け小焼けで日が暮れて」という童謡が流れる。だいたい作業をしている人もこれを聞いて岐路に急ぐ。私たちはまだ畑にいる。7時過ぎになって、畑の作物に丁寧に水を撒き、庭のガーデン、芝生にも散水。道具を片付け、手を洗いやっと一日が終了する。
昨年は収穫が「イチローの打率」くらいだったのだが、今年は殆ど収穫までこぎ着けた。今夏野菜が真っ盛り。トマト、なすび、オクラ、シシトウ、ゴーヤ、かぼちゃ、ラディッシュ・・・トーモロコシはできたのだが、十分実が入っていなかった。残念!肥料が足りなかったのだろう。去年、野生動物に根こそぎ食われてしまったので動物の侵入防止の策を早めに張っていたのだが、そのための追肥ができなくなってしまい栄養不足に陥ったのだろう。休み中たくさん友人、親類、卒業生が訪れたけれど、皆に野菜を土産に持たせることができてよかったと思う。
畑の仕事はまったく苦にならないので余程自分に合っているのだろう。さあ、いよいよ来年といっても半年後、定年を迎えるので第二の人生のスタートだ。