おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人間の罪業の深さ

2012年01月30日 09時30分53秒 | 日記
今日も寒い一日になりそうです。

連ドラ「カーネーション」を毎朝見ています。どうも岸和田弁の荒々しさに退いてしまいそうになりますが、これまで面白く見てきました。

先週からガラッと筋書きが変わって、主人公が不倫に落ちていく場面が続いています。前回の岡田脚本の「おひさま」を感動の連続で見ていましたので「カーネーション」の人間の愛の不条理さを朝から見せられるのははっきり言ってしんどい。

今週は子供達が総入れ替わりでした。主人公も替わるといいます。何か内部であっているのでしょうか?女優は若い時代から中年、老年世代を一人で演じきってこそ一人前の女優と言えるのではないでしょうか。糸子を演じている女優が脚本に異議を感じているのかなとも思いますが・・・

さて「あさイチ」を毎日見ていますが、あまり視聴者の意見に敏感になり過ぎだと思います。

以前、「おひさま」の話題でプロローグを始めることに一部の批判があったということで一時は1週間に半分くらい入れて、後は入れないと約束していましたが、何故だか最近はまた「連ドラ」の感想から入っています。

元に戻すぐらいだったら、いちいち批判に気にせずにやればいいのにー
私はMキャスターのイノッチや有働や柳澤の目を晴らした「おひさま」の感想を聞くのが楽しみでしたのに。



さて身近なところで聞いたことだが、私も属している小さな社会人の友好団体のクラブで揉め事が起きているらしい。

組織上部への一部役員の批判が浮上し、脱退騒ぎになっているという。話を聞いた本人が世話役を今度下りるといい、痛烈な批判をされた。思いがけないことで戸惑ったが、よく聞いてみると彼の言うこといちいち肯けます。

よく言う「内向きの顔」と「外向きの顔」が離反している。下手をすると全く反対の顔を使い分けているという批判がありますね。上に行けばいくほどこういう批判が出てきます。政治家だってそうです。首相から下は村会議員まで全く同じではないでしょうか。

昨日聞いたことですが、村の中で唯一の鉄道路線に新しい駅舎が3,4年前に建築されたといいます。昨日をそれを見ましただが、実に立派な建物で、現在は鍵が掛かっていて中に入れなくしてありました。2階建てで階下には便所があり使ってみましたが、水洗でとてもきれいで申し分のない公共施設でした。

ところがこれが鉄道規則があって、駅舎として使えないらしいことが後で判明したというのです。ですから折角作った田園地帯を走る田舎の駅が何も使用されずしょんぼりしているのです。

この金いったいどこから出たのだ皆税金ではないですか

今噂では警察が村行政に立ち入って調べているらしい・・・贈賄、収賄?それとも脱税?

国政や中央政庁や巨大企業ばかりの独占的は話題ではないのです。人のいるところどこでも大なり小なり存在するという悲しい現実があります。

文明は進歩しましたが、人間は300万年前から一歩も前に進んでいないのではないか?

いや実は人間性というものは金や権力に踊らされ、近代化の果てに『儒教道徳」も「宗教的な倫理」も色褪せてしまったと言えるのではないでしょうか・・・

あーあ悲しいかな社会的現実

とうとう水道管凍結・破損そして断水

2012年01月27日 10時21分40秒 | 日記
寒いですね。

畑の土壌の表面は凍っているので、何にもできないし、冬野菜は採り入れてしまったの畑仕事は暫くお休みです。

トンネル栽培でスナック豆やエンドウ豆などを植えていますが、今は休眠中みたい、ジッとしています。

1年で一番寒い時期でしょう。東北では特に新潟栄村の報道が昨夜あってましたが、積雪2m50というのは想像を絶します。実は、今年この阿蘇地方住まいのある南阿蘇外輪山麓では雪はそうでもないのです。ごめんなさい

去年は引っ越してきて始めての正月でしたが、11年の大晦日から元日にかけての雪では度肝を抜かされました。それでも30cm程でしたが、雪かきや道路の凍結した氷割りなど生まれて初めて経験したのです。

