阿蘇は大雪になった。朝いつものようにリビングの大窓のカーテンを開けると夜峰山もその向こうの五岳のうち高岳、杵島、往生、烏帽子中腹から真っ白に冠雪している。デッキも屋根があるのに雪が吹き込んで積もっている。畑など全てが雪の下。
たいへんな大晦日になった。
家にじっとしているしかないと思っていたら、妻がお節に作る煮しめ用の干し椎茸がないといい出した。
恨めしい奴だ
昼過ぎて幾らか日差しがあるので道路の雪も融けていようと妻のパジェロ(寒冷地用のタイヤを履かせている)で出かけることにした。
なにしろ積雪15cmほどはあろうかと思われる。こんな雪は初めてだ。この土地は南外輪山中腹にあるので県道までの道が酷い量の雪を被っている。1車線なので雪道対向車が来なければ何とかなると思って出発。ところが100mも行かぬ内に対向車。雪に埋もれてどこが溝かわからない。空きスペースに入り込むしかない。ところが案の定車を停めたら、次の出だしが滑ってコントロール不能。危うく登って来る車に正面からぶつかる所だった。向こう側で避けてもらい、何とか通り抜けることができた。
フウッ

買い物をする場所に行くにも、県道はみな20km位で走っている。

買い物を終えてさあ帰りも問題だぞ・・・対向車がなければいいけど、神に祈るだけー
さあ今度は登りだ。
ところが神様も寒くてお隠れになったのか、また車だ。
バックして避けようとしたらまたズルッズルッと滑る。いやーな感じだ。何度も何度もトライするけど同じ。するとまた向こうが脇に寄せてくれた。ありがたい、妻は車を降りてウロウロしている。動き出したら車を停める訳にはいかない。
「すまん」と心の中で詫びながらそのまま妻を置き去りにして、家に急いだ。妻は仕方なしに2,300mほどの雪をテクテクと歩いて帰った。帰ってから家の前の道路を通行する皆さんのためにスコップで雪かきをしてあげた。こんな経験60年生きてきたけど、初めてのもの。
たいへんな大晦日になった。
家にじっとしているしかないと思っていたら、妻がお節に作る煮しめ用の干し椎茸がないといい出した。
恨めしい奴だ

昼過ぎて幾らか日差しがあるので道路の雪も融けていようと妻のパジェロ(寒冷地用のタイヤを履かせている)で出かけることにした。
なにしろ積雪15cmほどはあろうかと思われる。こんな雪は初めてだ。この土地は南外輪山中腹にあるので県道までの道が酷い量の雪を被っている。1車線なので雪道対向車が来なければ何とかなると思って出発。ところが100mも行かぬ内に対向車。雪に埋もれてどこが溝かわからない。空きスペースに入り込むしかない。ところが案の定車を停めたら、次の出だしが滑ってコントロール不能。危うく登って来る車に正面からぶつかる所だった。向こう側で避けてもらい、何とか通り抜けることができた。
フウッ


買い物をする場所に行くにも、県道はみな20km位で走っている。

買い物を終えてさあ帰りも問題だぞ・・・対向車がなければいいけど、神に祈るだけー
さあ今度は登りだ。
ところが神様も寒くてお隠れになったのか、また車だ。

バックして避けようとしたらまたズルッズルッと滑る。いやーな感じだ。何度も何度もトライするけど同じ。するとまた向こうが脇に寄せてくれた。ありがたい、妻は車を降りてウロウロしている。動き出したら車を停める訳にはいかない。
「すまん」と心の中で詫びながらそのまま妻を置き去りにして、家に急いだ。妻は仕方なしに2,300mほどの雪をテクテクと歩いて帰った。帰ってから家の前の道路を通行する皆さんのためにスコップで雪かきをしてあげた。こんな経験60年生きてきたけど、初めてのもの。