今年は何回か雪が降って、今も家の周り雪が積もって(3日前の雪が消えません)いるのですが、屋根に積もった雪がドサーッと滑り落ち来る音がありません。

雪が自重でズルッズルッと滑って落ちて来る。地表に落ちてぶつかる時「ドサーッ」と音を立てるのです。
この冬は一度だけありました。

総じて雪は少ないのですが、寒さが酷いと感じています。

暖房をエアコン、灯油ストーブ3台、ガスストーブ2台、常時は灯油ストーブ2台、そして火鉢をフル稼働しています。
先月はガスストーブ中心でしたが、請求書を見たら目が飛び出そうになりました。それで灯油ストーブに切り替えていますが、さっき書斎のストーブの石油が切れ、家のリビングのストーブの石油が枯渇しましたので補填しました軽く20lのポリタンク一つと半分が無くなってしまいました。今日は石油を買いに行かなければなりません。

ご近所は薪ストーブが多いので、羨望の的です。ウラメシイ」じゃない「ウラヤマシイ

「あさイチ」を見ていたら、電話が掛かってきて「水道管が凍結して破損したので工事のために暫く断水します」と連絡があった。

ちょうど一日の「事始」の時間です。歯磨き、顔洗い、トイレットと水が必要です。特に御手水は自然現象です、我慢にも限度があり、時間をずらすと出るものが出なくなります。それで、トイレにペットボトルに詰めた水を持参して用は果たしましたが試しに立ち上がって様子を見たらチャーント水が出て洗い清めてくれました。良かった

考えてみると暖房には現在は電気を使い石油を使い、ガスを使用して部屋は暖かく、布団も電気毛布などがあって便利にはなっていますが、
もし、この燃料が滞って、日本には1滴も輸入できなくなったとしたら・・・それこそ背筋が凍りつきますね

少しでも我慢して資源を節約をして次世代に残しておかないと、原子力発電問題のリスクを考えるとそしてそれに替わる有効な代替エネルギーがなかなか見つからない現在、「辛抱するっきゃない

少しは体を寒さ暑さに耐え得る強さを身に付けるようにしないといけないのではないかと最近とみに思います。

便利は身体の自然の抵抗力を奪ってしまうのではないでしょうか。

歌の大会予選に出るぞ!!

2012年01月26日 13時15分30秒 | 日記
今度の日曜日、ある町で開かれる歌の予選会に申し込んだ。

初めての挑戦で、どうなることか不安でもあるのだが、この年になったら何でもチャレンジ精神で行こうと決めた。

ギターを弾いて歌うことも考えたが、無難に歌謡曲=演歌にした。歌は吉幾三の「酔歌」。

100人出場の25人決勝大会進出という。決勝大会の審査員はプロの歌手が審査するらしい。

こういう経験はないので、”当たって砕けろ”で行くしかないと腹を括っている。但し、いくらか練習はして行こう。

昨夜カラオケで4,5回歌った。続けて歌ったので、途中喉が痛くなりのど飴を嘗め嘗め、練習。

♪ポツリポツリと♪ 降り出した雨に♪

♪男はなぜか ♪女を思う

この次は何だっけ、歌詞やっぱり覚えとかないといかんかなあ?・・・

2分30秒で演奏はフェードアウトするらしい。ちょうど2番の終わりのところ。

ここまでは完全に暗記しておくべきか

まさか退職してこんなことをするなんてそれこそ想像していなかったことだ。



田中正造と南方熊楠

2012年01月23日 10時08分38秒 | 日記
昨夜、Eテレ10時から1時間半の放送で、「森と水と共に生きるー田中正造・南方熊楠」があった。

随分、彼らに関する本は購入し読んでいる。

の中では近代における日本を代表する大偉人と考えている。

どちらも現代日本の「陥穽」を1世紀前に予言している。
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私は水俣で中1から高校(出身高校は鹿児島県立出水高校で通学は蒸気機関車で汽車通を3年間)を出てさらに1年間自宅浪人しているのでそれを含めると7年間生活している。

水俣病問題が発生し、また労働争議の最後の決戦場になった場所である。三井三池争議の後、チッソに焦点は移っていったのだ。もちろんいずれも労組側の敗北に終わるのだが・・・

大学を出て社会科教師になって、自分のテーマとして「戦争と平和、環境(水俣病問題を中心に)、そして差別(差別を中心に)」を考え授業してきた。

私学の教育研修会全国大会の開催地に熊本が選ばれた時、社会科の担当校=事務局を引き受けた時にフィールドワークの選定を水俣を推挙したのも私だった。

田中正造は今から120年くらい前に栃木の足尾銅山の鉱毒事件を告発し、被害民と一緒になって死ぬまで闘った人である。一人で艱難辛苦を背負い、国会議員として国家社会の切実な問題として訴えた。そして明治天皇に直訴まで行っている。

彼の偉さは決して社会的な地位であるとか、名誉、経済的豊かさへの誘惑に負けなかったことだ。それは人間として凄い

南方熊楠はその巨大な「知」に対する憧れがある。その勉強の努力と類稀な記憶力、そして理論を立証するべき検証作業の緻密さ、粘り強さは途方がない。

彼の論文は国内では知られていないし、評価も低いのに世界では「ネイチャー」紙上に何度も発表掲載され大きな絶賛評価を得ている。

正造と重なることは彼の粘菌のフィールドであった熊野の森が「神社合祀令」によって荒らされることに看過できなかったのだ。そこで彼は妥協を許さず、全国の神社の境内にある樹木や背後の鎮守の森を守るために立ち上がった。それも孤独な闘いで、時に権力と正面から衝突して、逮捕されるという経験も持っている。正造の天皇直訴事件と同じだ。

番組のまとめに哲学者中沢何某がこう言った。近代の個人は権利としての自由を獲得した。しかし、その前に存在する「自然公共の大益」を毀すような権利は避けなければならないのだ。

人智はその自然の公共性に気付かなければならない。

「お入らずの森」(鎮守の杜)とは立ち入りを拒む場所のことで昔々の日本の姿が凝縮されている。

森は宇宙の神秘と複雑精妙が存在するので決して人間社会から失われてはならないのだ

現代においてもその構図は少しも変わらない。政治・行政は産業社会の経済の利益誘導に引っ張られ、癒着を深め、必要のない事業を起こし、金を落とすことに必死。口ではきれいごとを言いながら、裏では地元の建築土建その他の業者と結託している。

畑がいつの間にか宅地や工場用地に開発され、森が別荘地開発のために切り拓かれていく。

私の住んでいる土地は昔茶畑であったらしいが、そんな開発によって宅地化され、それを購入して住んでいる。人間が生きることってのは自然からすると罪悪なんだなあー自然の環境を取り戻すことなんてできやしないし、せめて今ある姿をいかに努力して確保するかーそれが当面の環境保全の目標。

それにしても福島原発の放射能漏れの害毒の大きさは途方もない。


夢の奔放さ

2012年01月22日 11時55分49秒 | 日記
気持ちのいい夢を見た。

朝方6時頃トイレに起きた後、宮部みゆきの時代小説の文庫本を1時間読んで、また眠った。恐らくその後に見た夢なのだろう。

何故かバドミントンのコートに立っている。

ダブルスの試合で教員時代の先輩、K氏と組んでいる。彼は陣内貴美子や宮村愛子、前田美雪(スエマエのマエの方)を育てた監督で、何度か練習で鍛えてもらったことがある。但し、一度はそのまま腰をやって病院に担ぎ込まれるという事態になってしまったが・・・

試合は全国大会の決勝戦。とんでもない緊張の中、K氏のリードでとうとう優勝してしまった。

その凱旋披露を学校の体育館で行っている。特別表彰をしてくれるらしい。

生徒が並んでいる横に一緒に整列。横にいる顔馴染みの高校生に自慢気に喋っている。ドンナモンダイ

意識の下層でこんなこと現実にはあり得ない。夢なのだろうか、夢でもこんないい気分味わったことないぞ。夢なら覚めないでくれと念じた途端に目が覚めた。

しかも試合で右足の腿の筋肉を傷めているではないか。試合途中で相手のヘアピンに対応するために右足を前に大きく振り出した時に内側に筋肉を捻ったか、筋を伸ばしたか・・・

きっと布団の中で足をガバッと動かしたんだろう。

朝起きてから、シップを貼った。しかし、どうもくっ付かないのだ。それを見ていた妻が私の穿けなくなったパンティーストッキングを使えば・・・といって両足をちょん切って、ウエストの部分を右足に入れてみたらちょうどOK

ストッキングでシップを固定して、先ほどまで畑で作業していた。今朝はタマネギの追肥。5,600個植えているので追肥も大変なのだ。

昨日畑から青物を全部採りいれて、ついにこの冬に食べられる野菜が畑から消えた

この一週間は温暖な毎日だったが、来週は寒くなるそうだ。

また雪が積もるのかなあ・・・

春よ来い、早く来い